ミニマリスト部屋の最大の利点は掃除が容易である事

 久しぶりに人のお家を訪問する機会を得た、そこで繰り広げられるのは、行き届かない掃除と必要のない物に溢れた部屋でありました。

 私はミニマリストで部屋の中にはほぼ何もない、この生活を1年近く続けてすっかり慣れてしまったのであるが、一般の人の部屋を訪れる事で一般的にはミニマルな生活をしていないのだという事を再認識する事になります。

 一般の人の部屋を見るに、ミニマリスト部屋の利点に気づく事ができます。

 

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最大の利点は掃除が行き届くこと

 訪れた部屋は1DK、8帖の部屋と6帖くらいのキッチン、バスとトイレ別、というような部屋であった。

 私の部屋に比べると3倍程度の広さであろうか、やたらと広く感じる。

 いろいろな箇所を観察したが、ムダな物が多いのはもちろんだが、それよりも細かいところの掃除が行き届いていない事に気づく。

 様々な角や洗面台の照明(電球)の上、洗濯物干し用の突っ張り棒の上等々、細かいところはまったく掃除をしていない事が見て取れた。

 なぜ掃除が行き届かないのか?住人の性格ももちろん影響はするであろうが、私が思ったのは、物が多く、部屋が広い為に掃除が隅々まで手が回らないのだろうという事である。

 その点、ミニマリストであれば、部屋は狭く、物も少ない為、掃除が容易であり、隅々まで良く見える為に掃除を行き届かせる事が簡単なのである。

 掃除とは物を減らす事から始めるのが定石なのである。

 

必要のない物が多いが、、

 訪問した部屋(リビング)には、ベッドがあり、ソファがあり、テーブル(こたつ)があり、スチールラックがあり、テレビがあり、扇風機があり、ゴミ箱が2つあり、とまあ一般的な装備を備えているというところだろうか。

 テーブルの上には物が沢山乗っている、よく見るといつから置いてあるかわからないお菓子の缶?があり、中身はよくわからないという。

 その缶の上には人からもらったというglo(電子タバコ)がある、その人は電子タバコを吸うのであるが、缶の上にあるgloは予備だという、そしてスチールラックにはアイコスである、こちらは不味いからもう使わないという。

 要するに必要のない物、いつ使うかわからない物が沢山置いてあるのである。

 掃除をする為にはこの不要な物をよける事から始まるのである、掃除をするために余計な動作が必要であり、掃除をする気が起きないのはよくわかる。

 物が多いという事は掃除をする気力も奪うのである。

 

いつの間にか小言ジジイになっている

 このような部屋の惨劇を目の当たりにして私が思ったのは、片付けたいという欲求である。

 不要な物は全て処分し、細かい部分の埃をふき取り、容易に掃除ができる環境を整える。

 このような考えは自然に口から出てしまう。

 「きったねぇな・・・、これいらないでしょ、ここ掃除してないでしょ・・」

 などと口から知らない間に漏れ出ている、ただ、よく考えてみるとこの発言は掃除が行き届かない事を指摘する意地悪な姑のような状態になっている。

 部屋の持ち主からすればただの小言のうるさいジジイに私がなっているのである。

 細かい事を言って指摘する事に意味はない、結局は本人がどのようにしたいか?それだけであり、私から言える事などは何もないのであろう。

 それならばうるさい小言を言うべきではないのであろうが、どうすればよいかはわからない。。

 

世話好きな人の気持ちが少しわかった

 彼氏の部屋の掃除をしてあげる、家族の部屋の掃除をしてあげる。

 このように人の世話をしたがる人がいる、彼らの心境が私にはわからなかったのであるが、今回の部屋を見た事で思った事がある。

 ・めっちゃこの部屋を綺麗に片付けてみたい

 このような思いが湧いてきた事に気づく、これこそ、誰かの世話をしたいという事なのかもしれない、その人ができないのであれば、私が変わりにやろうではないか、別にやってもかまわない、なぜなら、片付け・掃除をすることで部屋が綺麗になるという達成感を得たい、とうことなのである。

 世話好きな人というのは、もしかしたら自己の達成感を得る為に誰かの世話を焼いているのかもしれない。

 

ミニマリストであれば体調も良くなるかも

 世話好きの心理はやや余談であったが、今回他人の部屋に訪問した時にとある症状を発症した。

 やたらと目がかゆくなるのである。

 今回の部屋では猫を飼っている、ただ、私は以前猫と同居していたので猫アレルギーではない、となると目がかゆくなる原因は恐らくはハウスダストであろう。。

 ということは、掃除が行き届けば、余計な体の症状に悩まされる事もなく、健康でいられるということなのである。

 またミニマリストの利点を発見してしまった、そんなお家訪問でありました。

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