どうも、勤め先で今日も天気のいい外を眺めながらぼ~っとしております。
よく、ISO9001認証取得工場!って書いてある事に気づく人は気づくと思います。あのISO9001ってのは何なのかを考えてみましょう。
難しい説明はウィキペディア等を見ればいいのですが、簡単にいうと、どんな業種にかかわらず、ISO9001に書いてある事に従って仕事をすれば、とりあえず、物事がうまくいくはずですよ。
という教科書のような物になります。
そうです、ISO9001とは品質の良い物を作ったり、良いサービスを提供する為の仕事システム作りの教科書です。
ですが、大体が、会社や仕事のやり方を良くしよう!っていう志ではなくて、ISO9001を取らないと仕事が取れない、だの、ISO9001がないと営業的に不利だの、という理由でとりあえず取っとけ。みたいな感じになります、で、担当者が振り分けられて、とりあえずISO9001の本を買ってみるわけですが、、、
まあ、わけわからんですよ。
大体、4章くらいから中身が始まるんですが、原文をちょっと見てみましょうか。。
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4.組織の状況
4.1 組織及びその状況の理解
組織は,組織の目的及び戦略的な方向性に関連し,かつ,その品質マネジメントシステムの意図した結果を達成する組織の能力に影響を与える,外部及び内部の課題を明確にしなければならない。
組織は,これらの外部及び内部の課題に関する情報を監視し,レビューしなければならない。
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意味わかります?わかんないですよね。。。
教科書であるはずの物が、こんな感じで書かれているわけですから、初めて担当する人はびっくりするわけです。。
で、取る戦略は
・フォーマットを買ってくる
ということですね、会社の名前を書くだけのフォーマットが売ってますのでね、、それを買って、仕事内容をそのフォーマットに合わせているように見せかけて、ISO9001を審査を受けて、はい合格。
みたいなのが、よくある流れになってるわけです。
本来はそうではないんですね、もう一回さっきの文書見てみますか。。
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4.組織の状況
4.1 組織及びその状況の理解
組織は,組織の目的及び戦略的な方向性に関連し,かつ,その品質マネジメントシステムの意図した結果を達成する組織の能力に影響を与える,外部及び内部の課題を明確にしなければならない。
組織は,これらの外部及び内部の課題に関する情報を監視し,レビューしなければならない。
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簡単に言うと
市場の状況に合わせて、会社がうまくいくように仕組みを変えるために、現状の課題をしっかり把握しましょう
みたいな事を言っています。
これって、当たり前の事なんですよね。
他にも、ISOといえば、これとこれは文書にしなさい、だの、これとこれは記録に残しなさい。って事があるわけですけど。。
それも、誰がやっても同じように仕事ができるように、やり方を決めた方法を文書として残して、それを使って仕事を教える。ということですし。
誰が何をやったか後でわからなくなるのを防ぐ為に、記録として残している。ということなので、当たり前の事が書いてあるだけなんですね。
日本人は文書で教えるってことが苦手なのかもしれません。言葉通じない人がほとんどいないので、しゃべりで教えてしまうのですね。
外国の場合は、言葉が通じない場合があるので、文書や絵や動画で手順通りに教えるしかありません。
この辺の事情が、文書を規定しても、どうせ見ないでしょ?っていう感じになって、ISOのホントの目的が見えなくなってるのかもしれませんね。
さらには、現代日本人は本を読みませんから、、文書も読めないんですよ。日本語は話せるけど、文字が読めない。そんな人ばっかりですね。
そうはならないように、ほぼ無料(月額325円)のAmazonPrimeに入って、PrimeReadingで本を読みましょうよ、というお話になるのはちょっと無理があるけど、まじで本読まないと文字読めなくなりまっせ。。
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