都会での車移動は実は快適説

東京は道が空いている・・

 勤め先の仕事で東京へ、業者さんの営業車にのって都内を移動する。

 これだけ人が多いのであるから、さぞ道は混んでいるだろうと思ったのだが、意外と道は混雑していない。

 というのも、平日に走行している車はほぼほぼ会社の営業車であるという、恐らく休日はさらに車は減るであろうとのことであった。

 場所にもよるのであろうが、実は都内で車で移動するのは便利なのではなかろうか。

 

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そういえば大阪もそうだった

 平日に大阪の中心部を走った事もある、周りはほぼプリウスか軽ワゴン車、そしてトラック、たまに高級車という感じであった。

 高級車以外は全て会社に勤めている方の車である、庶民は車を持たず公共交通機関で移動し、歩いたり、自転車に乗っているのである。

 これには違和感を感じた、都会にくるといつも大変な人の量に圧倒される、どんな時間であっても人の波は途切れる事はない、常に駅には大量の人達であふれている。

 一方道路はというと、大して混んでいないのである。

 

車が必要ないという事は逆に考えると

 都会では車は必要ない、ということは、車を持っているということは逆に大きな差別化をはかれるということである。

 田舎で車を持っていなければ、お話にならない、移動すらままならない。

 しかし、都会で車を持つという事は大きなメリットになり得るのではかろうか。

 今回思ったのは、電車移動+歩き、という移動スタイルは実はかなり時間がかかるという事である。

 車でまっすぐ目的地に向かったときのスピードに驚いたのである、電車は各駅に止まり、電車内では立ち続け、徒歩移動は日差しに照らされて暑い思いをする。

 車移動のなんと快適な事か、日差しは遮られ、エアコンの利いた車内で座って移動できるのである。

 荷物も運べる、徒歩で大きな荷物を持って移動する事は困難を極める。

 車とはなんと便利な道具であろうか。

 

問題は駐車場代

 都会で車を持つことの最大の障害は駐車場問題であろうか、車を置いておく場所の確保だけで人間が住むほどの金額がかかるという話はよく聞く。

 以前名古屋の駐車場に一晩止めたときのコインパーキングの代金は1300円であった。

 単純に30日をかけると、1300円×30日=39000円

 恐らくは駐車場代は4万円程度だということである。

 4万円・・・私の現在の家賃は3万円以下である、本当に人間よりも高いところに車はすんでいるのである。

 

カーシェアでお願いします

 車を持つことの維持費が5万円以上もかかってしまうのであれば、車をもつという選択肢がでてこないのは当然である。

 となると、カーシェアを使うしかない、どのくらいかかるのだろうか。

 タイムズのカーシェアであれば6時間4020円だそうだ、月に4回ほど使ったとすると、16000円か・・・それに基本料金が1030円、電車と徒歩に慣れてしまうと車という選択肢はないのであろうか。。

 

やはり都会で車を持つことのハードルは高い

 今回ご一緒した業者の方の家賃を聞いてみたが、1ルームで7万円だそうだ。

 田舎であれば一軒家が借りられる値段である。

 これに駐車場代がかかると10万を超えてくるわけで、いくら都会の給料が高いとはいえ、一般庶民には維持困難な金額であろう。

 都会での車移動の優位性を感じる事はできたが、現実はあまくなさそうだ、実際は少し郊外に住んで車を確保する、という方法なのであろうか。

 ・・・素直に電車にのって歩くのが正解でありました。

 

中国の都会に比べると雰囲気が違う

 東京は人が多い、しかし、その割に車が少ない、このことを今回車で移動したことで感じた。

 この違和感は恐らく中国の都会と比べて感じた違和感かもしれない。

 中国も人は多い、そして、車も異常に多いのである。

 中国の都会は東京のように細々と鉄道が張り巡らされているわけではない、となると車(またはバス)での移動がメインとなる。

 その結果、膨大な渋滞をひき起こしている、そういう意味では東京というのは非常に公共交通機関が発達した結果、車を減らす事に成功しているのかもしれない。

 または、車を持つことの意義が薄れてきているのかもしれない。

 

こんなシェアの形はどうだろうか

 カーシェアリングもそれなりに高いし、、となると、小さな共同体でカーシェアをするしかない、5人で1台をシェアすれば維持費は月1万円である、友人同士で1台をシェアするというのはどうだろうか?

 私は大して友人がいないのでイメージがわかないが、友人が多い人であれば意外と有効な手段なのではなかろうか。

 まずはタイムズ等のカーシェアサービスで車の利便性を体感して、その結果車を所有したいと思えば5人集めて1台をシェアするという方法はいかがだろうか、などと思った今回の東京出張でありました。

 

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