大分県に旅行に行った、事前に何も調べずに大分県に降り立ったわけである、事前にとり天というキーワードは聞いていたが、食に関しては本当にそれだけの知識で大分の大地に降り立ったのである。
しかし、レンタカーを借りに行ってみると、当然の如くご当地の観光案内資料が出てくるわけで、そして、レンタカー屋のオジサマに大分来たならとりあえずこれは食っとけってありますかと聞けば出てきたのが、
・東洋軒(とり天発祥の店らしい)
・割烹平家(大分名物の関サバと関アジが食えるらしい)
という情報を得た、なるほど、行ってみようじゃないか。
結果として両店舗共、非常に美味であった、しかし、、注意点はいくつかあるのだ。。
休日(日曜日)の東洋軒は危険である
昼飯時に東洋軒へ向かった、着いたのは12時過ぎ、大量の車と大量の待ち人がいる様子を見るに、無理だとは思ったが、、案の定の待ち時間は不明、断念せざるを得なかった。
東洋軒
とり天発祥の店 中華料理レストラン東洋軒 / 大分県別府市大正15年創業以来、別府の食文化の顔として多くの人々に愛されてきた大分県別府市レストラン東洋軒は、中華料理を主体とした大分の郷土料理である名物元祖とり天発祥の店です。現在は別府とり天の名で全国に広まってます。〒874-0919 大分県別府市石垣東7丁目8−22
TEL:0977-23-3333
土日などの休日は昼営業と夜営業の間の休憩は無いということなので、16時くらいに再来店しようと心に決めて、東洋軒をあとにした。。
休日の東洋軒は危険なのである。
さて、昼飯を食いそびれた私はどうしたかというと、そういえばレンタカー屋のオジサマが言ってたな、、割烹平屋という店に行ってみよう、と思い立ったのである。
割烹平家は日曜日の昼間でも問題なく入れる
東洋軒から車で数分、割烹平屋を発見した。
割烹平家
いけす割烹平家では、大分のお魚を中心に旬の食材を使った、お料理にておもてなしを致しております。いけす割烹平家では、大分のお魚を中心に旬の食材を使った、お料理にておもてなしを致しております。 ご宴会や、お祝い事などの際には是非声をおかけくださいませ。〒874-0919 大分県別府市石垣東7丁目2−14
TEL:0977-24-7126
なんとも趣のある建物である、店の中に入るとカウンターに通される、そして、カウンターの目の前には巨大な生け簀が広がるのである。
泳いでいるのは名物の関サバと関アジである。
さて、、注文である。
定食は2人から、一人で関〇〇を食べる場合は1匹の料金が。。
メニューを見ていると、関アジ定食的なモノが3000円程度である(メニューの写真を取るのを忘れた、、今後はメニューの写真も取る必要があることを学習した)。
おお、レンタカー屋のオジサマが言っていた事は本当だ、割安だなぁと関心して注文したところ、
「いや、、定食は2人から注文できまして、、関サバor関アジを食べる場合は1匹注文して貰う必要があります・・・」
との宣言を受けた、、さて、その関サバ一匹の値段とは、、
関サバ:約10000円
関アジ:約6000円
である。。
まあ、普段スーパーの割引弁当を毎日食べている私には目ン玉飛び出る値段であるが、旅行パワーというのは偉大である、
「じゃ、関アジで」
と、答えている私がそこにはいたのである(とは言えちょっとケチって安い方にしたわけだが、、)。
関アジは最高であった、高いものがうまいのかうまいものが高いのか
値段にビビりつつ出てきたのがこちら
関アジは一匹まるまるおろしてある、その他に漬物と茶碗蒸し、豪勢な味噌汁がついている。
ごまをすりおろした(自分でする)ところに名物らしき鯛醤油をつけて関アジをいただく。
なんともコリコリしていて、噛みごたえのある食感である、まあ、普段スーパーの割引弁当を食っているだけあって、ハンパ無い旨さである。
しかし、そこで思ったのは、人間は値段が高いと分かっているモノにはそれ相応の評価をしてしまうという特性がある、であるからして6000円の価値のある味として私はだまされていないのか?という疑問が頭をもたげた。
そうなのだ、冷静に考えてみたが、スーパーの300円の弁当と6000円の関アジ、5700円分の差があるかどうかというのは正直微妙である。
おそらくは、最高級品を体験しておく、というコト消費としての側面がご当地グルメというものにはあるのだろう、なぜなら、自分にとって一番美味しいものとは普段食べ慣れているモノであるからだ。。
とは言え美味しいコトに変わりはない、大量の食事に満足して席をあとにする。
お支払いはPaypayで払える
今やどこでもPaypayである、この店でも使えるのである、お会計は5910円、、普段の私にとっては10日分くらいの食費代金である。
というセコい話は終わりにしよう、とにかく美味であった、これを感性を磨くということになるのだろう、まあ、すぐ忘れるが、、、たまにはいいものを食わなければならないと感じたよい体験であった。
夕方の東洋軒は20分待ちくらいであった
さて、大分の観光を終えて、東洋軒に私は帰ってきた、時間は17:30頃、待っている人はいるが、待ち時間は20分ほどであっただろうか、席に通されてメニューを覗き込む。
あ、ちなみに一人で来ているのは私だけであったが、気にすることはない。
当然注文は本家とり天定食である、値段は1250円、平家と比べたらなんと格安だろうか、、
待つこと数分?10分?まあ揚げているのだから多少時間はかかるがやってきたものは
ん?これは・・・唐揚げではないか??
と思わせる料理が運ばれてきた、まあそんなコトは気にせず食すが、やはり唐揚げである。。
まあ、美味しいのは間違いないが、天ぷらと唐揚げの違いって・・・とやや疑問に思いながら感触した。
ちなみに後日大分に旅行に言ったことのある知人いこの写真を見せたところ、いやいや、これはとり天てはないよ、と言っていた、その人が食べたとり天はもっと白かったらしい、ただ、私は言い張った、とり天発祥の店やぞ、と、多分5回は言っただろう。
というくらいの美味しい唐揚げであった。
ちなみにお支払いはPaypayは使えなかった。。
名物は地元の人やGoogleに聞けば良い
以上のように大分、特に別府のグルメを堪能したわけであるが、事前に下調べをしなくとも美味しいモノには当たるコトができる。
一番よいのは地元の人のオススメを聞くこと、そして、困った時のGoogleである。
食べログなどの食の専門サイトもあるが、私はあまり好きではない、なんというか情報がごちゃごちゃしていてわかりにくいからだ。
Googleであればスッキリと星で評価されている、星が高ければ美味いし、低ければ普通、そして地元の人がオススメするものは美味いのである。
ということで、別府に行ったらとりあえず空いている時間を狙って東洋軒へ行き、割烹平家に行く場合は2人以上で行くことをオススメしたい。
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