掃除をしない人間を知り、借り物は綺麗に使おうと思う。

 ボロマンションの一室を賃貸に出して約半年、最初の入居者が退去する事となった。

 自分としてはアパートから引っ越した事があるので、まあ、それなりに綺麗にしてから退去したものだが、世の中はそんな人達ばかりではない。

 今回はベトナム人に部屋を貸していた、どんなもんかと楽しみであったが、そこは想像を絶する空間が待ち受けていたのである。

 掃除をするという概念が無い人間が確実に存在する。

 

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ユニットバスの惨劇

 管理をお願いしていた不動産屋が事前に部屋を見て教えてくれていた。

不動産屋:「トイレは覗かないほうがよい」

 その不動産屋が言うには臭すぎて吐き気を感じたという。

 そんな事を言われて見ないわけにはいかない、どんな惨劇が繰り広げられているのか、私は楽しみに見に行ったのだ。

 そこには、、

 一度も掃除をしていないような汚れが付着していた。。

 この光景はどこかで見た事がある、と考えていたが、思い出した。

 今年行った中国工場の作業者用トイレの状況だと。。。

 掃除をしていないトイレっていうのはこういうかんじだったなぁ~と感慨深く見ていた。。

 ただ、不動産屋の言う匂いについては、大した事はなかった、どちらかというと最初から設置しておいたピーチの芳香剤の匂いがほのかに香っていたのだ。

 素晴らしい芳香剤である。

 確かこれであったと思う、ベトナム人の匂いにも勝る最強の芳香剤である。

 ちなみにベトナム人はバスカーテンというものを使わないらしい、タダで置いておいたのに設置されていなかった、どんなシャワーの浴び方をしていたのだろうか、想像しただけでも恐ろしい。。

 

キッチンや冷蔵庫、レンジも汚い

 キッチンはまあわかる、油の多い物を作ったんだろうなという想像はできるが、冷蔵庫の中がやたらと汚いのである。

 なんで冷蔵庫の中が汚れるのであろうか、、まったく意味不明である。

 ちなみに私は現在冷蔵庫の電源は入っていない、中に何も入っていないからである。

 ちなみにキッチンはこんな感じ

使用後

 側面の焦げはいったいなんなのだろう・・・意味不明である、何を作ったらこんな事になるのか。。

 ちなみに私はIHは恐らく半年以上は起動していない、なぜなら、自宅で自炊をしないからである。。

 

ベッドが壊れている

 確かに設置したベッドは折り畳み式でそれほど頑丈な物ではない、しかも中古であった。

 それにしてもなぜこんなことになる。

破損したベッド

 鉄の軸が折れている、、、簡単に折りたためるようにと、強度の無い側を座りやすい方向に設置してしまった私のミスである。

 恐らくものすごい勢いでベッドにダイブしていたのであろう。

 しかも入居者のベトナム人はあまり日本語が得意ではないらしい、ベッドがぶっ壊れたところでそれを伝える術を持たなかったのであろう。

 ぶっ壊したのであれば連絡くらいほしかったものである。

 

借り物を粗末に扱う人間が沢山いる

 上記の惨劇を見るに、この世には借り物であろうが粗末に扱う人間が必ずいるという事である。

 今はもう借りないので現状は知らないが、過去はレンタルDVDやCDなどはどうやったらそんなにディスクが傷つく?というような状態の物が多数見受けられた。

 借り物=自分の物ではない=適当に扱ってよい、という論理なのだろうか。

 借り物を大事に扱えない人間というのは、恐らくは物を大事に使った事が無いのかもしれない。

 物の取り扱いというものをまともに考えた事がないのであろう、そこにあるのは物を大事に使えば長持ちするという事実を体験したことがないのであろう。

 私がこのことを強く体験したのは、結婚していた時に購入したマンションの1室が10年経った今でもかなり綺麗に保たれているという事である。

 掃除を全くしない隣の部屋と比べると雲泥の差である。

 以前書いた記事があった、、かなり適当な記事であるが、なんか自由に書いてたなとも思える。。

 物を大事に使えば長持ちする、それは住まいも同じである、そしてそれは人間や動物も同じなのである。

 

どんな状況からでも学びがある

 今回の賃貸物件の状態からみると、ひどい目にあった、という見方が一般的であろうが、私の捉え方は違う。

 ・世の中にはいろいろな人がいるという事が学習できた

 という事に尽きる。

 私は週1回は掃除をし、部屋を綺麗に保っている、そして、それが当然の事であると思っていた。

 しかし、掃除をするということは当たり前の事ではないのである、まったく掃除をしない人間もいるのである。

 私は家賃+共益費で24000円の物件に住んでいるが、基本的にそのような格安物件(私が貸し出している賃貸物件ももちろん格安物件である)に住む人間というのは、それなりに雑な生き方をしている人間ばかりなのであろう。

 物を大事にしている人間は自分の事も大事にしているのである、物のメンテナンスと同時に自分の体や精神のメンテナンスもしっかりと行っているのである。

 人間性が先か、物を大事にする気持ちが先か、どっちが先かはわからないが、今回の賃貸物件の惨劇を見るに、自分の生き方について再度考えさせられてしまった。

 ・勤め先の資産や備品を丁寧に扱えているのか?

 ・スーパーマーケットのイートインスペースの椅子や机を丁寧に扱えているのか?

 ・図書館で借りてきた本を丁寧に扱えているのか?

 ・フィットネスジムの器具を丁寧に扱えているのか?

 ・地球の資源を丁寧に扱えているのか?

 考えればきりがないが、物を丁寧に扱うというのは自分を丁寧に扱うという事、そして他人すらをも丁寧に扱う事につながると信じている。

 

 ・・・てゆうか、たのむから綺麗に使ってくれ・・・

家事
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ミドフォーミニマリストの独り言

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