天気の子を見て我儘と思うか、それともこれでいいんだと思うかは自分の考え方しだい

独り言

天気の子がAmazonプライムビデオに登場しました。

私は映画館で見たような記憶がありますが、あんまり覚えてないので見てみましたがこの映画はやはり、、

・現代人よもっとわがままになれ

と言っているように思えますし、

・もっと好きに生きればいいんだよ

とも言っているように思えます。

最初に見たときは、私の脳みそは勤め人思想に支配されて死んでいた為、この映画の感想としては、

「勝手な事言うなよ・・」

なんて感じでしたが、今ならこう思えます。

「他人の事なんか気にすんなよ」

と。。

以下、まだ見ていない人はネタバレを含みますのでご注意を。

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映画を作った人の言いたい事ってなんぞや

映画を作る人というのは、なにかしらの主張を映画にのっけているはずです(たぶん)

天気の子を表面から眺めると、

・ああ~きれいな映像だねぇ、、

なんて感想が持てるのですが、当然ながらキレイな映像や都会と自然の調和といった都会の中にある美しさ的なのを表現したいだけじゃなくて、

私の薄っぺらい脳みそでは想像しえない深い思いが映画には込められておるはずです。

その裏側を少しでも感じたいじゃあないですか、、、勝手に想像してみます。

天気の子の概要

天気の子の概要をちょ~ざっくりと紹介すると、(めっちゃネタバレします)

主人公1は高校生の男の子、島に住んでるがなにやら嫌な事があって東京に家出してきた。

主人公2は18歳(といいつつ実は15歳)で弟と二人で生活している女の子、親が亡くなって二人で頑張って生きてる。

男の子は家出してきたはいいものの、都会の冷たい世間にやられて困ってたところを、

優しい(という名のいいように使われる)大人に拾われてなんとか生活をする、ところに、女の子と出会うが、その女の子には実は特殊能力がある、と、その能力はというと、

舞台の東京は最近、やたらと長雨が続いているが、女の子が祈ると・・・

晴れる(ので天気の子)

ということで、この能力を使ってお金を稼ごう!となったはいいが、この特殊能力には実は限界があった、、

女の子は晴れさせるという行為を行えば行うほど、空に取り込まれていき(ふぁんたじーだねぇ・・)、しまいにはこの世から消え去ってしまった。(その結果東京は普通の天候に戻る)

とうことは、女の子が特殊な事情により東京の天気を左右する存在になってしまっており、女の子がいなくなれば天気は通常になり、女の子がいると、異常気象のままになる。

さて、男の子はどうする?

となったときに、主人公は、

「この世なんか狂ったまんまでいいんだ~~~」

っつって、女の子を空から取り戻しました、、結果、東京は雨が降り続けてだんだん水に沈んでいきました・・・

とまあ、こんな話です。

めっちゃ我儘?それとももっと自分に正直に生きろ?

上記のざっくりストーリーでは訳が分からないと思いますが、、、

要するに主人公は東京の天気と女の子を天秤にかけて、自分の好きな女の子を選んだわけです。

2019年当時に見たときの私の感想は、

「我儘すぎるやろ・・・」

でしたが、しかし、2022年の今思うのは、

たしかに、このくらい自分に正直になった方が今の時代はいいかもしれんな・・

という思いがします。

高度経済成長の時代は終わった、自分でどうするか考えなきゃいかん

戦後日本の高度経済成長時代は、

良い大学行って、良い会社入って、40年働けば、退職金と年金で残りの人生安泰

という時代でしたので、上記のレールに乗っとけばOKでした。

んで、大多数の人をレールに乗せていくためには、

・他人に迷惑をかけない

とか

・出る杭は打たれる

と言った感じで、み~んなと同じが是、という教育をされておるわけです。

しかし、このレールは長寿や経済成長の鈍化でぶっ壊れかかっています。

という事は、これまで通りの通説に乗っかる(人に迷惑をかけるな、我儘を言うな、自分勝手をするな)なんてのは、自分が損するだけの時代になって、自分で考えて、自分で選ばなければならなくなってきています。

だから、もっと自分に正直に生きないと、自分で決めないといけないよ!!

ってなことを、、、天気の子では伝えたかったんじゃないかなぁ・・

なんて思いながら、映画を見終わった後、

「この世なんて狂ったまんまでいいんだ~」

って相方に言ったら苦笑してましたけどね(それ、、言いたいだけやろってね。。)

ごねたモン勝ちの世の中、自分本位で生きないと損する

一生懸命やっていればいつか誰かが見てくれている・・

なんてのは良い組織と良い上司に恵まれた時だけに発生する夢のような現象です。

実際はというと、

・放置しておくと物事なにも進まない

ってのがあるあるです、結果として、

・ごねた者が得をする

というのが今の世の中の鉄則(だとしたら残念すぎるけど実際にはそうなってしまってる)です。

こんな世の中で周りに流されて縮こまってたら損するだけ、だったらもっと我儘に生きようぜ!

なんて感じなんですかね。

しかしまあ、、、このごねた者勝ちの世の中だけは勘弁してもらいたいですよね。

私は、、言われる前からせっかちに対応したいと思ってますよ、ごねた者勝ちの世の中は嫌いだからね・・・

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