独り身だと勤め人の急な出張も楽勝である

勤め人

 最近は勤め先の仕事がちょっとだけ忙しい、部署の人間が一人減ったのであるが、単純に一人減った分の仕事が私に回ってきているだけである、なんとも単純な話である、こんな簡単な構造ですらすっかり忘れてしまっていたゆるふわ勤め人である。

 そんな中、直近はとある商品のトラブルに巻き込まれてお祭り状態となっているのであるが、商品の担当者がとぼとぼと歩いて私の席の前にやってきた。

担当者:「お客さんの現場に行って商品の見直しが必要になった、明日って空いてる?」

私:「あ~いいっすよ何人必要なんですか~?」

担当者:「一人は確保できたから、後二人」

私:「○○さん明日大丈夫っすよね?、はい、私と○○さん大丈夫です~」

 というやり取りがなされた、時間にして20秒もかかっていない。

 

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独り身は最強である

 このやり取りを思うに、独り身というのはなんと身軽なのであろうか、私の場合はGoogleカレンダーで予定管理をしているが、彼女なし・友達なしの人間に予定などないのである、となると、明日どっかいけるか?という問いに悩む必要などない。

 これが、子供がいる、奥さんの尻にしかれている、ペットがいる、などという状況であれば、即答はできない、なんとも不自由なものである。

 ちなみに、担当者は追加で言ってきた

担当者:「ちなみに、泊まりになるかもしれないから泊まれる準備もしてきて」

私:「あ~わかりました~」

 なんの躊躇もなく回答、私の場合は何にもとらわれていないので、どこにいても一緒なのである。

 

他に道連れになった人はどのような人か

 私の近くに座っていて道連れになった○○さんはどのような人か、彼は定年再雇用で子供も独立しているような人である。

 この再雇用子供独立済みも独り身に次に身軽な人である、ちなみにもう一人一緒に行く人も50歳を超えているおっさんである。

 思うに、一番身軽でない人とは、子供のいるお母さんなのである、暇な独身男性と子育てを終えた男性というのは、暇人なのである。

 あとはモーレツ仕事人、という種族ね。

 

出向や単身赴任に関しては逆に身軽な方がややこしい

 今回は急な出張であるが、出向や単身赴任に関してはどのような状況となるのであろうか、出向・単身赴任に関しては、恐らく独り身の男性は逆に言うことを聞かないのではないかと思う。

 結婚し、子供を持ち、家を車のローンを持った男性が出向・単身赴任を告げられた場合、その男性は断れるだろうか、否、子供とローンをかかえた彼はこの要求を断る事はできないのである。

 仕事を辞められない状況にある人間に出向・単身赴任を告げるのではないかという雰囲気すら感じる。

 この出向を独り身の私に告げられた場合どうするか、私の場合はどこに住んでても一緒なのでOKするが、地元愛の強すぎる人間の場合は、断る事が可能なのである、なぜか?独り身の人間には家族やローンといったしがらみがないため、その勤め先に居続けなければならないという強制力がないからである。

 

独り身も悪いもんではない

 今回のしょうもない出張で思うに、身軽であるということ、彼女も友達もいないという状態も悪くないものだということを再確認する。

 どんな生き方をしてもかまわないのである、人にとやかく言われることもない、自由に生きて、少しでも世の中の役に立てればいいのであろう、ということをふとした瞬間から感じた、というお話でした。

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