結婚していた当時、私の生活と言えば平日は会社と家の往復を行い、夜は家で元妻と食事をし、一緒にテレビを見るという生活。
休日は元妻と一緒に出掛ける、要するに出会う人達というのは職場の人達と元妻だけということである。
たまに飲みに行ったり、麻雀をする事もあったが、それも職場の人間である。
仕事で出張したとしても同じである、職場に関係のある人達と出会うのみである、このような生活では新たな出会いなどは皆無なのである。
離婚しても出会う人達は変わらない
離婚をして私の生活は変わったかというと、何も変わらなかった。
家と職場を往復する生活、飲み会の回数は増えたが、職場の人間と飲むだけであって、出会う人達が変わるわけではなかった。
普段は行かない会社の行事にも参加した、しかし、そこにいるのは職場の人間であって、特に新たな出会いがあるわけではない、同じ職場で同じ環境、平日は8:30~17:30という時間で働き、土日祝日が休みの生活をしている人達である。
金曜日の夜、または土曜日の夜に飲みに行って適当に楽しむ、なぜならば土日が休みだからである、離婚したところで何も私の生活は変わらなかった。
少しの行動が生活を変える
毎日同じ事を繰り返していた私であったが、転機としてはアルバイトを始めた事である。
独り身になってあまりにも暇になったのである、元々友人のいない私は独り身になる事で平日の夜や土日は基本的に一人である。
別にそれでもかまわなかったのであるが、それなりに暇ではある、ならばアルバイトでもして暇を潰しつつお金も稼げれば一石二鳥ではないか、ということでアルバイトを始めた。
始めたバイトは街コンのスタッフバイトである。
街コンに来る人達は私が出会った事のない人達が沢山いるのである。
様々な生活をしている人達がいる
街コンに来る人達は様々である。
製造業の人もいる、この人達は私とあまり生活は変わらない、土日祝日休みの生活である。
一番私にとって新鮮だったのはサービス業の方たちである、彼らは私とはまったく違う生活を送っていた。
サービス業の人達は仕事が12時から21時であったり、9時から21時勤務がデフォルトであったりと、私とは全く異なる働き方をしているのである。
12時出勤の場合とは、10時に起きるとすると7時間睡眠だとしても3時に寝ればよいわけであり、実際にその人は毎日3時に寝ていると言っていた。
3時就寝である、私はというと、4時に起きているのである。ほぼほぼ生活のリズムが逆転しているといってもいい。
そんな人達が沢山いるのである。
生活リズムの真逆な人とも出会える
前述のように生活リズムが真逆であるという事は、普段であれば出会う事はあり得ないだろう。
21時まで仕事をしているということは、、私は21時に寝る事もあるから、まず出会う事はない、しかし、街コンという普段とは違う空間に身を置くことで、出会う事の無い人達と出会うことができるのである。
新たな出会いとは、普段の生活を繰り返すだけではほぼほぼあり得ないのである。
介護士として鬼のような夜勤をしている人、学生でありながら非常に忙しく学業にいそしんでいるいる人、フリーのライターとして自宅で仕事をしている人、朝4時から嗜好品を製造している人、離婚して実家に帰ってきて職探しをしている人。。。
製造業で毎日同じような生活をしていては出会えない人達が世の中には沢山いるのである。
普段の生活の外へ
私の場合はアルバイトによって、様々な人達と出会う機会を得たが、他にも様々な方法はある。
セミナーに参加して参加者に積極的に話しかけてみたり、何か趣味のサークルに入ってみたりと様々な新たな場に出ていく事で出会いというものが発生するのである。
そしてその出会いの場で必要な事は、積極性であり社交性なのである、セミナーであれサークル活動であれ、自分から話しかけない限り何も起きないのである。
社交性を身に付けるのは私も苦労しているが、意外とみんな話しかけてみると普通に話してくれるので是非試してみてはどうだろうか。
結局は自分次第
別に新たな出会いを必要としない人もいるだろう、昔の私もそうであった、毎日同じ事の繰り返しであったが、別に苦痛ではなかった。
いつもと同じ面子でいつもと同じ職場に通い、休日は元妻と一緒に過ごす、その生活で満足であった。
独り身になってからも、休日を一人で過ごす事も別に苦ではなかったが、どうせならという事でアルバイトという少しの行動を起こしたことによって、これまでに出会った事の無い人達と出会う事ができた。
出会いが欲しいという人達は、新たな場に積極的に出ていくしかない、自分から行動をしない限り何も起きないというのが現実なのである。
出会いが欲しいと言いながら、いつもと同じ面子、いつもと同じ場所にいてはいけないのである。
いつもと違う場所へ出かけ、積極的に人に話しかける、自ら行動することによってのみ、新たな出会いが生まれるのであります。
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