副業OKとする会社が増えた、という話をよく聞くようになりました。
せっかくなら副業ができる会社に就職したい!と考える人もいるでしょうが、もっと大事な事があります、それは、
・副業をする時間があるか?
という事です、副業OK、となっていたところで、ブラックな企業で残業ばかりだったら副業なんてとてもじゃないけどできません。
結局のところ、副業ができる会社とは、会社が許可するかどうかではなくて、
時間がとれるかどうか、自分にやる気があるかどうか
が重要なのです。
副業が許可されているかどうかはさほど問題でない
副業が許可されているかどうかを気にする人もいますが、許可されるかどうかは実はあまり問題ではありません。
公務員の方は良く調べた方が良いとは思いますが、民間企業の場合は、気にするとしたら、
・同業他社に利するような副業か?
というところだけは考えて避けておいた方が無難でしょう、同業他社に有利となるような事をしたら当然懲戒処分になるのは理解できますね。
なぜ企業が副業を禁止するかというと、上記の条件の他には、
・本業に影響を与えない事
という建前があると考えられます、本業に影響を与えるとは、就業時間中に副業をする事や、副業が気になりすぎて本業がまともにできない。
という状況だと言えますが、逆に言うと、就業時間外で何をしていても、文句を言われる筋合いはない、とも言えます。
ですので、実際のところは副業が許可されているかどうかが問題では無くて、
・本業を真面目にやっとけば問題はない
というのが実態ですね。
田んぼも株取引もギャンブルも副業ですよ
他にも、副業禁止という文言がおかしい事を理解できる事例があります。
田舎の場合ですと田んぼを大量に持っている人がいて、田植えの時期になると有給をとって田植えをして、稲刈りの時期になると有給をとって稲刈りをし始めます。
んで、その米を売るわけですから利益が発生して、確定申告をするわけです。
どうですか?思いっきり副業ですよね、だけど会社はな~んにも言いません、田舎の場合は当たり前の事だからです。
まだあります、株取引で利益が出た場合も確定申告が必要ですから、もちろん副業です、が、まさか会社が株取引をするな!って言えるわけがありません、だって、その人の資産を何に投資しようが勝手だからです。
さらに言うと、ギャンブルで儲かったとしても実は確定申告は必要です笑、ギャンブル(主にパチンコ)に至っては会社が何か言うわけがないですね。
こうして、、副業禁止ってのはおかしな文言である事がよ~く理解できるかと思います。
バイトは簡単、時間があればいい
上記の田んぼや株式投資、ギャンブルは副業とはあまり考えないでしょうが、一般的に副業というとどんな仕事をイメージするでしょうか。
・仕事終わった後に、回転すし屋でバイト
・土日はファストフード店でバイト
というのを副業とイメージされる人もいるでしょう、これらは副業ではありますが、いわゆる
時給制のアルバイト(誰かに雇われてする仕事)
です、時給制の仕事であれば、今は人不足ですからいろんなところが雇ってくれるので始めるのは簡単ですし、その時間そこにいて、最低限の仕事をすればバイト代はもらえます。
アルバイトも当然確定申告の必要な副業です、が、結局バイトをするために必要なのは、
・時間
なわけです、時間がないと結局副業はできないのです。
副業するなら定時終わりで有給が取れる会社を目指せ
副業をするには結局のところ時間が必要になります。
もし、本業で毎日22時まで残業して、、土日も休日出勤して休みは月4日くらいしかない、、
なんて会社の場合は副業はできません、ただ、上記のような過酷な労働環境であっても残業代がしっかり支払われるならば、バイトをするよりも時給は圧倒的に高いので、お金を得る、という点においては悪くはありません。
なので、、単純にお金がほしい、という事であれば、
・残業代がしっかり支払われる残業の多い会社
を目指せば良いと言えます。
一方で、いろんな副業を体験したい、という人は、残業をしていたら副業はできませんから、
・定時で帰れて有給がとりやすい会社
を目指す必要があります。
定時で帰れる会社を見極めるには
定時で帰れる会社かどうかを見極める最も簡単な方法は、
・(田舎の場合)駐車場を見る
という方法があります、田舎の場合は車で出勤になりますから、会社の駐車場に20時になっても22時になっても大量に車が残っている会社は残業が多いとみて間違いないです。(夜勤交代制の会社は除く)
車通勤ではない会社であっても、会社の明かりがいつまでも点いているような会社は残業が多いと言えます。
なんと言っても現場を見る事ほど多くの情報を得られる事はありません、気になる会社があったら、ぜひ現場をおさえてみてください。
副業はやった方が良い
残業続きでボロボロな人はともかく、ある程度定時で帰れる人であれば副業は絶対にやった方が良いです。
自分の会社だけを見る事ほど視点が狭まる事はありません。
単純なアルバイトであっても学びは沢山得られます。
会社が禁止してるから、なんて言わずに副業ができる環境に身を置けるように工夫してみてはいかがでしょう。
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