車に愛着を持つと手放しがたくなる、最初の一歩が大事

愛着とは、

慣れ親しんだ物事に深く心を引かれ、離れがたく感じる事

だそうな。

人間関係であっても、モノであっても、手をかければかけるほどに愛着がわいて離れる事が困難になります。

車に関していうと、

・購入金額にどの程度投資したか

・修理金額にどの程度投資したか

・どのくらいの期間乗ったか

などが、愛着の発生原因となります、車とはいえ、しょせんは工業製品であり消耗品であるためにいつかは壊れます。

車との付き合い方をどのようにすれば、心を深く引かれずに済むでしょうか。

まずは、購入金額に関してです。

当然ながら高価であればあるほど心はざわつきます。

100万よりも200万、200万よりも300万、高ければ高いほどいかに元を取るか?

という感情も湧いてきて離れがたくなるものです。

購入金額に関しては、2つ戦略があります。

①残価設定を考慮する

最近の新車購入方法として、残価設定という方式があります、例えば

300万の車の場合、3年後に150万で引き取ります

というような場合です。

この場合であれば300万の車であっても150万の車であると割り切って購入することで、心がざわつく事を抑えられます。

②購入金額を下げる

新車だと最低でも100万はしますが、中古車であれば限界まで購入金額を下げることができます。

50万や30万、最低だと5万なんてのもあります。

5万はさすがにそれなりのモノですが、30万程度であれば、人によっては引っ越しする費用よりも安いでしょう。

この程度の金額に抑えられれば、愛着はほぼほぼ湧きません。

次に修理金額に関してですが、新車に関しては初期はかからないでしょうが、中古車や、10年以上経った車となるとそれなりに修理費用が掛かってきます。

新車の場合は、300万の車を10年乗って、その後修理費用が50万かかる、等という場合は、どのように考えますか?

おそらくは50万かかるんだったら新車買いなおす、という人がほとんどでしょう。

ただ修理費用を膨大にかける場合は、とんでもなく心が惹かれることになります。

中古車に関しても同じです。

30万で買ったけれども、修理費用に30万かけたとしたら、60万で買ったのと同じことですから、60万円分の愛着と執着が湧いてきます。

大きな金額の修理をする場合には、かける金額の分だけ離れがたくなる、ということに注意が必要です。

他にも、どれだけ長い期間乗ったか、というのも愛着につながります。

クラシックカーなどの20年以上乗っている場合には、もはや愛着というか執着というか、離れがたい存在になって、修理費用などは別に気にならなくなるでしょう。

どの程度乗るか?というのは最初にある程度決めておいた方が賢明です。

私の場合だと中古車は月1万円で償却できる事を乗る期間の目安にしています。

24万で購入した場合、2年(24か月)のれば月1万で償却です。

48万で購入すれば4年(48か月)、というように数値で割り切れば月1万円以下になったときはラッキーくらいに思って、いつでもさよならできます。

240万であれば20年(240か月)ですね、、というように、購入時にどれだけ乗るか?を決めておくとドライに判断できます。

愛着によって冷静な判断ができなくなってお金が膨大にかかる、何てことにならない為にも、

購入時には購入金額はいくらか

修理時には修理金額はいくらか

乗る前に何年乗る予定か

を考慮しておけば、よけいな感情に左右される事なく快適な車ライフがおくれる事でしょう。

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