車を買う時にはさまざまな費用がかかります。
新車であれば、オプションに何を付けるか?
中古車であれば、車検に向けてブレーキパッド変えるか?タイヤやホイールは変えるのか?オーディオは変えるか?
旧車であれば、う~ん、、一体どこまでの部品を交換しようか・・
という様に、どんな車を買う時であれ、車体価格だけで済む場合もあれば、追加で様々な費用が掛かります。
追加オプションや部品交換、カスタムという誘惑は、
・何にお金を使うか?
という事を決めておかないと、費用はどこまでも増加します。
自分が大事にする事は何なのか?
このことを決めてから車を探せば、余計な費用が掛からずに節約できます。
車体価格だけではない、車を購入するときの費用
車を購入した事がある人ならわかると思いますが、車を購入するには、
車体価格+諸費用
というように、車体価格以外の金額がかかります。
諸費用には、車検代や登録費用、遠い場所から買った場合は陸送費用等、様々な費用がかかります。
最近はこれらの費用を一括にして、
総額○○万円
という様な表示をしている場合もあります、ただし、諸費用は、
車検の有無や販売店の利益幅、によって各社異なりますし諸費用は販売店から購入する場合は必ず必要な費用となります。
一方で、車を購入するときには、諸費用だけでない、さまざまな誘惑があります。
新車購入時のオプション追加誘惑からいかに逃れるか
新車を購入する時にはディーラーオプションというキラキラした誘惑があります。
ディーラーオプションとは、新車を生産するときにオプションを一緒に製造ラインで取り付けてしまう仕様の事です。
ですから、後でディーラーオプションを取り付けようとすると、
「追加で費用が・・・」
という脅しをかけられて、つけるなら今の内ですよ~と言って、大量のディーラーオプションを付けた結果、、
車体価格+30万
なんていうバカげた結果になるのです。
最近はナビなどもオプションになっていますから、ナビだけでウン十万、なんて話もあって車体価格なんてあってないようなものだったりもします。。
ディーラーオプションや高価なグレードから逃れるには
さらには日本の新車販売には
・グレード
という訳の分からない設定もあります、XだのZだのと、オプションを最初っから付けて、個々につけるよりも○○万円お得ですよ~なんてやつです。
これらの誘惑から逃れる方法は1つです。
・新車は最廉価グレード&オプション無しで買う
という方法です。
私の場合、ジムニーが3型にマイナーチェンジする前に見積もりを取ったのですが、
「XG(最廉価)グレードのオプション無しで見積もりをください」
と言い切りました。
なぜこう言ったかというと、、
最廉価グレードでも車としての機能や動力性能は変わらない
3型にマイチェンする前のジムニーは、
XG:セーフティサポート無し
XL:ちょこっとオプション付き
XC:全部入り
というラインナップでした、ここで重要なのは、
エンジンも駆動方式も全グレード同じ
という事です、どのグレードを選んだとしても、高速道路も楽々走れるエンジンとどんな悪路でも走破できる4WD駆動方式は全て同じだということです。
車に求めるモノがはっきりしていれば(私がジムニーに求めるものの一番は悪路走破性)、オプションなんてのはただの飾りだ、と言う事ができます。
日本の車販売方式の場合は、
・車の機能が同じなら最廉価グレードが一番お得
と考える事もできるので、最廉価グレードでオプション無しを選ぶことができれば、
新車を買う時に節約ができる、と言えますね。
中古車を買う時は、元から付いている物で満足できるかがカギ
中古車を購入する場合は、すでに付いている装備とどう向き合うか?
が費用を抑える為のカギです。
ホイールが変えてあるのか?そのホイールが自分の好みに合うのか?
カーナビが古くて地図が役に立たなくても我慢できるか?
そもそも車検を通すためだけのメンテナンスしかされてないから、必要な交換部品代を考慮できるか?
等々、その車一台一台の状態によって、何にお金を使うか?が重要なのは新車購入時と考え方は同じです。
中古車はできるだけそのまんまの仕様で乗るのがお得
新車購入時には、最廉価グレードを狙いたいと書きましたが、中古車の場合は、、
・残念ながら最廉価グレードはほぼない
と考えてよいです、なぜなら、ほとんどの人はディーラーの口車に載せられて上位グレードを買わされる(?)場合が多いので、必然的に中古車は上位グレードのモノが多くなります。
ですから、中古車の場合は必要な装備はすでにそろっている、可能性が高いです。
私が中古で購入したJB64ジムニーは最上級のXCグレードでした、ので、な~んにも追加する必要はありませんでした。
唯一スマホとカーナビをつなげる為の方法が無かったので、検討しましたが費用は数千円です。
他にはタイヤを変えましたが、、まあ、これは残念ながら検証せずに終わってしまったので、結果的には変える必要はありませんでした。。
自分の車になったならいろいろと変えたくなるのはわかるのですが、中古車は前オーナーが問題なく乗っていたものですから、そのまんまでも乗れるのは間違いないです。
よって、中古車の場合は消耗部品の交換以外は、そのまんまで乗るのが最もお金がかからない方法になります。
旧車は・・・お金をかけると際限がなくなる
さて、、旧車の定義は何年落ちからでしょうか、、明確な定義はないみたいですが、
約30年前の車だとまあまあ旧車と言えるでしょう。
30年前の車となると、いろんなところにガタがきています。
外観はもちろんのこと、内装、エンジン、駆動系、、いろんなところが古くなっているので、はっきり言って、
・何にお金をかけるか決めとかないと、際限なくお金がかかる!!
という事態になります。
私が購入した29年前のジムニーに関していうと、、、
・とにかく走りに関するところだけ
と決めて部品の交換やメンテナンスを行いました。
これに追加して、、、外装や内装に手をかけ始めると、楽勝で追加費用が数十万、とかかってきます。
何を重視するか?新車も中古も旧車も全て同じなんですね。
追加費用と必要経費の分別を持とう
車を購入する際にはさまざまな費用がかかります。
ディーラーで購入する場合、見積もりするときに、
・メンテナンスパック
とかいう、まったく頼んでもいないサービスを見積もりに勝手に追加してくる事があります。
新車の場合は、、、初期不良じゃない限りはメンテナンスなんて不要です、だって、新車なんですからね・・
新車のメンテナンスパックは追加費用で必要経費ではありません。
自分が必要とする費用をきっちり定義しておかないと、、、いろんな人に勧められるままに追加費用が増えていきます、世の中とはそういうモノです、だって、みんなものを売って売上を上げたいんですから。。
稀に相手の事を考えておすすめしてくれる人もいますが、そんな人に出会えたらラッキーです。
基本的には自分の中で定義を決めておくことが重要です。
車を買う時には、、、自分が大事にしている事はなんなのか?ということを頭の片隅に置いておくとよいかもです。
コメント
とっても共感できることだらけです!!
私の車がまさに中古で廉価版でした。
もし今後新車を購入するとしても廉価グレードで充分だよなぁと思っております。
ただ、廉価だとフォグランプがついてないとかシートとヘッドレストが一体型(商用車みたい)なのがなぁと思ってカタログみております。
まぁ買う予定はないのですが…。
購入後のオプションはドラレコ(最近の北海道の運転荒い人多いため)とエンスタ(冬つらい)です。しかも量販店でお願いしました。
廉価版で充分だよねと夫婦で話したのに二年前に夫が購入したヤリスクロスは最上位グレードでした…。
本人曰く廉価グレードにつけたいオプション(LEDとか何か不明)を付けると最上位と変らない価格だからと言ってましたがどうなのでしょうねと思ってます。
いつも長々コメントして申し訳ありません。
いつもコメントありがとうございます。
長文コメント大歓迎です、誰か読んでくれてると思うと、、うれしいものです!
車種によっては廉価グレードだとシートがしょぼいモノはありますね、、
ジムニーのシートが破れているのでネットでいろいろ見ていますが、シートカバーだけを売っている
みたいなので、カバーだけを高級っぽくする、という方法もあるかもですね。
エンジンスターターは土地柄ですね、、私は考えた事もないですが、極寒地では確かに便利な機能ですね。
ドラレコも、、私は20年以上運転してオカマ掘られた事が1回あるだけなので、、今だに不要と思い続けてますが、
あった方が安心なのは間違いないですよね。
LEDは確かに明るいです、現行ジムニーの時に見やすくて感動しましたが、、
また暗いライトに戻ったらそれはそれで、まあ、慣れかな・・ってなるんですよね、
人間の慣れるという能力には感心します。