サボリーマンとは、楽して給料をせしめるお気楽社員の事ではありますが、そう簡単になれるものではありません。
私は今の会社(製造業)で14年ほど勤務しておりますが、2年ほど前からサボリーマンに昇進する事ができました。
毎年3月と言えば、来期の目標設定の時期でありますが、サボリーマンの私が会得した目標設定方法をご紹介します。
ポイントはたった一つ
上司のいいなり
です、サボリーマンになるためには上司の言う事を聞くのが一番の近道です。
ただし、ホワイト企業の場合はですが・・
製造業の目標なんて毎年変わらない
私は製造業で働いていますが、モノを作るにあたって毎年毎年目標なんて変わるものではありません。
ですので、上司から降りてくる目標というのは、はっきり言って
毎年同じ
です、何か革新的な企業であったり、やる気に満ち溢れている企業であれば、斬新な目標を立てるでしょうが、何年も続いている中小企業であれば、毎年やる事なんて変わらないものです。
その中でも、”ちょっと”だけ中身を変えてくるのが上の人達の上等手段です。
この”ちょっと”に敏感に反応するモノがサボリーマンへの近道です。
ちょっとでも変えたところを目標にきっちり入れる
毎年同じ目標のなかでも、上の人達が少し頭を絞って考えだした、”ちょっと”の変化というのは、
本人たちにとっては肝入りの内容だったりします(とはいえ、たいがい大したことないですが・・)
その”ちょっと”の変化を部下が”きっちり”入れると、上司は、
ああ、しっかりと俺の言いたい事が分かってるんだな
なんて勘違いをしてくれます。
今年(2021年)だったら、まあ間違いなく
リモート対応
な~んて言葉が出てきますから、なんかしらんけどテキトーにリモートって文言を入れておけばいいわけです笑
内容を絞って作業を減らす
毎年同じ目標なわけですから、上司がちょっと追加した内容というのは、だんだん積みあがっていきます。
詰みあがったモノをそのまま追加していけば、作業が増える一方です。
そうなると、いったい何がしたいのかがだんだんボケていきますから、内容を減らす、と言うことが大事です。
目標の文言から内容を減らす場合に有効なのが、
「この項目は当然やる事なのであえて書きません」
な~んて言う感じにお話してあげると上司は喜びます、わざわざ書かなくてももはや自然にできるようになってます、なんて雰囲気を出せば、書かなくてもOKです。
(ただし、ほんとにやっていないと逆に怒らせますけどね・・)
とまあ、こんな感じで毎年同じ目標にだんだん継ぎ足されていく不毛な増殖過程を、自分でなんとか削減していくのです。
あとは上司の言うままに
部下を持つ上司というのは、部下に何を求めるかと言うと、
俺の言う事を聞くやつ
というのが一番心地よいもんです、言う事聞かないやつは論外です、だって、言う事聞かなかったら上司の仕事が増えるだけで楽にならないからです。
というのも、ある程度自分が望むポジションに上がったり、異動したりする為には、評価権や人事権のある人に取り入るしかありません。
取り入るためにはどうするかというと、、
気に入られるしかない
のです、そのためには、ただひたすら言う事を聞く、これでお気に入りの仲間入りですね。
成果ある程度、お気に入り度超重要
成果主義がどうのこうのと言われてますが、結局日本の中小企業は、
年功序列
です、この年功序列のエスカレーターにしっかり乗るためには、
評価権、人事権のある人に気に入られる
というのが一番大事なことです。
気に入られる事で、ちょっと仕事をしただけで、まともに仕事をしているような評価になったり、
自分が楽できる部署に行けたり、楽できる仕事内容を担当したりできるわけです。
10年もたてば気に入られている人が役職になって、楽なポジションにイケる可能性もあるでしょう。
ホワイト企業にいかに入るか
楽な仕事をするためには、ホワイトな企業に入らなければなりません。
こればっかりはどうすればいいのかはわかりません、今ならネットでその企業の掲示板などもあるでしょうから、本音を調べる事も可能でしょう。
私は3つほどの会社を見ただけですので完全ではないですが、印象としてはやはり
何かの商品である程度の市場シェアのある中小企業
というのが意外にホワイトだったりするような気がします。
昔派遣された中小の音響機器企業は、、ほんとに寝てる人ばかりで、、、私は派遣されているにもかかわらずまったく仕事がなくてトイレでボケーっとしていた事しか記憶にありません笑
緩い企業になんとかして入って、上司のゆう事をよく聞いて、目標設定もテキトーにこなし、楽なサボリーマン人生を目指したい人は目指してください。
ただし、サボリーマンはサボっているくらいですから仕事が面白いわけではありません、仕事がつまらない事ほど、人生がつまらない事はないです。
このつまらない時間に耐えられる人だけが、サボリーマンといういつリストラされても不思議でないポジションに居すわり続けられるのです。
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