独り身になり、半年以上テレビのない環境で過ごしております。久しぶりに勤め先の海外出張でホテルに宿泊したのですが、そこにあったのがテレビでございます。
しかも、韓国にもかかわらず、ご丁寧にNHKが映るではないですか・・・いつもと環境が違うということで何ともなしにNHKを流していたのですが、そこで起きたことは、、
・テレビをボケっと見る以外、他の事をまったくやる気がしない!
という事態でした。
何とも恐ろしいテレビというマシン、なぜこんな事になってしまったのでしょうか。そして、その恐ろしい現象から逃れるすべとは?
テレビは勝手に情報を垂れ流し、人間を受動的にする
テレビは電源を入れているだけで、勝手に映像と音声という大量の情報を垂れ流します。しかもその内容とは、どこかで悲劇が起こり、悲劇の体験者のインタビューを流し、そのインタビューに対する怒りをコメンテーターが表現する、かと思えば、人を笑わせる為のプロが現れたり、人の食欲を引き起こす美味しそうな料理の数々、、、というように人間の欲望と喜怒哀楽を勝手に刺激し続けるのです。
この情報を浴びた私が何をしていたかというと、巨大な部屋のホテルの座り心地のよいソファに座って、ただただ上記の映像と音声を見続ける、という事をしてしまっていました。
なんとも非生産的であります、ただ動く画面を眺めているだけです、受動的極まりない。この状態を抜け出すためにはどうすればよいのでしょうか。
テレビを消した、、、そうすると仕事をやりだした
初日はテレビの電源をつけてしまい、まったくホテルで仕事をしなかったのですが、2日目は初日の反省を生かしてテレビを消しました、そうすると何が起きたか、、
・ホテルで勤め先の仕事をしだした!
という現象が起きました、初日と違うことといえば、ただ一つ、テレビを消しただけです。
なぜこのようなやる気の違いがでるのか?それは自分に影響を与える媒体(テレビ)がなくなった為に、自発的に行動を起こすことができるようになったからだと思います。
何かに影響を受けて、その影響を受け入れるのは簡単ですが、何もない状況であれば、自分で何をするかを決められます。それは読書であったり、筋トレであったり、外出であったりと能動的な行動を引き起こします。
受動的から能動的へ変わりたければ、その第一歩はテレビを消すことなのです。
テレビは売り払いましょう
テレビを消すことで能動的に行動できるわけですが、次はさらに考え方を進めて、テレビを処分してしまいましょう。
テレビを処分することで得られる事は
・能動的になれる
・部屋が広くなる(狭い部屋でも満足できる)
・引っ越しの時の荷物が減る
といったところでしょうか、最大のメリットは能動的になれるところですかね、ただ、デメリットもあるはずです、、、そうですね、
・テレビを見ている人と話が合わない
というところが最大のデメリットでしょうか、、本当に芸能ネタや、どこどこで悲劇が起きた、などという情報に関してはテレビを見ている人と全く共有できなくなります。
このデメリットが耐えられない人はテレビを持ち続けるしかないでしょうが、、ただ、その代償はテレビの前でただひたすら座り続けるという、なんとも受動的な行動になりますが、どちらが良いかを選ぶのはあなた次第、ということですね。
確かにテレビを見ないという人は増えたが・・
最近は若者はテレビを見なくなった、という方は多くいらっしゃいますが、彼らが代わりに何をみているかというと、
・Youtube
・インスタ
などなわけです、これらは自分で能動的に情報を取りに行っていると思われがちですが、少し気を付ける必要があるのが、
・ただただ流れてくる映像を見続けるのであればテレビと同じである
ということだと思います、Youtubeも日々更新されているチャンネルをただ見続ける、なんてのはテレビとまったく同じなのかもしれません。
自分の知りたい情報を入手するためや、勉強するために活用するのであれば有意義にYoutubeやインスタも使えると思います。(たぶん・・)
というわけで、テレビを処分しましょうというお話をしましたが、とにかく私が体験して思うのは、本当にテレビは怖い機械です。
電源を入れているだけで、私のやる気を根こそぎ持っていったわけですから、テレビをつけていたその日は1秒もホテルで仕事をせず、1秒も読書をせず、1行もブログを書くことができず、最後には21時くらいにテレビを見ながら寝てしまいました。。。
なんとも恐ろしい機械ですので、ぜひみなさんもテレビを処分していただきたいものです、あ、、、ゲームをしたい方は安くて良い液晶モニターがたくさんありますので、そちらでどうぞ。。
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