ロードスターは幌車です、普通の車よりも管理が大変だと思われる方もいらっしゃるでしょう。
ただ、良く考えてください、管理が大変なものが世界一売れたオープンカーとなるわけがありません。
気にしなくて良いです、ロードスターは青空駐車で問題ないのです。
大事にしたい人や、屋根付きの駐車場を完備する富豪ならばともかく。
車を保管するのに屋根なんていらんのです。(もちろん屋根がある方がいいのは間違いないですけどね・・・)
100年に一度?の雪を乗り越えたロードスター
私が以前のっていたNB1ロードスターはちょうど100年に一度と言われる大雪に埋まりました。
確かに、大雪が降った後、大量の雪が車の上に乗った状態で放置したら何か不具合はおきるでしょう。
ただ、これは普通の車も同じことです、大雪の時に車に乗った雪を放置すると、、その日はよいのですが、やがて湿気を雪が吸収して雪というのは信じられないくらい重くなります。
そんな状態で放置したら車がヤバイのはどんな車でも同じです。
私は100年の一度の大雪の中、体に備わっている雪かき根性を駆使してロードスターの周りの雪を一人でよけました。
結果として、特に幌に損傷はなく100年に一度の大雪をNB1ロードスターは超える事ができたのです。
屋根付きで保管されている車なんてほとんどない
そもそも屋根付きで保管されている車なんてのはどのくらいあるでしょうか。
新車として海外などへ出荷される前の車を見たことがあるでしょうか。
中国の広州などに行くと、高速道路から大量の車がぎゅうぎゅう詰めで屋根の無いところに置かれているのを見る事ができます。
新車だろうが、青空の下に放置されているのです(出荷までの間ね)。
そして、駐車場を借りる場合は屋根のある場所を借りる事の方が困難です。
さらには、中古車屋に並ぶ時も、屋根のある中古車屋ばかりではありません。
そうして、車というのは風雨にさらされるのです、風雨にさらされる事を前提に設計されているのです。
私が初めて乗ったNAロードスターは9年落ちまで乗りましたが、幌のトラブルは皆無でした。
2度目に乗ったNB1ロードスターは18年落ちでしたが、幌はリアガラスがビニールになっていましたので、どこかの段階で交換したと思いますが詳細は不明。
ただ、幌のトラブルとしては、Aピラーとの継ぎ目あたりから大雨の時にガラスの内側に水漏れがするくらいでした、まあ、許容範囲です。
3度目に乗ったNB2ロードスターは16年落ちですが、今のところ幌にトラブルはありません、でしたが、、ある日問題がある事に気づいて対処しております。
意外とロードスターの幌は頑丈なのかもしれません。
とにかく現車を確認
基本的には10年やそこらで問題になるような設計ではないはずなので、中古のロードスターを探すときにはとにかく現車の状態を確認するのが一番です。
または、信用の出来る中古車屋さんから買うのが一番です。
私が購入した中古車屋さんでは、ロードスターの買い手が決まった後に、しっかりと幌の応急手当をしているのを実際に見ました。
ついでに、NB1ロードスターを購入した時は、車の塗装がかなり剥げていたので、ある程度の塗装もしてくれました。
なんでも放置プレイをするからダメになるのであって、青空駐車でも定期的に乗っていたり、日々変化を確認していれば異常には気づけます(上記の幌の穴は天気よい時にたまたま見つけましたが・・)
ロードスターは欲しいけど、、屋根のある駐車場が確保できないから乗れない、なんて無用の心配をしている人は心配してください、大丈夫ですよ!(多分)と伝えておきます。
といいながらも、今後NB2ロードスターの幌に何かしらのトラブルが起きたらその都度報告していきます。。(というのが上記の記事ですね)
冬乗らないならばカーカーバーをかけてみよう
私はずぼらなので冬だろうがほっときましたが、NB2を相方に譲ったら、相方は冬は乗らない、という戦略を取りました。
乗らない間どうするかというと、
・カーカバーをかける
という方法を取りました。
こんな感じでカバーはいろいろと売っております。
実際にかけるとこんな感じ
黒い帯はゴムバンドですが、これを付けないとちょっと風が吹いただけでカバーが吹っ飛びますので、必ずバンドを付けましょう・・
カバーをかぶせておけば、大雪が降った場合でもこまめに雪をおろせば幌にダメージを与える事もないので長持ちするでしょう。
とは言え、この方法が取れるのは車2台持ちで冬は乗らないという覚悟がある人だけだとは思いますが、まあ、参考までに。
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