勤め人に時間がないというのは本当かもしれない

勤め人

 私は普通に勤め人をしております、しかもいわゆるホワイト企業と言っても良い企業に勤めており、残業はまったくなく、土日祝日はしっかり休み、有給もある程度好きに取れる、という状況でございます。

 ただ、その分給与は多くはありませんが、独り暮らしで生きていくにはなんの支障も無い状況であります。

 残業無しの土日祝休み、ということで比較的時間があるように思っていたのですが、最近はあまり時間が無いような気がしてきました。

 いったい何が起きてきたのでしょうか。

 

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複数のゴール設定をすると時間がない

 私は苫米地先生のファンですので、様々な先生の著作を読んでいるのですが、その中で複数のゴールを設定すべし、という内容がありました。

 複数のゴールとは例えば、仕事・健康・趣味・学習・家庭・ファイナンス・地域活動・社会貢献、などの複数の内容についてのゴール(目標)です。

 この複数をゴールの事を考えた時に、当時はほとんど何も出来ていない事に気づいたのです。

 地域活動と社会貢献は難しいので後回しとして、まずはその他の項目について考えてみたところ、各項目についてできる事から始めてみました。

 ・仕事:これは勤め人の仕事ではなくてやりたいと思える仕事、とりあえずは副業を始めた

 ・健康:ジムを辞めてから体が弱ったので再度ジム通いを始めた

 ・趣味:とりあえずギターを弾ける環境は整えた、他には麻雀や立ち読み、ブログ等

 ・学習:図書館で本を借りたり、勉強を始めた

 ・家庭:まずは若返らないと相手されないので自分磨きから

 ・ファイナンス:勤め人の仕事

 という感じで、いろいろと始めたり再開してみたところ、、全てをこなす時間が無い事に気づきました。。

 

勤め人では限界がある

 勤め人の仕事は通勤時間が45分くらいで、時間は8:00~17:30の9時間半拘束、となると11時間ほど平日の時間を拘束されているわけです。

 私は7時間くらい寝たい派ですので、残りの時間は6時間、身支度や食事に2時間とられるとして、残りの時間は4時間です。

 ・・・意外と時間ありますね、4時間もあればかなりいろいろな事ができそうな気がしますが、なぜか時間が無いように思えるのはなぜでしょうか。。

 ちょっと考えてみましょう

 ジムに行くとすると1時間ほど、読書1時間、ブログ書きは1時間くらい、自分磨きという名のストレッチは30分くらい、勉強30分、これですでに時間は無くなる、、というように地味に時間を削られていくのです。

 これに麻雀をしてしまった日には膨大な時間(6時間等)がかかりますので他の全てを犠牲にすることになります。

 このように、意外と時間が無い事に気づくわけです。

 

何を捨てて何を優先すべきか

 複数のゴール設定はよいのですが、私のような勤め人の場合は明らかにファイナンス(勤め人仕事)に時間がとられている事がわかります。

 勤め人仕事=仕事のゴールである人は2つのゴールが兼用できてよいのですが、、私の場合は勤め人の仕事になんの喜びも感じていないので兼用はできません。

 となると他の項目の何を優先すべきかを考えるしかありません。

 現時点でも時間は足りないのですが、ジム通いやストレッチを始めるにあたって捨てた物があります、それは動画視聴です。

 元々テレビは持っていなかったのでテレビ視聴時間はなかったのですが、動画配信サービスなどで動画を視聴する時間は毎日1時間ほどは取られていました、それを捨てて他の項目を実施する時間を作り出したのです。

 このように何かを始めるには何かを捨てる必要があるということです。

 

思うに、一番時間とられるのは対人関係ではないか

 いろいろな項目を実施するにあたり、最近思うのは一番時間を取られるのは人間関係ではなかろうかと思い始めました。

 飲み会に行ったら数時間は確実に取られる。

 女性と出かけるとなると数時間は確実に取られる。(・・・これは良い事だろうが。。。)

 というように、交友関係(対人関係)というのが最も時間のかかる項目であるのではないかと最近思うようになりました。

 人間は一人では生きていけないので交友関係は大事だとは思いますが、どうなのでしょうか、仲の良い人達と一緒にいる時間は確かに心地よいものではありますが、その時間が有効に機能していれば良いのですが、いつもの惰性で何の生産性もなければそれはムダな時間なのかもしれません。

 結婚していた頃、何も考えていないときは一緒にいるだけで良いと思っていました、一緒にアニメを何時間も見るだけでも幸せなものでした。

 ある時に考え方がコロッと変わってからはアニメを見る時間はムダな時間なのではないかと考えるようになってしまいました。

 考え方次第で何に時間を使うかというのは変わっていくということです。

 

勤め人を続けるのであればそれ相応の時間の使い方を

 上記のように考え方次第で幸せの形というのは変わるものであります。

 勤め人であっても自由となる限られた時間で満足する事も可能で、全ては考え方次第なのだろうと思います。

 今回様々な項目について活動を始めた結果時間が足りない事に気づいたのですが、勤め人を続けるのであれば、それなりの時間しか使えない事を認識して、それなりの活動しかできないという事を念頭に置いて何を行うかを考える必要があります。

 または、勤め人を卒業するすべを考え出すしかないのです。

 すべては自分が何を成したいか、ということが大事ではありますので、やはりゆっくりと自分の事を良く見つめなおす時間が必要なのだろうと思います、参考になれば幸いです。

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