先日現行ジムニーを試乗してきたときに感じたのは、
私の持っているボロジムニーと素性は一緒やな
ということです。
たしかに私のジムニーはボロすぎますが、、現行ジムニーは新車とはいえしょせんは軽自動車です。
めちゃくちゃ速いわけでもない、軽自動車です。
ジムニーの真価は本来悪路で発揮されるわけであって、普段生活している分にはジムニーの凄さは体験できません。
それでも、現行ジムニーは納車1年待ちだというではありませんか。
一体みんなは何を基準に車を選んでいるのか・・・と謎に思っていた時に相方が答えてくれました。
見た目だよ
と。。。
車を見た目で選ぶ??
私は思いました、
1年納車待ちして200万はらうんだったら、同じような素性の先代のジムニーを100万くらいで買えば100万もお得じゃないか。
と、その話を相方にしたら、こういわれました。
今のカクカクのデザインがいいんだよ
だと、、、確かに、現行ジムニーが角ばっていて格好いいですが、え?そのデザインのために200万かけて1年待つのですか?
と私はちょっと混乱してしまいました。
車をデザインで選ぶ、、、そうか、そんな考え方もありましたね。
ハスラー、ラパン、かわいいくてオシャレですよねぇ
その話を聞いた後に、ハスラーの展示車を見てみたところ、なんともオシャレなわけです。
ハスラーという名前が微妙ではありますが、、(海外のポルノ雑誌と同じ名前ね・・・)
インテリアは凝っていて、かなりデザインが良い車です、同じことはダイハツのラパンなどにも言える事で、
女性達はこれらの車をデザインで選んでいるわけです。
そして、ミニバンに乗る人達も同じことで、、子供ができたから、とか、もしもの時のために家族が乗れるように、という意味であのデカいデザインを選んでいるわけです。
そんな私も昔結婚していた時に車を1台にしなければならない時に、デザインで車を選んだ時がありました。
この車なら乗ってもいい、と、ちなみにその車はジュークですけどね・・
機能重視で見れば車の選択肢は広がる
一方で、車を機能重視で見た場合、選択肢がかなり広がるのです。
例えば、車を
移動する手段
という機能のみで見た場合、それこそ2万円くらいのボロい軽自動車でもいいわけです。
ミニバンにしても、
大人4人と子供2人を乗せる
という機能だけで見た場合、別に3列シートの人気のないメーカーの中古車でいいわけです。
ちなみに、私のオンボロジムニーは、
雪道やちょっとした砂利道でも楽勝で走れる
という機能を重視して購入したら、とんでもないボロい車に当たったわけですが、値段はかなりお安く済みました。
参考記事:現車を見ずに車(ジムニー)を買ったら過去最高にボロい車に当たった笑
このように機能重視で見れば、車の選択肢はかなり広がるのです。
良いデザインは機能もよい
とは言え、デザインと機能が融合しているものもあります。
例えば、軽トラや軽バン、
軽トラはモノを運ぶためのデザインと機能が融合した車で、軽トラを選ぶ人はさほど見た目は気にしないでしょう。
軽バンも維持費を安く抑えつつ、積載量を限界まで高めた機能とデザインが融合した素晴らしい車です。
これらの車に特に説明はいらないわけです、新しいモデルは出続けるでしょうが、そのデザインと機能のコンセプトは変わらないはずです。
これが冒頭にも紹介した現行ジムニーの試乗で感じた事でもあります。
ジムニーは50年以上作られている車で、本来は悪路走破性と小型で小回りが利く事をコンセプトにした車です。
機能美とデザインが融合しとるわけで、現行ジムニーも先代ジムニーもそのコンセプト(概念)はまったく同じです。
それなのに、新車だと200万、中古だと100万、という価格の差が生まれるわけです。
機能やコンセプトで車を選ぶと安く手に入れられる
私が購入したオンボロジムニーは20万(車両価格)でした、これで今年の大雪もなんなく乗り越えました。
私が購入した16年落ちのロードスターは46万(車両価格)でした、オープンツーシーターの爽快感はしっかりと味わえます。
これが新車となると、200万や300万を超えるわけです。
悪路走破性や運転の楽しさ、といった点において車を選ぶのであれば、中古車でも十分に味わう事ができるのです。
新しいデザインの車は毎年登場しますが、一度考えてみてください、
車にいったい何を求めるのか
ということを、デザインだけではないものを求めるのであれば、選択肢は広がります、一番よいのは、、、
移動手段
というのが一番安くできますけどね笑
昔(20年ほど前)徳大寺先生の本を読んだことがあるのですが、その時にもジムニーは絶賛されていました、
他にもパジェロミニも絶賛されていました、先生が言うには、車高が高くて見切りがよいから初心者に運転しやすい、というのです。
車を何に使うかの参考にする、という観点からも読んでみると楽しいかもしれませんね。
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