私は昔ちっちゃいライブハウスで爆音を聞いてから、ずっと耳鳴りがするようになりました。
とは言え、別に生活に支障がないので放置していますが、この状態で爆音のするライブに行くと、
・もっと耳鳴りが激しくなる
という状況に陥ります。
これも放置していたのですが、さすがに年を重ねたので、ちょっとは耳をいたわってあげないとイカン、ということで試してみたのが、
なるものです、ちょうどガルネリウス(ヘヴィメタルの爆音)のライブに行くときに使ったら、
・ライブ後も耳鳴りがしない!!
という感動を得る事ができました。
爆音ライブ後に耳鳴りで苦しんでいるかたは、ライブ用耳栓、使った方が幸せになるかもです。
ライブ用耳栓、、、ある音域をある程度遮音するもの
ライブ用耳栓と銘打っておりますが、ちょっと難しい言葉でいうと、
・ある音域をあるていど遮音するもの
ということになりまする、それが、、Amazonで買った怪しい耳栓の取説にもしっかり書いてあります。
製品の遮音性能図というところに書いてあります。
拡大すると、
さて、、これを見ても一般の人からすると何のことやねん?と思うでしょうが、簡単に説明すると
周波数(Hz):音の高さ、数字が低い方は低い音で高い方は高い音
遮音地(dB):音をどのくらい小さくできるか?の数値、dBってのはあまり聞いたことないでしょうが、ものすごーくざっくりいうと
3dB違うと2倍音の大きさが違う
みたいな感じです、なので遮音値17dBってなると、かなり音が小さくなってるってことです。
標準偏差(dB):これは製品としてどのくらい性能のばらつきがあるか?を示しております(これを載せてるのは真面目なメーカーですね。。。
この標準偏差ってのが、普通の標準偏差だと仮定したら、製品のばらつきとしては
3×標準偏差
程度はありますので、標準偏差5.5ってことは遮音性能が低い方になると
8000Hzの遮音性能の最悪値:32.9dB-(5.5×3)=16.4dB
ってな感じにもなるし、逆にいいものになると(32.9+16.5)49.4dB
にもなったりするかもしれません、って言っても、これって人それぞれ耳の形状も違うので、まあ、目安ですね。
てな感じで、真面目に遮音性能と標準偏差まで書いてあるので、この製品なかなか真面目に作ってる、ような雰囲気は受けます。
ま、性能表を見た感じ、
・高い音をかなり遮音してくれそう
ってな感じであることが見て取れます。
実際に使うと、、、ホントに高い音を遮音してくれる
さて、実際のライブで使ってみました。
使ったのは、われらがガルネリウスのライブ
いや~爆音も爆音ですが、表示されている性能通り、
・高温のキンキンした音がかなり抑えられている!
のです、ちょっとおもしろかったのが、ヘヴィメタルなのでボーカルはかなりハイトーンなのですが、
ハイトーンでシャウトしてるときに、、、
「あまりシャウトが聞こえなくなる・・」
っていう面白い現象も起きます、ああ、ほんとに高音を遮音するようになってるんだなぁ、なんてしみじみ思ったもんです。
ただ、低音は高音よりも遮音しないので、バスドラやベースの音はよく聞こえるので、リズムをとるのには支障がないので、いつも通り暴れられます。
がしかし、、、
自分の声がこもる、、、やっぱり自然な音の方がよい
とはいえ、耳栓は耳栓です、最大の特徴は、
・自分の声がこもる
ってことで、ライブと言えば一緒に歌いたいじゃないすか、だけど、自分の声が良く聞こえないので、
「めっちゃ音程外してて周りに迷惑かけてるかもね・・・」
っていう状況に陥ります。
これを解消するには、自分にも聞こえるほどの大声で歌う必要があったりします。
ついでに、、、今回の製品は1600円くらいで2セットついているお買い得品だったので、1セットを相方に渡したのですが、、相方は
・生音の方がいい
ってことで、途中で耳栓外してましたね。
この気持ちはよくわかります、私だってホントだったら生音で聞きたいんすけど、、、耳が死ぬから無理なんっすよ・・
耳をいたわりたい人は、ライブ用耳栓使いましょう
アーティストの方で爆音で耳がやられるって人は良く聞きます、これは
許容値以上の音に長時間さらされるから
であります、聴覚にも限界があるってことです。
視力と一緒で、聴覚も知らない間に衰えているかもなので、、、
・耳をいたわりたい人はライブ用耳栓を使いましょう
ってことになります。
私はかなり耳が弱い方なので、今後は使ってみようと思っております、だって、
ライブの後に耳鳴りが悪化していないのは初めてだ・・!
という実感を得てしまったからですね、いや~耳ってのは、当然ながら大事っすよ。
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