どうも、バツイチアラフォーコナシヒラシャインです。
今日も外は非常に快晴ですね、そんな勤め先で、品質管理の資料を読んでいたのですが、
・管理図
の役割って何かな?と考えてみました。
・管理図って
こんなグラフですけどね。
X-R管理図、とか言いますけどね、どんなものかというと。
例えば、
機械加工でΦ5mmのピンを毎日100個つくるとして、
毎日100個全数検査するのは大変だから、毎日抜取で3個検査しましょう。
という場合に
X- = 毎日抜取の3個の平均値
R = 毎日抜取の3個のMAX値ーMIN値
をプロットして、管理規格を超えたら、設備異常なので、何かしらの対応をしましょう。
という為の管理図です。
上記の例であれば、段々寸法が大きくなってきたとしたら、加工機が摩耗してるのかな?というようなイメージが出来ると思います。
こういう場合には大変有効だと思うのですが、他にも、
・接着剤の塗布量が規格内であることを示す管理図
なんてのも、あります。
接着剤の塗布量も規格が決めてありますので、その規格内に塗布量を機械で調整するのですが、調整した結果、塗布量が規格内であることを確認する事は大事ですが、それを管理図にプロットする事って必要でしょうか?
なぜなら、毎回、機械で塗布量を調整して規格内に入れ込むからです。
この場合、傾向性などは出ません。あ~ この接着塗布機だんだん摩耗してきたな~とかは無いです。その都度調整しますからね。
じゃ、なぜ塗布量を記録する必要があるのか?
この製品は、規格内の塗布量で間違いなく作られましたよ~
という証明の為に記録をしているわけです。要するに後で問題になった時に、ウチは問題ないですよ。と言い切る為の資料なわけです。
それはわかるのですが、なぜか紙に記録なんですよね・・・
電子ファイルは改竄が容易だから、、とか言って、紙、なんですよ。
確かに紙のほうが、新たに作るのに時間はかかりますけどね。。それにしたって、印刷の手間、書く手間、紙を保管する場所。
いろいろとコストがかかるんですよね。今の時代紙って、、
ただ、この紙を無くそうとすると、意外な障害があります。
生産現場って、大先輩方が多いので
・パソコンまともに使えない
って人が、めちゃくちゃたくさんいます。。この問題は、、やっぱり時間が解決するのかもしれませんね。
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