12月、サラリーマンや公務員にとってはボーナス月という事で気持ちがふわふわしている人も多いでしょう。
私もサラリーマンですから、ボーナス出る出ないでやんや言うかというと、
「今年も運よく出たか、、じゃあ全部投資に回すか・・」
ということで、使い道はほとんど決まっていますし、なかったらなかったで、まあ、しょうがないよね。
といった状態になっています、それもこれも、
・ボーナスが出なかった時期を知っている
からであり、ボーナスってのは、必ず出る物ではないと認識しているからです。
ボーナスをあてにして生きていませんか?出なかったとき家計は破綻しませんか?
毎月の給料だけで生計を立てれば、運よく出たボーナスは自分の経験や自分への投資に使えるのです。
ボーナスが出なくても労働基準監督所は何もしない
ボーナスが出ないとなったとき、
「約束が違う!」
と憤って労働基準監督所に訴えるとどうなるかというと、
「ふーん・・」
で終わる可能性があるようです。
というのも、毎月の給料というのは払わなければならないものですが、ボーナスというのは臨時のモノだからですね。
だから、企業は給料を上げるのではなく(いわゆるベースアップ)ボーナスを増減させて利益が出た時や成績に連動させるわけです。
なぜなら、ベース給料を上げちゃうと、払えなくなった時に大変だからですね。
ボーナスが出なかったら破綻するような家計になっていないか
ということは、しがないサラリーマンはボーナスが出なかったとしても文句は言えないわけです。
もし、ボーナス払いや、毎月の生活費の補填をボーナスで行っていたとしたら、、
ボーナスが出なかったら家計破綻ですね。
そんなことにならないように、毎月の収支が確認できているでしょうか、、
私は、ボーナスが出なかった時期を経験していますから、今やボーナスは生活費のあてにしていません。
以下記事で計算したウォールチャートにボーナスを計算していないのもそういう理由です。
可能な限り、、ボーナスをあてにしない家計を目指したいものです。
家計に影響がない場合、好きに使えるが、使い方は要注意
ボーナスを家計の補填にしていなければ、全てを好きなように使えます。
ここで、生活水準を上げる事に使ってしまうとどうなるでしょう。
生活水準を上げる為に使うのは下策
引越し費用にしよう!として家賃の高い場所に引っ越したとすると、
・毎月の固定費(家賃)が上昇して収支が悪化
しますし、頭金にして住宅ローンなどを組んだ場合、
・毎月借金の返済に追われる
という、身もふたもない事になります。
自由に使えるからといって、生活水準を上げる為に使うと、ボーナスが出なくなった時に苦しむだけです。
ならばどうするか。
自分への投資やその他投資に使う
お金というのは物だけではなくて、他にもいろいろと使えます。
・自分の経験や知識となる事
に使うとするならば、形ある物にはなりませんが、自分の知識や経験になって、未来永劫失われる事はありません(痴呆症にならないかぎり・・・)し、
・株式投資やその他副業の原資
にするならば、減るかもしれませんが、上手くいけば増えます。
さらに、副業の為に使った場合、もし失敗したとしても自分への経験値、という無形の財産になります。
物はそのうち飽きますが、経験はなくなることはありません。
運よくもらったボーナス、使い方要注意です。
物を手に入れる考え方から卒業しよう
私も数年前までは、ボーナスが出たら、、欲しい物リストを作って浮かれていました。
今はどうなったかというと、
・物よりも経験にお金を使った方が幸福感が大きい
という認識になっていますので、物を買おうという気がなくなりました。
・・・高い車を買ってすぐ売ったり古い車を買ったのは、これらの車に乗ってみる、という経験を買った、と認識(自分に言い訳)しております・・・
高価な物を買って、数年後、十年以上後に買った値段よりも高く売れるならば投資ですが、買った瞬間に値段が下がる物を買うのは、消費なのか?それとも浪費なのか?
こんなことを考えていると、、、経験や自分への投資(副業への投資含め)に使うのが最も最適なのかな、と今は考えます。
出なくてもおかしくないボーナス、出たならばラッキーと思って、有効活用する方法を考えてみてはいかがでしょう。
と考えられるかどうかは、まずは毎月の収支を給与内に抑えることから全てが始まりますが。。。
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