ここ3年ほどかけて健康診断の結果が悪化しております、ついに1年前にはヘモグロビン(鉄分)が不足してD2判定(要精密検査)という判定をいただきました。

1年ほどほっといて、先日献血センターで献血をしようとしたところ、、

相も変わらず鉄分が不足(11.5g/dL)していて献血できず!!
という事態となりました。
これはイカン、また健康診断でD2判定くらって、なんだかよくわからん産業医のおじさんにごちゃごちゃ言われる、、、ということで真面目に調査する事にしました。
私のスペックはこちら
身長/体重=約170/57、アラフォー、数年前にピロリ菌がいる事が発覚、普段は白米ではなく玄米を常食、基本清涼飲料水は飲まない(サウナや運動の後のアクエリくらい)、という基本的には健康的な男のはずで、さっぱり原因不明です。
現状の調査した内容は、
1.食事改善 → 上記結果の通り改善せず
2.内科での胃カメラ → 胃潰瘍等の不具合なし
3.内科での大腸内視鏡検査 → ポリープなどの不具合無し(ちょっとした切れ痔くらい笑)
4.ピロリ菌除去 → とりあえず除去して結果を見る
という状況です、1~3までの状況では原因はわからず、という状況ではありますが、アラフォーの男の健康診断D2判定の調査内容と結果をお伝えします。
鉄分不足の食事改善とは?
鉄分不足で検索すると出てくるのは、
鉄分の多く含まれる食物を摂取しましょう
です、さて、鉄分の多く含まれる食物って?となると、大体決まってます。
・レバー/・小松菜やホウレンソウ/・白米やうどんなどの白い炭水化物よりも玄米やそばなどの茶色い炭水化物
です、ふ~んということで、普段玄米やそばを常食していますが、夕食と弁当にほうれんそうや小松菜を追加し、献血の2日前くらいにやきとりやでレバーを食って、献血センターへ赴きました。
結果は、、全然ダメ
献血の基準であるヘモグロビン12.7に対して11.5、、、健康診断でD2判定をくらった時の数値よりも悪いです。
これだけ食事を改善してもさらに数値が悪化しているという状況は、、検索すると不幸な病名がいろいろと並んできます。
胃潰瘍、大腸からの出血、最悪は大腸がん・・
これは何かおかしい、どっかから血漏れてるなってことでついに約3年以上ぶりくらいに内科へお世話になる事を決意しました。
内科の初診日に内視鏡検査実施(胃カメラ)
適当に近所の内科を検索して、会社を有給を取り(通院といえば堂々と有給がとれる)一応、朝食を抜いて内科へ赴きました。
本日はどうされましたか?の問いに、
健康診断で要精密検査の所見となったため検査をしたい
ピロリ菌除去の相談をしたい
と伝えて医師の診察を受けました、、医者は、
「ああ確かにヘモグロビンの数値が悪いねぇ、自覚症状がなくても胃潰瘍の場合もあるから内視鏡検査しますか、今日できます?」
みたいな感じなので、了承して胃カメラを受ける事に、
胃カメラは鼻からの方が楽
胃カメラを受けるときには3種類の方法があります。
口から入れる/鼻から入れる/安定剤を使って意識がない間に検査する
このうち、安定剤を使う場合は1日運転を禁止されますので、田舎の場合は実質不可能です。
では口からor鼻から どっち?
となるわけですが、これはもう圧倒的に鼻からが楽です、なぜなら鼻からのほうが細いから。
私は5年以上前口から胃カメラ入れましたが、嗚咽しまくって、食道の違和感により後日風邪をひきました。
なので鼻からがベターです。
上手なお医者さんなら胃カメラは楽
今回訪問した内科の医者は胃カメラ歴20年以上のベテラン選手ばかりだそうです。
鼻の穴を広げる薬を吸い、その後鼻を麻酔していざ胃カメラ挿入です。
喉付近を通るときに一回嗚咽しましたが、その後は特に苦痛もなく検査終了です、ただ涙はだだ漏れですがね、、
医者も、「私は上手だから、問題がある場合はあなたに問題があるよ」
という軽口も叩くほど、たしかに特に苦痛もなく胃カメラ終了です、そして、結果は、
特に問題なし
でした、一応5年ぶりにピロリ菌の検査もしてもらいましたが、勝手にいなくなるわけもなく、ピロリ菌はしっかり居すわっておりました。
原因は胃じゃない、、となると次はどうするかというと
大腸検査をその場で決定
胃には問題ない事が判明したので、さて次はどうしますか?となったときにまず提案されたのは、
検便をして血が混ざっていないかを調べる
というものでした、しかし、1年前の健康診断でも検便はしていて特に所見はないので、やってもムダだろうということで話をすると、
じゃあ大腸内視鏡検査だね
ってことになりました、言われたのは、大腸内視鏡検査をやる覚悟はある?ということです。
ん?どういうことですか?と思ったのですが、どうも、大腸内視鏡検査を行う場合はポリープがあった場合はその場で切除する事も可能で、この処置はいわゆる”手術”に当たるそうです。
ですから、人によっては、検査はちょっと・・・手術はちょっと・・・と言って躊躇する方もいらっしゃるそうな。。
私は今回はお金かけて真面目に検査するつもりなので、はい、やりますってことで即答、では後日やりましょうってことで予約して大腸内視鏡検査へ望みます。。
というのが内科での初日、薬は特に処方されていないので次回に使う下剤を受け取って、さて、お楽しみの診察代はというと、
約10000円也!
・・・やっぱり病院は高いですなぁ。。
大腸内視鏡検査をするための準備は、過酷だ
大腸内視鏡検査と難しい言葉でかくとわけわかりませんが、簡単に言うと、
穴からカメラツッコむ
ということです、私は昔々検査の為に指を突っ込まれた事はありますが、カメラを突っ込まれるのは初めてです。。不安でいっぱいですが、検査を受ける為には準備が必要です。
その準備とは、下剤を飲んで腸の中を空っぽにしなければなりません。
そのために渡された薬は二つ、一つはちっちゃい容器に入った下剤で、前日の寝る前の飲んでくださいとのこと、
ちょっと待て、寝る前に飲んだら寝てるときにもよおすんじゃないの?と思いましたが、結果は朝起きたらもよおして、普通に下痢でした。。。
さてお次は、巨大な下剤を飲む事になります、とある粉を1800mlの水で溶かし込み、1時間くらいの間に全て飲んでくださいというもの、現物はこれです。。


この大量の水を飲みまくります、そうすると・・・
めっちゃもよおします・・・飲んでいる間も、飲み終わった後も、、、大体目安は5回くらいで水になります、私の場合は7回くらいもよおしてもう、、、穴が痛くなりました。。
大腸内視鏡検査で喘ぐ
水を出しまくって、しんどい思いしながら病院へ行って、いざ検査室へ通されました。
穴側に穴の開いているパンツをはいて、ベッドに横になって、先生を待ちます、この待つ時間が憂鬱なのですが、もう、私にできる事は待つだけです。。
やがて先生がやってきて、まずはおもむろの指を突っ込みました。
「うん、入り口は問題ないね」
とのこと、、ただ、こっちとしては指ツッコまれているので、思わずおわっ!!って声がでます。。
そのあとはついに内視鏡が穴に突っ込まれいきます、まずは軽くいれて、ちょっと出し入れをします、、、当然ながらおわっ!!と声が出まくります。
ある程度なじませたあとは少しづつ奥に挿入されていきます、、なんかよくわからんけど、中で曲がっているのを感じながら、、、
私はカメラの映像を見ながら、
私「どのくらい入れるんですか?」 先生「今、20cmくらいやな大体1mくらいや」
とか、
私「これポリープあったら切ってるの見る事になるんですねぇ」
先生「いや、別にみんでもええよ」
などの無駄口をたたきまくり、曲がるときには、
私「おお~なんか当たってる~」
と声を上げまくり、かなりうるさい患者になってしまいました。
なんだかんだで検査が終わり、結果はというと、
特に問題なし、ちょっと切れ痔くらい
という結果でした。。
とりあえずピロリ菌を除去してみるか
胃、大腸が問題なかったために、貧血の原因は今だ判明せず、診察では、
先生「もしかしたらピロリ菌が悪さしてるかもしれんから、とりあえず除去して様子みよう」
ってことで、ピロリ菌除去へ移行です。
ピロリ菌の除去は7日間連続で飲み薬を飲み続ける事になります、薬はかなりカラフル。。

7日分の薬をもらって、お楽しみの診察代はというと、
約6000円
ポリープが無かったので手術にならなかったのでリーズナブルでした、手術する場合は2万くらいになるそうな。
ちなみに、ピロリ菌除去の事を検索すると、保険適用にならない場合もあって高くつくという話もありましたが、私の場合は原因不明の為に保険適用となったのでしょうか、、助かりました。
ピロリ菌除去中
さて、とりあえずはここまでです、毎日大量の薬を飲んですっかり薬漬けですが、はたして貧血の原因はピロリ菌なのか?
取り急ぎ7日間の薬漬けの期間は終わり、一旦内科を受診するも、
医者:「副作用はなかったですか?」、私:「まったくなにもありません」、医者:「そうですか・・」
というやり取りが一瞬だけ行われて、次回検査するには1か月後である必要があるということで、1か月待ち期間となっております。。。
ピロリ除去しても貧血直らず
ピロリ菌を除去した後の検査では、
・ピロリ菌おらず
でしたので、次の健康診断はバッチリ!と思ってたら、やっぱり
・貧血でD2判定
でした、どうもそういう体質になったみたいなので、献血や健康診断で良い点数を取るのはあきらめました。
特に体に支障はないですし、まあ、ええかなと。。
コメント