ガラケーからスマホへの過渡期ではガラケーとスマホの2台持ちという方法がありました。
これは、ガラケーが月額980円に対し、スマホだけを契約する場合は月額料金が5000円を超える為に2台持ちにして、当時から存在した格安Simをスマホに刺して、通信量を節約して使う方法がありました。
しかし、今や選択肢は膨大になりました。
2台持ちをするならば、何のために2台持ちをするのか?
という事が重要になります。
個人的なLINEを2つ持ちたいのか、それとも通信環境改善の為に2つSimを持ちたいのか。
自分の使い方に合わせた2台持ち、若しくは複数台持ちを検討できる時代です。
2台持ちで何ができる
そもそもなぜスマホを2台もつのか?
という疑問ですが、2台持つことでできる事をいくつか考えてみます。
iPhoneとAndroid両方を使ってみたい
現在のスマホのOSと言えば、日本人の大好きなiPhone(iOS)と、GoogleのAndroidが主です。
一つのスマホでiOSとAndroidは使えませんから、両方のOSを使いたい場合は2台スマホが必要です。
iOSでしか使えないアプリやAndroidでしか使えないアプリがあったり。
AndroidでしかテザリングができないSimがあったりと、2台持ちすることで考えようによってはいろいろなことができます。
通信キャリアによってつながらないところを補完する
楽天モバイルの登場によって通信キャリアは4社になったわけですが、まだまだ楽天モバイルはつながりにくいです。
安い楽天モバイルは使いたいけれど、やっぱりつながらないからドコモ回線は必要、
そんな方は2台持ちで繋がりにくさを補完する事も可能です。
スマホの写真をスマホで取る
意外なところでいうと、スマホの写真ってスマホで撮れないのですね。。
スマホが2台あれば、スマホAをスマホBで撮影する事ができます。
何てこともできます。
仕事用とプライベートを分ける
仕事用とプライベートを分ける使い方が一番スタンダードな使い方ですね。
この方法は昔から存在しましたが、会社からスマホを支給される場合もあるでしょうから、会社からの貸与品の場合は料金は会社持ちなので、料金は気にしないですが、
個人で2つ持つ場合は料金が気になるところです、が、現代は料金問題もある程度解決できます。
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というように、他にもいろいろと使い方はあるでしょうが、2台持ちすることでできる事の幅は広がるのは間違いないです。
実際に私もスマホ2台持ちをしていた事がありますが、用途は、連絡先をよくきくバイトをしていた時にバイト用のスマホを持っていました。
なので、基本的には仕事とプライベート用、というのが基本でしょうが、気になるのは2台持つことによる料金ですね。
2台持ちの料金はある方法ならば意外と安い
2台持ちするには2回線分の料金がかかりますが、これに関しては楽天モバイルの登場によって劇的に安くなりました。
楽天モバイル2回線持ち
楽天モバイルの料金体系は通信料が(値段は以下税込み)
~1G 0円、~3G 1078円、~20G 2178円、20G~ 3278円
です、1回線だけであれば通信量が1G以下であれば0円で、
残念ながら2回線目の契約は1078円からとなりますが、2台持ったとしても通信量が2つそれぞれ1G以下であれば、
・1078円
で済む事になります。
楽天モバイルは通話料無料ですから、2台持ちをする場合で、通話品質、通信品質にこだわらない人であれば最適です。
格安Sim同士なら様々な組み合わせも可能
格安Simの業者は沢山ありますので、何とも比較がしがたいのですが、むか~しむかしからあるiiJで考えてみます(私も昔使ってました)
iiJはプランが沢山あります。
こんな感じで、音声Sim、SMSSim、データSim、eSimの4種類があります。
2台持ちする場合は、
1:音声Sim2G 858円
2:eSim2G 440円
の場合は合計1298円(4G)となるわけです。
楽天モバイルよりも少し高く、音声通話も無料ではありませんが、なんといってもドコモ回線が選べますので、通信品質・エリアはまったく問題ありません。
ただ、LINEを2つ持つ場合はSMSの契約が必要ですから料金はその分上がります。
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というように、現代は2台持ち(2回線持ち)のハードルも低くなっています、自分の使い方に合わせて選べる時代です。
おすすめは、自分が使うエリアに問題がなければ、
・楽天回線2個持ち
になります、楽天回線2つであれば、データ無制限で最大3278円ですから、さまざまなSimと比較してもコストパフォーマンスは最も高くなります。
スマホ2台って、高くない?
スマホを2台持つということは、2個買わなければいけないわけです。
普段iPhoneを使っている人であれば、2台で20万こえるじゃないか!と思うかもしれませんが、これは高いスマホを買うから高くなるのです。
スマホを安く買う方法としてはいくつかあります。
中古で買う
スマホは2020年には約3000万台売れています、、ということは中古品も大量に出回るわけです。
ちなみに、2020年の普通車の販売台数は約250万台ですから、、スマホの中古品というのは膨大にある事になるわけです。
買う方法は、
メルカリ/Geo/BookOFF/イオシス/じゃんぱら/等々
いろんな場所で買う事ができます、まだ使えるスマホが1万円以下、なんてのはザラです、ただ、、対応OSや対応Sim等、いろいろと注意は必要ですが。。
安い中国ブランドスマホを買う
スマホはiPhoneだけではありません、安い中国ブランドスマホもAmazonをみれば大量に出回っています。
1万円程度で普通に使えるスマホは沢山あります。
新品のiPhone1個買うのに8万かかるなら、安い中国ブランドスマホなら4個くらい買えます笑
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このように、スマホ本体を買う事に関してもiPhone1個買う値段で何台でも買える時代になりました。
1つのスマホで2回線使う方法
他にも1つのスマホで2回線使う方法もあります。
iPhoneで2回線使う
最近のiPhoneであれば、物理Sim+eSimの2回線が一つのスマホで使えます。
上記に紹介したiiJの音声Sim+eSimという使い方も可能です。
デュアルSimのスマホを使う
他にも、物理Simが2つささるスマホもあります。
iPhoneは物理Sim2枚は使えませんから、必然的に物理Simが2枚刺さるスマホはAndroidになります。
Androidなら、1つのスマホでLineアプリを2つ使うことも可能だったりもします。
使い方はいろいろです。
安く2台持ちができる時代、何に使いますか
現代は安くスマホを買えますし、維持費も月1000円台からと劇安です。
いろんな選択肢がある中で一番大事なのは、
・2台持ちで何をするか
ということです。
私の場合は、昔はスマホ料金が高いから2台持ちして費用を節約しました。
ただ、今は2台持ちでも費用はたいして掛からないからこの理由は当てはまりません。
前述した仕事とプライベートを分ける他にはどんな使い方ができるかというと、
・自宅のWifi環境用にSimを契約する
・車のWifi環境用にSimを契約する
・モバイル通信付のiPadやPC用にSimを契約する
等々、いろいろな用途でSimを契約する事は可能です。
自分がどんな使い方がしたいか、どんな便利な生活がしたいか、料金との兼ね合いを良く見極めて複数Sim生活を考えてみてはどうでしょう。
おすすめは楽天モバイルとiijeSIMの組み合わせですね。
コメント
無料期間に楽天モバイルを契約しましてスマホ2台持ちです。あと音楽とナビ用にひっそりプラス1台あります。(Wi-Fi運用ですが)
用途は着信用&SNSと発信用を分けるという無意味な持ち方してます。
楽天モバイルの無料期間が間もなく終了なのでどうしようか検討してますが悩んでます。
楽天リンクの通話が地味に助かるけれど最初の契約時に番号をとってしまったので2回線目は無料維持できないのがネックで2台契約継続かなぁと思ってます。
コメントありがとうございます!
楽天モバイルの素晴らしさは、データ通信を使わなければ基本使用量が”ゼロ円”というところです。
楽天Linkのみの使用でもデータ通信を1G未満にすれば基本使用料は0円ですので、
契約していても問題はありません。
ただ、、データ通信を1G未満に抑えるのが難しいわけですが、この問題は、
デュアルSIMのスマホを使う事で解消できます。
という事を地味に記事にもしていますので、うまく使えば楽天モバイルは契約継続でまったく問題ないですよ。
尚、私は、iPhoneSE2で、物理Sim:楽天モバイル(通話SMS受信用)、eSIM:iij(データ通信用)
という使い方をしています