プリムスのフェムトストーブというアウトドア用のバーナーと、キャプテンスタッグのこれまたアウトドア用のラーメンクッカーを使って、いろいろと試行錯誤をしました。
関連記事:フェムトストーブとラーメンクッカーで玄米を炊きたい → 炊くことは可能!
玄米が炊けるのですから、当然ながら白米も炊けます。
ちょっと考えたら一般的には白米を食べてるのだから、白米は炊けるのかいな?
と疑問に思ったので知人に白米を分けてもらって試してみました。
結果としては、当然ながら白米は炊けますし、玄米よりも圧倒的に簡単でした笑
白米は玄米よりも炊くのが簡単
白米を炊くのも玄米を炊くのもやり方は一緒です、玄米と白米の違いはというと単純に、
吸水率が違う
ということです、玄米の方が水を吸い込みにくいので、一晩水に浸ける、などというめんどくさい作業が必要になるわけです。
白米は玄米より吸水率がよいですから、フェムトストーブ+ラーメンクッカーで炊く際には、玄米よりも簡単です。
手順は本当に簡単です。
沸騰したら○○分弱火で加熱するだけで出来上がり
白米を炊く手順は、玄米と同じです。
分量を正確に量り、正しい時間火にかけるだけ
です。
今回私は0.5合の米を炊いています、手順を紹介します。
テキトーに米を洗う
玄米に対して白米の最大のめんどくさい点は洗わなければいけないことです、まあ、気にしなければそのままやっちゃってもいいのですが、適度に洗っておきます。
洗った白米をラーメンクッカーにぶち込みます。
そこそこ真面目に量った水を入れる
洗った白米にまあまあ真面目に量った水を入れます、とある量りで見たところによると、白米1合(180mg)に対し、水は200mlと記載されていました。
なので0.5合(90mg)に対しては100mlのはずだ!ということで(約)100mlの水を入れます。
水をラーメンクッカーにぶち込みます。
沸騰するまで火にかける
分量をそれなりに真面目に量って入れたあとは火にかけます。
まずは水が沸騰するまでフェムトストーブの強火にさらします。
つまみを回すとかなり強力な炎が出ますが、ここで注意必要なのが、あまりにも強火にすると米が焦げやすくなります。
というのも、フェムトストーブは1点集中型の炎を出方をしますので、中央部分に火力が集中します。
このあたりは炎が広がるタイプのバーナーを使えば焦げにくくなるかもしれません。
テキトーに加熱すると、水が沸騰してきます。
沸騰していますね、ちなみに、蓋はめちゃくちゃ熱くなってますので、箸などを使ってなんとか蓋を持ち上げます。。
弱火で水分が飛ぶまで加熱して出来上がり
水が沸騰したらつまみで火力を調整して弱火にします。
この弱火の調整がなかなか難しいです、弱くしすぎると火が消えますし、しっかり弱火にできていないと米が焦げる原因になるはずです。
今回はだいたい12分くらい加熱しました、そうすると水分が飛んで、いい感じに米が炊きあがっています。
炊きあがってます、今回はやや柔らかめでした、相変わらず中央部分は焦げていますが、これはフェムトストーブの宿命かもしれません。
なぜ自宅でアウトドア用品を使うのか?
炊飯器使えば?という声がいろんなところから湧いてきそうですが、、なぜ私がこんなめんどくさい事をするかというと、
ものが減らせるからです(正確には小さくできる)
下の写真は1.5合炊きの炊飯器と今回のセットを並べた写真です。
確かに炊飯器は小さいのですが、それ以上にフェムトストーブ+ラーメンクッカーのサイズが小さい事がわかります。
ラーメンクッカーでは1合が炊けるかどうかがわかりませんが、実際のところ私が使う分には1合も炊くことがありませんので、このセットで十分なのです。
圧倒的なモノの小ささ、場所の節約、これが自宅でアウトドア用品を使う理由です。
家族持ちの人はキツイでしょうが、一人暮らしなら検討の余地あり!?
一人暮らしを始めるといえば、たくさんの家電を買う必要があると思ってませんか?
電子レンジやら、冷蔵庫やら、炊飯器・・・
電子レンジも湯煎すれば温められるモノがありますし、炊飯器は上記のような小さいモノで炊く事ができます。
わざわざ余計なモノを買わなくてもよい、ということにほかなりません。
ついでに、キャンプや登山に行ったときも使えますので一石二鳥です。
家族持ちの方にはおすすめできませんが、一人暮らしの方であれば検討の余地あるんじゃないかと思いますがいかが??
ちなみに、キャプテンスタッグのラーメンクッカーはステンレス製ですから、IHでも使えるのが地味に役たちます。
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キャプテンスタッグのラーメンクッカーはIHで使える、さらに茶碗の代わりにもなる
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