ビジネスホテルに貸麻雀卓ビジネスは非常に合理的ではなかろうか

 私はたまにセット(4人)で麻雀をするのであるが、雀荘ではなく、ビジネスホテルに設置してある麻雀卓を借りる事がよくある。

 ビジネスホテルである為、駐車場も十分にあり、地理的にも悪くない為よく使うのであるが、よく考えるとなぜビジネスホテルに麻雀卓?という疑問がある。

 少し考えてみた。

 

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貸麻雀卓ビジネスとは

 麻雀卓とは今やおおよそ10万円もだせば、全自動卓が購入できる。

 単純に麻雀卓料金に対し、場所代の売り上げで考えてみよう。

 今回我々が借りた時間は8.5時間程度である。1時間1200円であるから、1200円×8.5時間で10200円。

 この時点で恐ろしい事に気づく。

 もし我々が10回借りたとしたら、すでに麻雀卓代はペイしているのである。。

 麻雀卓の償却費だけで考えると、数か月で回収でき、あとは利益となるというとんでもないビジネスである事に気づく。

 

ビジネスホテルに置くことによるメリット

 私が行く麻雀卓を借りるビジネスホテルはやや古めの建物の為、ちょっとしたスペースがある。

 会議室であったり、リラックスルームらしき部屋であったり、ちょっとした炊事場のようなスペース。

 そして、これらのスペースに麻雀卓を置いて貸し出しているのである。

 サービスは一切無し、食事等は注文すれば出てくるが、飲み物等のサービスはなく、自分で持ち込むか自販機で購入するシステム。

 これは、、、ホテル側からするとメリットだらけではないでしょうか。

 空いているスペースを有効活用し、併設した食堂からやたらと料金の高い食事を提供し、定価で販売する自販機の売り上げがあがる。

 ビジネスホテルは24時間フロントに人がいる為、夜遅くまで麻雀をして会計をする人達にも対応できる。

 部屋の片づけはフロントの従業員でも対応可能。

 いいことだらけであります。

 

月の売り上げはどのくらいか

 前述のビジネスホテルには麻雀卓が5台設置されている。

 私は月に1回程度、金曜日に使用させていただいている、その際、だいたい他にもお客さんがいる。

 さらに、土曜日に借りたときも他にお客さんがいた、ついでに平日に借りたときも他にお客さんがいた。。

 となると、週の稼働は・・・5卓ある為に稼働回数は10回を下る事はないであろう。

 平均単価は8000円程度とすると1週間8万円、月に24万円である、1卓10万円とすると5卓50万円、2か月で麻雀卓代は回収し、あとは利益となる。

 月に24万円、、この数字がおおきいのかどうかは部屋を占有する料金との比較となるので何とも言えないが、少し考えてみると。

 麻雀卓を設置する部屋は宿泊となると3部屋程度の広さに相当するから、1泊5000円として稼働率50%とすると・・・30日×5000円×3部屋×0.5稼働率=75000円、ん?

 稼働率100%でも15万円である、貸麻雀卓の方が売り上げが高いではないか!

 

ビジネスホテルで空き部屋があれば麻雀卓を貸しましょう

 このように、ビジネスホテルにおける貸麻雀卓ビジネスは圧倒的な利益率を誇ると考えられます。

 空いている部屋があって、麻雀卓と椅子が4つ入ればそこは立派なプレイルームです。

 認知さえされて、安定した集客をする事ができれば、下手に宿泊部屋を設置するより売り上げが上がる可能性があるのではないでしょうか。

 

 ちなみに、前述のビジネスホテルの貸麻雀卓の料金は最近200円値上げをした、フロントの人が言うには、設備を入れ替えたいからだ、と言っていた。

 たしかに、当時の全自動卓はボロボロでよく止まる事があった、入れ替えてからは非常に快適である。

 設備投資を行うから料金を上げるというのは一見正しそうに聞こえる。

 しかし、今回計算したように、麻雀卓の設備投資などは2か月もすれば回収するのである、実は、料金を上げる必要などないのである。。

 もっともらしい言葉や理由の後ろには巧妙に隠された、単純な売り上げを上げたいという正直な思いが隠されている、少し考えればわかる事ではあるが、なかなかそこに思いはいたらない。

 そんな事を麻雀後の寝不足の頭で思いついたので書いてみました、参考になれば幸いです。

 

 後日、麻雀卓の金額を調べると業務用の全自動卓は80万円くらいすることが発覚、となると、5台全て入れ替えたとすると400万円、400万÷24万=17か月ということである、ただ、設備台回収に1年半となると、大した期間ではない為依然美味しいビジネスであろうとは思う。

 部屋のリフォーム代に比べれば麻雀卓の400万円の方が安いであろうし。。

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