私の住む地域には、
・蟹の解禁日
というモノが存在します、20年以上も住んでいながら、、、蟹の解禁日というイベントにさっぱり興味が無くてスルーしていたのですが、、今年は思いっきり体験してみました。
思うに、、、季節のある場所に住んでいるのならば、旬の食材というモノを体験するのが自然な事なのか、などと40年以上も生きてきて改めて感じるのでした。
ミッドフォーティになっても、ちょっとした事が新たな体験になるものです。。
ただ、私は節約家ですから、蟹を食しながらも思いました。
・美味しいけども、、この値段とどのように向き合うべきか。。。
答えは、、、素直になれよ!! ってことです。
旬の食材は当然ながらおいしいものだ
今回私が体験したのは、
せいこ蟹丼
というモノで、店内のポップには
・昨年7000杯食べられました!!
などと記載がされており、大変な人気がある事がよくわかります。
実際に食べてみると、、

まあ、うまいに決まっているんです、蟹丼だけでなく、漬物も味噌汁も味が薄味でちょうどよく、丼ぶりはすだちや醤油などをかけると味変して3度おいしい。
というお得な仕様です。
そして、、、お値段はというと
時価
と記載されています(私が行った時は6000円でした)
お会計は最後に行って、食べている時は値段を知らずに食べてましたが、、、値段を聞いても満足できるものでした。
季節によって食べるモノが変わるのが自然
現代はいつでもいろんな食材が手に入りますが、本来ならばその季節にしか取れない食材、というものが存在するはずです。
今(11月)で言うと、柿が大量になっていますので、柿を食べる機会が多いですが、良く考えると柿は食べられる季節が限定されている食材です。
一方でキウイなどは、どこかしらから輸入されて一年中1個100円くらいでドラッグストアに並んでいますが、これって実はおかしな話です。
日本に住んでいるならば、季節のモノを食べるのが一番自然なはずです、私が小さい頃(40年前・・)は当然ながら秋には柿が嫌というほど出てきましたし、なすびができる時期には延々と毎日毎日なすびが出てきたものです(だからなすびが一時期嫌いでした)
私の住む地域の蟹の解禁日、というのは季節のモノを食べるという自然の行為なわけで、なぜ、20年ほどスルーしてきたのでしょうか・・・謎です。
限定品には気を付けろ
旬の食材、というイベントがある一方で現代社会には
・季節限定品
というモノが沢山存在します。
これまた私の住んでる地域にある8番ラーメンというチェーン店では、トマトラーメンなるものが夏に登場しますが、これはトマトが取れる時期、旬の食材だからいいのです。
がしかし、旬の食材ではない限定品については注意が必要です。
例えば、マクドナルドの月見バーガーは、、、確かにおいしいですから私も1回は食べますが、、良く考えてみると、月見バーガーって年中作れるんですよね。。
特に旬の食材を使っているわけでもないのに、季節限定にしていたりするものがあるんです。
期間限定は人を動かすための道具の一つ
影響力の武器という本を読むと分かりますが、期間を限定する、という事は人を動かすための手法の一つです。
今日までお得な金額です、この時間限定のタイムセールです
なんてのも期間限定による、マーケティング手法です。
売る側にとっては、大事な手法の一つですが、消費する側としては期間限定というモノの種類を見極める事が大事じゃないかなぁとは思います。
タイムセールだから買うんじゃなくて、本当に必要なモノだから買う。
期間限定だからじゃなくて、旬な素材を一番おいしく食べられる時期だから食べる、と言った感じで。
各種イベントも楽しんだもん勝ち
蟹の解禁日をスルーし続けた20年
ついでに言うと、私はいろんなイベント毎もスルーし続けました。
初詣やら、、バレンタインデーやら、、ホワイトデーやら、、お花見やら、、海水浴やら、、なんやらかんやら、、、
旬の食材や期間限定商法とは違うかもしれませんが、これらのイベントは、
・誰かが仕組んだ誰かにお金を消費させる仕組み
といった穿った考え方を持った人間であるのが私でした。
だけど、、ちょっと素直になれば、
蟹はうまいし、お花見は綺麗だし出店での買い食いはうまいし、海は場所を選べばキレイなところあるしで、、、捉え方ひとつで、楽しい経験に早変わりです。
誰かが仕組んだ事かもしれませんけど、人間の行いももしかしたら自然発生的に出てきた事かもしれないから、素直に楽しんどきゃあいいのかなぁ。。
な~んて6000円(!)のせいこ蟹丼を食いながら、余計な妄想に浸った蟹の解禁初体験でした。。
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