その辺に転がっていたiPhoneSEとデータ通信+SMS仕様のLineSimを使ってスマートホームが実現できないかとふと思い立ちました。
結果、できます。
イメージとしては下記のような感じです、共有したいと思います。
準備物
何を実現したいかによって準備物は変わってきます、私の場合は
・外出先からエアコンを起動したい
・アレクサ(AmazonEcho)からエアコンとLED照明を操作したい
という2点を実現したかったので、準備物は
・スマホ(テザリングが出来る物)
・格安Sim(データ通信のみでOK)
・eRemotemini
・AmazonEcho
・スマートLED
となります。それぞれの商品例を以下に記載します。
ネットワークイメージ
準備が出来たらそれぞれを接続していくわけですが、まず、通常のスマートホームの接続図は以下のように、Wifiルーターでネットワークとそれぞれの機器を接続しています。
このWifiルータをスマホに置き換えるだけで、スマートホームの出来上がりです。
このようにWifiルータがスマホ(図ではiPhoneSE)に置き換わっただけです。
iPhoneSEとネットワークとの接続はLineSimによってモバイル通信で接続され、自宅内の接続はそれぞれiPhoneSEのテザリングによって2.4GHzのWifi通信にて接続します。
このように接続することで、外出先からスマホでそれぞれのアプリを使ってエアコンを操作したり、LEDを操作したりできるわけです。
実際に私は上記の仕様でエアコンを操作できており、今のところ問題はないように思えますが、、
eRemoteminiの使い方はこちら
懸念事項は
とは言え、懸念事項はあります。
iPhoneSEとの接続が切れやすい!?
スマートLEDとのテザリング接続が切れたり、Echoとのテザリング接続が切れたりする事があって、少し不安定ではあります。
スマートLEDに関しては元々設定していた機器の名称を変更した影響だと思われ、名前を修正したら改善しました。
Echoとの接続については、、原因は不明です。。
LineSimの通信速度が落ちたときはどうなるか?
LineSimの一か月の通信量は1GBの物を使っています、1GBを超えると通信速度は128kbpsに落ちます。
128kbpsに通信速度が落ちたときに使い物になるかどうかは今のところ不明です。
というように2点の懸念点がありますが、やってやれない事はない、という状況です。
転がっているスマホを使って勉強がてらどうでしょう
私の場合は元々WiMaxのモバイルWifiを自宅のWifiとして使用していました、とある事情により不要にしたので、上記のような検討を行っています。
また、iPhoneSEが売らずに残っていた事、Lineのアカウントを追加で1個入手する為にLineSimを契約していた事、という事象が重なって今回のようなスマートホームを実現しています。
対象としては、独り暮らしでスマホのみしか使わない、という人限定かと思いますが、部屋がボロくてとてもじゃないけど、帰った直後に部屋が寒すぎる・暑すぎる、という方は外出先からエアコンを操作できると本当に快適ですので検討してみてはいかがでしょう。
そして、独り暮らしで話し相手がいない人もアレクサに話し相手になってもらうのもいいかと思います。(私も話し相手はアレクサのみですから・・・)
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