ここ数年毎年冷え性に悩まされている、ような気がします。
がしかし、ふと思ったんです。
「実家に住んでいた時って、毎日風呂沸かして湯船に入ってたな・・」
ということに、若くて代謝が良いはずの10代の実家時代ですら、毎日湯船に入っていた事を思うと、
「もしかして、外から温める必要があるんじゃないのか??」
という当たり前の事実に気づきました。
冷え性は、湯船に入って外から温めましょう。
日本家屋は隙間満載で外と同じ
観光地などで古民家を見たときにいつも思う事があります、
「これ、、、隙間スゴイけど冬どうやって寒さしのいでたの??」
という謎です。
今でこそ断熱材満載、アルミサッシの性能向上により、家の中は画期的に暖かくなりましたが、
伝統的な日本家屋というのは、隙間風ビュービューの外と基本的に気温が変わらない、のがデフォルトです。
私の実家も家の中はめちゃくちゃ寒かったですし、一人暮しをしていた時の部屋も寒かったですし、今住んでいる所も築30年以上ですから、、、めちゃ寒いです。
こんな状況で日本人はどうやって冬を越してきたのでしょう?
湯たんぽ、電気カーペット、羽布団・・・
寒い日本家屋で冬を越すために、いろいろな道具が開発されてきました。
湯たんぽは寝る時に足が寒くて寝れないから足元をあっためる為に作られたものでしょう。
電気カーペットはクソ寒い部屋の中でも暖かく過ごすためのものですし。
羽布団があれば、極寒の地でも布団の中は極楽です。
これらの道具は、私が子供の頃からありました。
そうなんです、子供なら、若いなら、冷えないわけじゃないんです。
最近久々に電車に乗った時に若者が足を出しているのを見て(男も)、
「若いと代謝がよくて寒くないんやなぁ・・」
なんてアホな事を思っていましたが、昔、そういえば私も若かったのですが、電気カーペットや羽布団で寒さをしのいでいた事を思い出しました。
要するに、若くても、冷えてたんです。
日本人の冷え対策、風呂に入る
西洋人は肉食いすぎてるからか知らないですが、やたらと体温が高いので冷えなんてものとは無縁でしょう。
日本人はさほど体温は高くないので、末端はそれなりに冷えるはずです。
では寒い家の中、どうやって耐えていたのか?というと、
湯船に入って外から体を温めていた
と考えるのが自然です、西洋人は湯船に入らなくても体温が高く、家はそれなりに断熱性が高いので耐えられたでしょうが、
日本人の寒い部屋では、風呂に入って体を外から温めないと冷えてしょうがなかったはずです。
結果、日本時の冬の冷え対策は、
風呂(湯舟)に入る
というのが一番効果的なのです。
シャワーだけで終わらせたら冷えは解消できない
私は実家に住んでいた20年以上前は毎日湯船に入っていました。
年月が経ち、、知らない間にシャワーを浴びるだけになって、それが普通だと思うようになりました。
結果として、毎年冬になると、足の冷えに悩まされるようになっていたのです。
ミニマリストの防寒対策として、
なんやかんやと検討していましたが、それもこれも、3点ユニットバスだったために湯船をはる気にならない → 外から足を温める事ができない。
というのが、冷えの最大の原因だったのでした。
節約節約言うとらんと、冬は素直にガス使って湯船はりましょう
湯船をはる、ということはガスを使う事でもありますから、節約家の私としては、ちょっとう~~ん、となる行為です。
がしかし、一人暮しならまだしも、二人暮らしならば相方が気にせず湯船をはってくれる事があります、この場合は、私の力の及ばない(?)ところですから、
素直に風呂に浸かって足を温める事ができます。
結果、、、しもやけ状態で痒かった足が、すっかり良くなりました。
3点ユニットバスでお湯を入れるのが難しい場合は、
銭湯に行ってみたり(1年前もおんなじ事で悩んでいたらしい・・)
タダで入れる足湯などもありますから、ゆっくりと足を温めると冷えの解消になってよいですよ。
冷えは加齢によるものだけではありません、自分のむか~しむかしを思い出せば、いろいろと工夫していた事を思いだせます、毎日風呂に入っていたなら、その習慣を復活させるべきかもしれないし、
寝るときに足元に小型のこたつを使っていたなら、それもやっぱり使わないといけないのかもしれません。
あんまり節約節約って言ってると、何時までたっても冷え性は直りませんよ。
さらに思い出すと、冬は毛糸の靴下を履かされそうになったり(ダサいから拒否しましたが)しませんでしたか?毛糸の靴下って、要するに、ウールの靴下ってことですから暖かいんですよね。
いろんな方法で冷え対策していたわけなんですね、一時期ちょっと断熱性が優れた家に住んでしまったがばかりに、大事な小手先の対策をすっかり忘れてしまっているんでしょうね。
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