日本国内であればどこに行っても立ち並んでいるギラギラした建物、パチンコ屋。
行かない人間からすると、なぜあんなにも沢山のパチンコ屋が存在するのかわけがわからないですが、平日の夕方以降や土日になると大量の車が止まって繁盛しているのがよくわかります。
行く人が沢山いる、需要があるからパチンコ屋が沢山あるわけです。
さて、節約という観点からすると、パチンコというどうしたって趣味の範囲を超えてしまうギャンブルは間違いなくNGです。
趣味の範囲の境界線をどこに置くかが重要です。
趣味に費やすお金はどのくらいが適正か
趣味に費やしてよいお金とはいったいいくらなのか。
当然ながら人によって異なる金額ではありますが、手取りが20万だったとしたなら、いったいいくらを趣味の費用に充てるでしょうか。
1万?3万?5万?
家賃の適正金額は手取りの3割などと言われますから、まあ趣味に費やす金額も最大で3割程度でしょう。
となると手取り20万であれば6万、家賃も6万ならば残りは8万、まあ生活はできますね。
ただ、貯金はできないでしょうが、そこはその人の価値観です。
てなわけで、MAX手取りの3割を趣味費に充てる、という少々高めの基準で考えてみます。
・・・個人的には1割くらいのモノだとは思いますけどね。。
パチンコは手取りの3割でおさまるのか問題
パチンコに行ったことがない人はわからないでしょうが、1玉4円のいわゆる等価交換といわれるパチンコ屋の場合、まったく当たらなければ1万円がなくなるのは1時間もかかりません笑
1時間1万円、キャバクラなみのコスパですね。
とは言え、パチンコは買ったら儲かる、とみんな言って通い続けるわけですが、当然ながらパチンコというのば凡人には勝てないように出来ています。
だって、パチンコ屋は営利団体ですから、必ずパチンコ屋が儲かるようにできているからです。
ということで、買ったり負けたりを繰り返して、必ず負けるパチンコ、手取り20万の3割なら6万円費やすわけですが、、、、問題なのは、6万円が1日で無くなる事もある、ということです。
買ったり負けたりを繰り返して月のトータルで6万円負けました、これなら趣味の範囲内です、しかし、1日で6万負けた場合、その月はもうパチンコに行かないかというと、そうはいかないのが人間の心理です。
ですから、パチンコを月いくらの範囲で抑える、というのはほぼ無理なので、趣味としてパチンコ(スロットも一緒)をするのは不可能ですね。
パチンコというのは趣味の範囲を超えるギャンブルなので、節約家からしたら絶対に手を出すべきではない趣味になります。
1玉1円のパチンコの場合はある程度遊べるかもしれませんが、負け分が4分の1になるだけなのでたいして変わらないでしょう。
雀荘で麻雀をする分にはどうか
パチンコのほかには競馬や競艇という公営ギャンブルがありますが、競馬や競艇はパチンコほど手軽に行けるモノではないので除外します。
どこにでもあって手軽に行けるモノとしては麻雀(雀荘)があります。
さて雀荘は手に負える趣味かというと、、、
雀荘のルールによりますが、全国展開しているさかえグループの場合、1000点100円になりますから、1回大きく負けると6000円です、1回は早いと10分で終わる事もありますから、、1時間での最大の負け金額はパチンコと似たようなものになります。
実際に私は1時間で2万くらい負けたことがあります笑
ただ、雀荘の種類によっては1回大きく負けても1500円くらいや、ゲーム代400円だけで済むような場所もありますから。
ギャンブル要素を排除した雀荘であれば、趣味として楽しむ事は可能です。
ゲーム代だけであれば、5時間遊んで3000円くらい、10回行っても3万円です。
ギャンブルではなくて麻雀という競技を楽しむ、というマインドを持つことができれば、麻雀というのは十分趣味の範囲で楽しむ事ができますね。
飲みやキャバクラなどは厳しい
お酒を飲む事を趣味とする人もいるでしょう。
仲間と安い居酒屋で安いつまみに安い酒をたまに飲む分には趣味の範囲で収まるでしょう。
問題はお酒が入って気分が大きくなってしまうことです。
男が集まって酒を飲んだら、、酔っぱらって次のお店に行きたくなるというのが人間のサガです。
ここで登場するのがキャバクラなどですが、、、勢いあまって2件はしごしたならば、1万円が1時間でかるく飛んでいきます。
これを月に複数回続けたならば、、趣味の範疇を超えてしまいますね。
軽い飲みならばよいのですが、そのあとのキャバクラなどへの誘導はなんとしても避けたいところです。
お酒が飲みたい場合は、家のみが一番ですね。
趣味に使う金額も家計管理と同じ
他にも健康的な趣味は沢山ありますが、旅行にしたって、スポーツにしたって、こだわればこだわるほどお金は沢山かかります。
結局大事なのは、趣味にいくら使っているか?とうことを把握することで、結局のところ家計管理と考え方は同じです。
ギャンブルが趣味だったとしても、しっかり負け分を把握して管理できれば趣味の範囲内となるでしょう(多分無理でしょうが・・)
健康的なスポーツにしても、さまざまな場所に遠征して費用がかさんで毎月の生活費を圧迫したならば、その趣味は手に負えないモノになります。
やっぱりまずは家計管理が大事です、それが全ての出発点ですね。
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