素人がJA11ジムニーのエアコンの復活させるために2.5万円ほど投資

JA11ジムニーを購入してから初の夏、エアコンでも入れてみるかということで試してみたところ、

・・・熱い風しか出てこねぇ

ということに買ってから8か月後に気づきました。

結果的には、買った時点でもエアコンは動いてなかったと思われるので、前オーナーはエアコン無しで頑張るストイックな方だったようです(それかエアコンアンプだけぶっ壊れたものに付け替えたか)

まあ別に、、、エアコン無しでもいいかなぁ、、と私も思ったんですが、まあ、そこは男としてトライはしてみるべきやろってことで、調査開始です。

結論としては、

・不具合原因調査:1万円

・エアコンアンプ交換:6千円

・エアコンガス注入:8千円

てな感じで、2.5万円くらいかかってなんとか復活しました。

なんというか、これでもまだマシな方、ってのが古い車の醍醐味ですね。

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古い車のエアコン修理を車屋にもっていくと旧ガスだから無理って言われる

私のJA11は30年前の車ですが、、、とりあえずNBロードスターの車検などでお世話になっている車屋さんに行って、エアコンが動かない原因調査をしてもらう事にしました、その結果は、

・旧ガスだから確認のしようがない

と言われてしまいました。

さて、これはどういう事かというと、エアコンが聞かないってことは、まずはコンプレッサーが動くかどうかを確認するわけですが、

コンプレッサーを動かすにはエアコンガスを入れないと動くかどうかを確認できない、だそうで、

私のJA11の場合は、いわゆる3型の前期型ってことで、

・R12っていう旧ガス(とっくの昔に生産終了したガス)

なので、見てもらった車屋さんにはガスがないので確認しようがない、と言われたのでした。

JA11を買った中古車屋さんに電話してみたら電装屋さんというものを知る

見てもらった車屋さん曰く、

「車を買ったところに聞いてみたら」

ということで、そうか、その方法があったなってことで聞いてみました。

私:「ガスがないって言われたんですけど」

中古屋:「ああ、なるほどね、今はないですね、代替え品はネットで売ってますよ」

私:「じゃあ調べて買えばいいんすね?」

中古屋:「う~ん、実はガスを入れる器具も古いから、もってるところに行かないと・・」

私:「それってどこが持ってるんですか?」

中古屋:「エアコンや電気系統は電装屋さんの仕事なんだよね」

私:「電装屋? 御社の場合も電装屋にお願いするんですか」

中古屋:「そうすね、ということで、近所の電装屋さんにあたってみるしかないすね・・」

ってな展開になりました。

電装屋っていう言葉を初めて聞いたんですが、、、車の世界も、

車の駆動系などを修理するのは車屋、エアコンや電気系を修理するのは電装屋、窓やドアなどを修理するのは板金屋

みたいな感じで、家を作るときみたいに仕事が分かれてるんですって、、、いや~勉強になるわホント・・

電装屋さんで調べてもらうとエアコンアンプの死亡予測

さて、まず見てもらった車屋さんはお手上げってことで、その車屋さんが使っている電装屋さんを紹介してもらってJA11を持っていきました。

すると、もっとも困難であろうと思われるガスと注入器具は普通に出てきました。

さて、ガスをちょろっと入れて確認したところ、

・コンプレッサー動かず

ってことでしたが、、そこはプロですから、YouTubeでもありましたが、JA11のエアコン不具合原因の調査手順のまんま、順番に手際よく確認していって、、、

「どうもエアコンアンプがダメっぽいね」

ってことでいったん落ち着きました。

電装屋さんが言うには、、こんな古い部品あるんかねぇ・・・

なんて言ってましたが、あとは自分でなんとかするしかねぇってことでいったんは電装屋さんを後にしました。

ちなみに、ガスを入れるのと調査をするので1万円ほどの費用がかかっとります。

JA11のエアコンアンプの電解コンデンサを交換するも撃沈

JA11のエアコンアンプを検索すると、、不具合原因は電解コンデンサの液漏れが多いってことでした、

ちなみに、私のJA11のエアコンアンプは、、

盛大に液漏れしまくって腐食しておりました。

まあ、腐食はしてるかもしれんけど、まだパターンはつながってるかもしれん!

ということで、近所の電気部品を売っている店で電解コンデンサを買ってきて電解コンデンサを付け替えてみました(いわゆる半田作業ですね、私は職業柄、このていどの付け替えはできます・・・)

さて、コンデンサを付け替えてみたところ、、、

「ダイオードが割れとるやないか・・・」

コンデンサを付け替えるときか元からかわかりませんが、コンデンサの横についていたダイオードが割れて断線しておりまして、、、

結局、コンデンサを付け替えたにもかかわらずエアコンアンプは復活しませんでした・・(ダイオードの型番まではネットで調べても出てこなかったので断念した、しかもツェナーダイオード・・・)

このコンデンサ付け替えに使ったお金が千円くらいです。。

エアコンアンプをヤフオクで買う

さて、エアコンアンプがコンデンサ交換で復活できなかったので、次なる手は、

・ネットで買う

ですね、とっくに生産終了になっているJA11ジムニーのエアコンアンプですが、、

ネットで調べると出るわ出るわ、、

新品未使用で1万円くらい、中古で5千円くらいで売ってるんですね。

ということでヤフオクで動作確認済みの中古エアコンアンプを5千円で購入して、ジムニーに取り付けてみると、、

・コンプレッサー起動!

となりました、、、やりました、、ついにエアコンが復活しました。

再び電装屋さんでエアコンガス注入→エアコン復活(とりあえず・・)

さて、コンプレッサーが起動したので、再度電装屋さんに行ってエアコンガスを注入してもらいました。

なんとか冷たい風が出てきましたが、、、これで終わりではありません

電装屋さん曰く

「さて、、どうしますか?」

ってことなんですね、とりあえずは動いたけれど、エアコンガスが漏れている可能性も非常に高いので、

とりあえず様子見る?(1シーズン持てばいいかい?)

もっとしっかりと調査する?(ガス漏れがないか調査する?)

ってところなんですね、とりあえず私は様子見を選択しました。。。(もともとエアコン無しでもしゃあないかなって思ってましたからね、この程度で動いてラッキーってなもんです)

さて、エアコンガス注入で8千円くらいです。

このくらいで動いてよかったね・・・

とりあえずエアコンが動いて、冷たい風が出てきたあと電装屋さんがつぶやきました。

「動いてよかったね・・・」

と、、、そうなんです、もしコンプレッサーが壊れてたら、3万円どころじゃない金額が飛んでいきます。

私の場合は2.5万円くらいでとりあえず動くようにはなりましたが、、ラッキーだったといえるでしょう。

ちなみに、JA11の場合はネットで調べるといろんな情報が出てきます、今回の不具合原因の調査もネット見ながら自分で調べて、部品探して、対応することも可能です。

思うに、、、古い車を持つってのは、自分で調べて自分の手を動かす覚悟があった方がいいってことです(あたりまえか・・)

そういえば、知り合いも古い車をイジってますが、、、海外から部品を買ったりなんやかんやしてましたね。。。

古い車を持つことの醍醐味を、ちょっとだけ体験させてくれた今回のエアコン動かない事案でした。

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