感受性とは
外界の刺激・印象を受けいれる能力。物を感じとる能力
だそうです、この能力が強いと、この世の中の仕組みを日々の暮らしから読み解る事ができます。
しかし、感受性が弱い場合は、人の気持ちを考えたりする事が苦手で、自己中心的な考え方になりがちです。
かといって、感受性豊かになる方法もわからない、どうすれば?
というときにはこれです、
・本を読んで勉強する
ということなのですね。
感受性が強ければ普段の暮らしから学べる
感受性が強い人であればどうなるかというと、
人の考えている事を普段から考えて推測して、その人が不快にならないような言動をとる事ができる。
という事になります。
少し言い方を変えると、人に気を使っている、というようにとらえてしまうかもしれません、だけど、正しく相手の事を考えられる人であれば、気を使うのではなくて、相手が本当に望む事を提供する事ができるわけです。
他にも、人との違いを素直に受け入れる事ができたりするから、些細な事でイライラしない穏やかな人であったりもします。
感受性が強ければ、普段の生活から人間とはどういうモノか、社会とはどういうモノかを学ぶ機会が多くあるという事になるわけです。
一方で、感受性が弱いとどうなるかというと、
感受性が弱いと、自分本位になる
外界からの刺激に鈍感な場合、人の事が気にならなくなりますし、世の中の変化に気づかなくなります。
他者の事を気遣えない、というよりも、他人の事に興味がない、と自分が考えている場合は、相手も自分の事に興味がないはずだ、と考えてしまいます。
お互いが相手の事に興味がなくなったら、相手の事を気遣わなくなったらどうなるかというと、この世の中は自己中心的な人達であふれて、我がままな人達ばかりになってしまいます。
スーパーのレジ等では並ばずに横入しをして、、文句を言う人達にさらに怒声で返したりする、そんな見たくもない不快な世の中になってしまいます。
人の気持ちを考える能力、感受性にはそんな一面もあるわけです。
どうやって感受性を高めるのか
もともと両親の教育などで感受性が高められた人や、育った環境で能力を身に着けている人ならば良いのですが、特に家庭環境や育った環境に問題がなくとも、他人の事にまったく興味が持てない人もいるでしょう。
私もそうでした、人に興味がなく、自分さえ良ければよいとずっと思っていました。
だけど、その気持ちが変わったのは、人との出会いもありますが、それ以上に書籍による影響が大きいというのが実態です。
感受性が強い人ならば、生きていくだけで世の中から自然に沢山の学びを得る事ができます。
感受性が弱い場合は、自分のからに閉じこもっている為普段の生活からは学ぶ事は少ないです。
日々の生活から学ぶ能力がない場合は、他の方法で学びを得る必要があるのです。
その方法が、本を読む事です。
書籍には著者の学びが凝縮されている
書籍には著者の学んだ事が沢山かかれています。
感受性の弱い自分では感じられない、学べなかったことが、感受性の強いであろう著者が感じ、学んだ事が沢山書かれているわけです。
他者の学びを本を通して知る事ができるのです。
人と話しをする事で教わる事や学べる事も沢山ありますが、人によってはさほど多くの人と関わる事がない場合もあります。
そもそも人の事に興味がなければ、人と話をする機会すらなかったりします。
本であれば、書店で買ってきたり、図書館で借りてきて読むだけで、沢山の人達の知識を学ぶ事ができるわけです。
様々な人の考えを吸収するうちに、自然と感受性は高まっていきます。
大人になっても学び続ける必要がある
大学に行ったら遊びまわれる、就職したら勉強はしなくていい。
そんな風に考えている人もいるでしょう、私もそうでした。
でもこの考えは残念ながら間違いです、大学はともかく、就職したらこれまでにした事のない事に取り組むわけですから、感受性が強いに越したことはありません。
会社同僚や上司、お客様などの気持ちを考えて仕事をする必要があります。
この時に物を感じ取る能力がなかったとしたら、、うまく立ち回る事はできません。
上手く生きていく為にも、結局は
勉強をし続ける
という事が必要になっていくわけです。
自分が普段から学びを得て穏やかな人間になれているか
周りに常にイライラしている人はいませんか?
その人を見たらあなたはどんな気持ちになるでしょう、楽しい気持ちにはならないですよね。
ならば、まずは自分が穏やかな人間になりましょう、そうする事で、周りにイライラを振りまく事はなくなります。
感受性が高ければ、、イライラしている人を見る事で自分の言動を見直す事ができます。
他人に興味がなければ、自分には関係ない、といって別の場所でイライラをまき散らすでしょう。
学びましょう、感受性を高めましょう、みんなが穏やかになれば、この世の中も穏やかになって住みやすい幸せな世の中が作れるはずですから。
もちろん私も日々勉強中です・・
コメント