最近、近所のね、誰も住まなくなった家をボランティアみたいな感じで片付けてるんですよ。まぁ、あれはもう一種の遺産発掘作業だよね。昔のゲーム機とか、かなりの「遺産」が出てくるんですよ。
そこで直面したのが、例の「家電リサイクル法」問題!
😱 家電リサイクルは地獄だ!7年ルールの壁とジモティーの救済
昔の家ってことで、出てくる出てくる。テレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫…。
最初はね、「リサイクルショップにでも売るか!」って思うじゃないですか。私もそう思ったの。
でも、これが通用しないんですよ、今の世の中。リサイクルショップって、製造年から7年以内じゃないと買い取らないみたいなルールになってることが多いのね。この家にある家電なんて、当然もう10年,20年以上前のものばっかり。製造から7年以内のものなんて、あるわけない。
テレビに至っては、ブラウン管!もう時代が違うんですよ。
これ、普通に処分しようとすると、リサイクル料金を払って業者に引き取ってもらうしかない。この費用をね、なるべくその近所の人(家の持ち主)に負担させたくないなと思って。**「お金がない」**って言いながら多分持ってるんだろうけど、、、まあ一応安く済ませてあげたいな、って思いながら、色々探したわけ。
そこで思いついたのが、みんな大好きジモティーですよ!
**「0円で譲ります」**の奇跡!
「0円であげます」って感じで投稿してみたんだ。そしたらね、これが大当たり!
まず、冷蔵庫が2つあったんだけど、あっさり引き取られていきました。外国人研修生とが引き取ってくれましたね。車持ってない人もいるから、私が軽トラで運んだりもしたけど、本当に助かった!冷蔵庫なんて、普通に回収頼んだら5千円とか結構かかるからね。
🤝 信用は「お返し」で生まれる。ジモティーの不文律
そして、驚いたのがブラウン管テレビ。
2個あったうちの1個、東芝の25インチのやつ。当時は超高級品ですよ。全面フラットではないけど、いい感じのテレビ。
これも「誰か欲しい人いるかな?」って出したら、なんと隣の隣の市くらいから、「欲しい!」って人が現れたんですよ。しかも、その人が取りに来てくれたの!
なんでこんな古いテレビを?って聞いたらね、赤・白・黄色の3本ケーブル、いわゆるRCA端子で繋ぎたい機器があるけど、今のデジタルテレビにはその端子がないか、あっても変換ケーブルが必要になるから、その手間と費用をかけたくないって言うんだよね。
「ただでもらえるなら欲しい」って。いや、分かるわー。アナログの良さって、そういうところにあるんだよね。変換とか、面倒なこと抜きで繋がるシンプルな設計。
しかも、このテレビ、ただのRCA端子だけじゃなくて、S端子とか、当時としては結構いい端子も付いてたから、**「一般の人には十分いいテレビ」**だったわけ。
でね、ここからがジモティーの**「いいところ」であり、「人間の本質」**を見たところなんですよ。
ただではない「ただ」
あの、冷蔵庫やテレビを譲ったとき、みんなね、お返しを持ってきてくれるの。
テレビを取りに来てくれた人は、ジュースをね、持ってきてくれた。「ありがとうございます」って。私が外国人研修生のところに冷蔵庫を運んであげた時も、向こうはお菓子をくれたりしたんだ。
これってさ、「タダであげます」って言ってるのに、みんな**「何か」**を持ってくるんですよ。
これこそが、私の中で言うところの**「行動が信用になる」**ってことなんだよね。
もし私が誰かの「タダであげます」に応募して、貰いに行ったとしても、手ぶらで行くなんてことはしないもんね。普通に考えて、**「ただではない」**んですよ、実は。
- 譲ってもらった手間への感謝
- 運んでもらう手間賃への見返り
そういう**「便益」が働いてる。言葉で「ありがとう」って言うだけじゃなくて、何かを持っていく、自分で取りに行く、っていう行動**で、相手に感謝を示してるんだよね。
💰 メルカリにはない価値。地元で「譲り合い精神」を回す
ジモティーのすごいところは、地元でのやり取り(ジモティー=地元+ティー)だから、取りに来てくれること。
もしこのテレビをメルカリで売ろうとしたらどうなる?
テレビって結構大きいし重いから、送料だけで1,500円〜1,800円くらいかかるんですよ。で、もし2,000円で売れたとして、手数料200円、送料1,500円引かれたら、手元に残るのはたったの300円。割に合わない!
でも、ジモティーなら送料はタダ。相手が自分で運ぶ手間をかけてくれるから、地元の中でモノの譲り合い精神を回せる。これはね、本当に素晴らしいシステムだと改めて思ったね。さすが上場してるだけあるわ。
🎁 未使用の遺産とアナログのロマン
他にもね、いろんなものが出てきたんだ。
食器関係とかも、すごい綺麗なものがね、箱の中から出てくるんですよ。有田焼とか谷焼とか。古い新聞紙(1969年のものもあった!)に丁寧に包まれてて、そのあと一度も使われた形跡がない。
「こんなに綺麗なのに、なんで使われてこなかったんかい!」って。売れないんだろうなって思うと、ちょっと切ないよね。モノって使われてこそ価値があるのにさ。
あと、テレビの処分をどうしようかと思ってたら、その家の中にプレステとグラディウスのソフトが残っててさ!テレビ繋いで確認してたんだけど、あれがもう遺産ですよ。昔ゲームで時間を溶かしてた場所。あの**「数千円のゲームでもめちゃくちゃ遊べる」**時代がね、懐かしい。
あのブラウン管テレビが20年以上経ってもまだ必要とされてるって、なんかすごくない?映像はアナログなんだから、デジタルのテレビに繋いだところでアナログの良さは変わらないんだから、どっちでもいいわけよ。
🤬 払わない人間に「言葉遣い」を説かれる地獄
この「行動」と「言葉」のテーマ、実は最近、別のところでブチギレてることと繋がるんだよね。
私が貸し出している築古区分物件にね、家賃滞納して退去したおっさんがいるんですよ。毎月少しづづ払うって言ってさ、今月は数千円とか、そういうレベルの鼻クソみたいな金額なんだけど、それすらも「払えない、払えない」って言うの。
こっちは腹立つから、問い合わせのLINEとかがだんだん言葉遣いが悪くなるんですよ。別にアホにしてるわけじゃないけど、普通にエセ関西弁のエッセンスが出ちゃうわけ。「何しとんの?」「早よ払えや」みたいな感じで。
そしたらね、その家賃滞納してるおっさんが、**「なんでそんな言い方するんですか?」「そんな言葉遣いされたら、こっちも気分悪くなります!」**とか言ってくるんですよ。
**ちょっと待てよ!**って。
- お前が最初に約束を破りまくってるんだろ!
- 何回約束破っとんねん!
- なんで払わんの?
って話なのに、相手は自分の**行動(滞納)は棚に上げて、こっちの言葉遣い(文体)**だけを非難するんだよね。
最近の若者なんか、バイト先とかでも**「かしこまりました」**とか、すごい丁寧な言葉遣いをするんですよ。でも、それはただネットとかで無難な文章ばっかり見てるから、それが口癖になってるだけで、全然やる気がない。言葉遣いが丁寧でも、行動が伴ってない奴が多いんだよね。
この家賃滞納のおっさんも、いい年したくせに、**「怖いじゃないですか!」**とか言って、言葉遣いのことばっかり言う。
いやいや、**「そんな言われたら、こっちも払いたくなくなります」とか言われたけど、「お前、最初から払う気なかったやろ!」**って話だよね。みんな勘違いしてるんですよ。言葉じゃなくて、行動なんだって。
ジモティーでお返しを持ってくる人は、「ありがとう」という言葉だけじゃなく、行動(手土産)で感謝を示してる。だから信用される。
なのに、このおっさんは口では「払います」って言いながら**行動(滞納)**が伴ってない。それでいて、相手の言葉遣いに文句をつけるなんて、もうね、信用ゼロですよ。
🤖 行動をスコア化する「ブロックチェーン信用社会」の夢
本当に、こういう**「口だけのやつ」が多い世の中で、どうやって信用**を判断するか?
私、思うんですよ。行動をスコア化するシステムが欲しいって。
あの、メガネをかけてる成田悠輔さん(三角と四角のメガネの人ね)が、本で書いてたと思うんだけど、ブロックチェーンでね、その人の信用情報を全て紐付けて、誰も改ざんできないように記録するみたいな。
いいことしたら、その記録が全てブロックチェーン上に残る。悪いことしたら、それも残る。
こんな世の中が来たら最高ですよ!だって、みんな変な行動しなくなりますよ。悪いことをしたら記録が残っちゃうんだから。
そうすれば、家賃滞納してるくせに言葉遣いに文句をつけるおっさんみたいな、口と行動が一致しない人は一発で見抜ける。
「この人は、言葉は丁寧だけど、過去の行動記録を見ると、約束を破りまくってる」とかね。
逆に、「この人はちょっと口は悪いけど、行動は時間通りで、やることはちゃんとやってる」っていうのが分かる。私みたいにね、「5分前行動どころか30分前行動」しちゃうような真面目な奴の信用も、ちゃんと可視化されるわけ。
今の世の中は、口がうまい人とか適当に丁寧な言葉遣いができる人が信用されがちだけど、本当の信用は行動でしか生まれない。
ジモティーでのちょっとしたお返しも、家賃を滞納せずに払うのも、全部行動。その積み重ねが、その人の**「信用」**になるんだよね。
今回は、古い家の片付けと、たった数千円を払わないおっさんのおかげで、**「人間にとって一番大事なのは行動や!」**という、根源的な真理を再認識した、という話でした。
いやぁ、奥が深いね!じゃあ、今日はこのへんで。


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