アラフォーミニマリストが思う、独り暮らしのメリットはその自由さにある

 独り暮らしを始めてから1年が経った、今更ながら独り暮らしのメリットについて最近思う事がある。

 何をしてもいい、自由なのである

 確かに、結婚していても自由にふるまう人もいる、実家に住んでいても自由っぽい人もいる、しかし、独り暮らしには到底及ばない自由である。

 私は約40年間、誰かと一緒に過ごしてきた、今更ながら独り暮らしのすばらしさを感じている。

 

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思い立ったら即行動、止める人はいない

 とある日曜日、街コンのバイトの開催はなさそうである、以前からとあるバンドのライブがある事をリサーチ済みであった。

 今月は微妙に金が余っている、バイトも中止となった、車の中で速攻スマホでバンドのチケットを購入した、時は前日の夕方である。

 そして次の日ふらりと下道での片道170kmの旅に出かけるのである。

 独り暮らしであれば当然の事だろうと思うかもしれない、実家に住んでいようとも容易に同様な行動をとれる人もいるだろう。

 しかし、私はそうではなかった、突然休日に朝っぱらから夜中まで出かけるとなれば、元妻への事前の根回しが必要である。

 当日突然夜中まで出かけるなどと言おうものならば、機嫌が悪くなってめんどくさくなるだけである。

 それがどうだ、今や誰も文句を言う人はいない。

 ライブ会場までの道中も突然大谷吉継の墓に行っても誰も文句を言わない、なんとも自由なのである。

 その他にも、ふと思い立った年末年始に郵便局でバイトをする事の許可を誰に得る必要もないのである。。

 

自分のお金を自由に使える、許可は必要ない

 自分の金を自由に使える、これも当然の事のように思うだろう。

 しかし、結婚しているとそうはいかない、結婚という契約を結んだ時点でそれぞれの稼ぎは夫婦の稼ぎ、という事になるのである。

 契約上は夫婦の共同財産になるのである、たしかに、関係なく自由に使う人もいるだろうが、私はそのような神経の持ち主ではない。

 車を変えるときだろうが、ローンを繰り上げ返済するときだろうが、元奥様にお伺いを立てて了承を得る必要があったのだ。

 それが独り暮らしとなった今やどうだろう、突然車を変えても誰も文句を言わない、突然ボロいマンションの一室を買っても誰も文句を言わない。

 自分の金は誰の許可を得る事なく自由に使えるのである。

 そして、自分の生活水準を落とす事も誰にも文句を言われず、自由にコントロールできるのである。

 お金を使うというと、車などの大きなお金が思い浮かびやすいが、日々の生活費も非常に大きなウエイトをしめる。

 食事はある程度豪勢にしたいだの、休日はどこかへ行きたいだの、長い連休は旅行くらいは行きたいだの、生活水準というのは長期的に見るとじりじりとお金を消費していくのである。

 

最大の敵は寂しさに伴うしがらみ

 独りであれば何でもかんでも自由である、しかし、人は独りでは生きていけない、社会とのつながりがなければ頭がおかしくなるであろう。

 問題は独り暮らしに伴う寂しさである、そして、寂しさを補う為に様々なしがらみが付きまとうようになる。

 勤め人として会社に所属する事や、友人との付き合いの為に行きたくもない飲み会に参加する事、寂しさのあまり異性にお金を使ってみたり。

 残念ながらこのしがらみの解消方法を今だに私は見つけ出せないでいる。

 ただ、分かってはいる、寂しさからくる人間関係のしがらみは全ては自分の甘えから来ているものだろういうことに。。

 自分のなすべき事から逃げているだけということに。。

 

まずは独り暮らしを推奨

 寂しさから発生するしがらみの解消方法は提案はできないが、独り暮らしの自由さに関してはまずは体験していただくしかない。

 街コン参加者を見ていて思う、私の住んでいる地域は地元に残っている、または地元に戻ってきている人が多い為、実家暮らし、という方がほとんどである。

 実家暮らしであろうとも自分は自由に生きている、という人もいるだろう、しかし、誰かと共同生活をするというのは、どうしても同居人の影響を受けるのである。

 実家であれば、生活空間を全て自由にするわけにもいくまい、家にいつ何時誰でも呼ぶわけにもいくまい、完全なる自由はないのである。

 とにかく独り暮らしをしてみるのである、確かに実家暮らしは生活費を抑える事ができてお金がたまる側面もある。

 しかし、私のように生活費を抑えれば月13万円程度で生きていくことは可能である。

 そして、ある程度の自由を手にして本当に自分のやりたい事はなんなのかを考えるのもよろしいかと思う。

 これが、約40年間誰かと過ごし、アラフォーにして初めて本当の一人暮らしを1年間体験した男の感想である。

 

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