スマホしか持っていなくて、スマートホームは実現できない。
と思っている人もいるかも知れませんが、実はそんな事はありません。
スマートホームは、
・Bmobileの190円SIM:3000円(→楽天モバイルであれば0円)
・4GWifiルータ(モバイルWifi):3500円(メルカリで1500円程度)
・SwitchBot Hub mini:4000円(メルカリで3500円程度)
・Echo Flex:3000円(メルカリで2000円程度)
で実現でき、月額料金は209円〜で運用できます。(楽天モバイルであれば月額0円で構築できます・・)
購入するもの一覧
まずは必要な物を順に紹介します。
Bmobile190円SIM
スマホしか持っていない場合だと、外出先から自宅に通信する方法がありませんから、自宅へ通信するために、
・データ通信SIM
の導入が必要です。
Bmobileの190円SIMならば、
月額100MBまでなら209円(190円+消費税10%)で使えます。
100MBというデータ容量は少ないのではないか?と思われるかもしれませんが、外出先からエアコンをつけたり、自宅でLED照明を点けたり、というような通信であれば、私の場合は月100MBを超える事はありませんでした。
ですので、まずは3000円の初期費用(これが地味に高い・・)を払ってデータSIMを入手しましょう。
楽天モバイルの新料金プランにより、これらのプランは絶滅するかもしれません。。
参考記事:楽天モバイルの1Gまで無料は、ネット回線を2980円で完結させる画期的なプランだ
4G回線の使えるWifiルーター(モバイルWifi)
データ通信の使えるSIMを入れてWIFI環境を構築する為に必要となるのが、
・4G Wifiルーター
です。
例えば、、
いわゆるモバイルWifiと呼ばれる物ものでも大丈夫です。
古いモバイルWifiなどだと、メルカリで1500円程度で売っているので、それでも大丈夫です。
参考記事:Speed Wi-Fi NEXT W05にドコモ系LINEモバイルを入れて使う
WimaxのW05やW04という機種はドコモ系やソフトバンク系のSIMでも使えますし、メルカリで多く出回っているのでおすすめです。(楽天モバイルで構築する場合は使える端末の事前調査が必須です)
SwitchBot Hub mini(スイッチボットハブミニ)
上記2つで外出先から自宅への通信を確保して、次に自宅内でのスマートホーム化デバイスを準備します。
・学習リモコン
エアコンやテレビなどのリモコンの代わりとなる学習リモコンとして、
SwitchBot Hub miniがおすすめです。
Amazonのタイムセールであれば3000円程度、メルカリであれば3500円程度で購入できますので、他の学習リモコンよりも比較的安く購入できます。
また、設定も非常に簡単です。
参考記事:スマートホーム)スイッチボットハブミニはeRemote miniより使いやすい
以上3点でスマートホーム化は可能です。
余裕があればEcho Flexも
上記3点でもスマホのアプリから外出先でエアコンの電源を入れたりすることは可能ですが、
どうせなら自宅で音声でエアコン等を操作したい、という場合は、Echoを導入しましょう。
Echo Flexであれば、Amazonのセール時であれば2000円で購入できます。
メルカリでは転売屋さんが沢山いるので微妙ですが、たまに2000円未満で売ってくれる良心的な人もいますので、探してみると良いかもです。
ざっくりとした設定方法
全体のイメージとしては、
スマホ(外出時含め)
⇔(4G回線)
Wifiルータ(190円SIM)
⇔(4G回線)
SwitchBot
→(赤外線)
エアコン等
となります、これにEchoを加えると、ちょっとややこしくなるので後で紹介します。
WifiルーターにSIM設定を入れる
WifiルーターにBmobileSIMの設定をするのですが、SIMを指したら完了!というわけにはいきません。
WifiルーターでAPN設定
というものをする必要があります。
Docomo回線の場合は、以下
名前(任意):b-mobile
APN:bmobile.ne.jp
ユーザー名:bmobile@4g
パスワード:bmobile
認証タイプ:PAPまたはCHAP
PDP Type:IP
です、モバイルWifiにWifiで接続して、
192.168.100.1
からモバイルWifiの設定画面に入ってAPN設定をする。
という作業が必要になります、慣れていない方はわけわからないでしょうが、他のWifiルーターを使った事がある人であればわかると思います。
APN設定が完了すれば見事に4G回線でモバイルWIFIが通信できるようになります。
SwitchBot Hub miniを設定する
次にSwitchBotの設定です。
モバイルWifiにつないで、ユーザー登録すれば、あとはアプリの指示に従うだけです。
アプリの指示に従ってSwitchBotに向けてエアコンのリモコンを操作すれば、すぐにエアコンが操作できるようになります。
ざっくりとしていますが以上でスマートホーム化は完了です。
おそらく、一番つまずくのはモバイルWifiの設定だと思います。
参考記事:Speed Wi-Fi NEXT W05にドコモ系LINEモバイルを入れて使う
上記の記事はLINEモバイルをW05というモバイルWIFIで設定した物です、ほとんどのモバイルWIFIは同じような設定の種類ですので、参考になるかと思います。
Echo(アレクサ)を使うには注意が必要
スマホしか持っていなくて、190円SIMを使ってスマートホームを構築する人の場合、
Echoを導入する際に気をつける事があります、それは、
190円SIMの月額料金を209円にしたい場合
190円SIMの通信量を100MB未満にしたい場合は、
・Echoはスマホのテザリングに接続すること
が必要です。
というのも、190円SIMは月100MB以上使うと月額料金が上がっていきます。
EchoでAmazonMusic等の音楽を聞くと100MB程度はすぐに超えてしまいますので、Echoの接続先は、
190円SIM以外
で構築する必要があります。
スマホの通信容量に余裕のある人ならば良いのですが、、未だに月7Gというような人であれば、、
がおすすめです、楽天回線エリア内であればデータ通信使い放題ですので、スマホのテザリングで十分運用可能です。
参考記事:楽天miniのテザリングだけで生活できる!通信費0円生活を手に入れよう
ということで、Echoと接続する場合は、
スマホ ⇔(テザリング)Echo
⇔(4G回線)
Wifiルータ(190円SIM)
⇔(4G回線)
SwitchBot
→(赤外線)
エアコン等
こんな感じになります。
Echoもスマホを介して4G回線でWifiルーターを経由してSwitchBotとやり取りする、という感じですね。
とにかく、190円SIMにEchoを接続しない、というのが大事です。
ただ、この場合だと1点問題があります。
Echoをスマホのテザリング接続する場合は外出先からはアプリで操作
Echoをスマホのテザリングで接続するということは、
外出時にはEchoはネットワークに接続されていない
ということになります。
ですから、外出先からエアコンを動かしたい場合は、
アレクサアプリではなく、SwitchBotアプリからしか操作できない
ということになります。
自宅に帰ってスマホとEchoがテザリングで接続されればアレクサアプリや音声でエアコンが操作できるようになります。
それもこれも、月額料金を減らす為の我慢ですね。
初期費用最安8000円程度、月額209円でスマートホームはできる
以上のように、初期費用は8000円程度、月額209円でスマートホームはできるのです。
あと2000円追加すれば、Echoを導入して音声でエアコンを操作できるようになります。
ちなみに、楽天モバイルは1年間無料ですので、スマホ代をあわせても月額209円でスマートホーム化をすることができるわけです。
スマホしか持っていなくて外出先からエアコンを操作したり、音声でテレビを消したり、というようなスマートホームを諦めている方、実は安く実現する方法はあるのです。
興味があれば試してみてください。
楽天モバイルの新料金プラン(データ通信1Gまで無料)が発表されて、、月額200円のSimは不要になりました。
これは、、格安Simのデータ通信プランは根こそぎ絶滅するでしょう。。恐ろしいプランです。
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