株で負けて地獄の底に落ちた私が気づいた、「まさかのメリット」と「這い上がり方」

独り言

皆さん、こんにちは。

いや〜、もう本当にどうしようもないですよ。タイトルの通りなんですけど、またやっちまいました。株で2ヶ月連続の大敗です。

無職で金ないのに2連敗ですよ、ほんとに悲惨です。

もうね、気分は地獄の底。鉛のように重い空気の中で、これを書き起こしてます。完全に気分が落ち込んでいる状態って、一体いいことあるんでしょうか?普通に考えたら、あるわけないですよね。


最低な人間になった私が周りに与える悪影響

気分がどん底だと、まず生活に支障が出まくる。

パートナーには八つ当たりしまくるし、何をする気力も湧きません。やらなきゃいけないことや、楽しかったはずの趣味や考え事も、すべて放棄。頭の中は「無」か、もしくはネガティブな渦でいっぱいです。

声のトーンもめちゃくちゃ下がるし、電気代すらも気にならなくなる。無気力、無反応。もう、関わる人にとってかなり最低の人間になってるんですよ、私。基本的には、気分が落ち込むなんて、百害あって一利なし

それを示す象徴的な出来事があったんです。

なんと、先日、詐欺師から電話がかかってきたんですよ。

普段なら適当にあしらうんですけど、あまりにも気分が落ち込んでいたので、対応がもうひどい。普段の「どうでもいい」って感じじゃなくて、「もう死んだ魚の目」状態。

そしたらね、向こうが先に電話を切っちゃったんです!詳細は分からなかったけど、おそらく私の声があまりにも元気なさすぎて、相手の詐欺師が「あれ?なんかこの人ヤバい人っぽいぞ。獲物どころかトラブルになりそう」とビビって電話を切ったんだと思います。

詐欺師すらも恐れさせるほどの“負のオーラ”を放っている。…そう、この元気がない状態は、人として良くないのは間違いないんです。


いいことなんてない?いや、一つだけあった!

まぁ、元気がないのは最悪だとして。 ただ、私、この落ち込みのなかで一つだけ「あれ?もしかしてこれってメリット?」と思えることがあったんですよね。

「いいことなんて、あるわけないやろ!」って声が聞こえてきそうですが、あるんです。

それは…

飯が、食えなくなるってこと。

そう、熱いものや美味しいものを食べたいという意欲が、完全に消え失せるんです。

私は毎月月末になると、株の負けをリカバーしようとさらに資金を投入し、さらに負けるという悪循環を繰り返してます。月末で生活費がカツカツなときに株で負けて「やべぇ、生活費がねぇぞ」となると、もうね、**「飯食ってる場合じゃねぇだろ、バカ!」**って自己嫌悪とショックで脳がフリーズする。

あれだけアホみたいにお金を使ってしまったのに、さらに食事でカロリーを摂取するなんて、許せない。そう、食欲が全くなくなるんです。

今月はそこまでではないけれど、ひどい時は本当に1日一食とか。飲み物も、別に飲まなくてもいけるみたいな。夏で汗かきまくってるのに、飲み物さえもどうでもよくなる。

これ、**体重を減らしたい人からしたら「落ち込みダイエット」**としてアリなんじゃないですか?

もちろん、私はもともと痩せすぎでこれ以上痩せたらガリガリでやばい状況なので、個人的にはデメリットなんですけど。もし「ちょっと痩せたいな」という人がいたら、「落ち込んだらどうですか?」なんて、ブラックな冗談を言いたくなるくらい効果てきめんです。


「落ち込み」は究極の省エネモード説

なぜ、落ち込むと食欲がなくなるんでしょうね?

これ、以前、詐欺師に騙された(と言いつつ詐欺師が嘘をついていた)時にも似た話を聞いたことがあります。その詐欺師も「最近何もかもうまくいかないんで、飯も全然喉を通りませんよ」と言っていたんです。(もちろん、その詐欺師は全然痩せてなかったので嘘なんですけどね)。

詐欺師も使うくらい、落ち込みと食欲不振はよくある症状なんでしょう。

色々考えてみると、これって体が**「省エネモード」**に入ってるんじゃないかと思うんです。

落ち込むと、体の活性度が下がる。細胞一つ一つが「もうダメだ…」とやる気をなくす。

すると、体は極度の**「冬眠状態」**みたいなモードになる。動くのも嫌、喋るのも嫌、何も考えたくない。全部活動を停止させるんです。

活動を停止すれば、カロリーを消費しない。考え事もカロリーを使いますから、考えないようにする。カロリーを消費しないから、当然お腹も減らない。

「腹減らないんだから、別に食わなくていいわ」

となるわけです。まさに理にかなった、究極の省エネかつ低燃費モード。

だから、一時的にダイエットしたい人にとっては「いいかもね」となるんですが、それ以外に良いことって、そのくらいしかないんですよね…。いつまでも落ち込んでいるわけにはいきません。


落ち込んだ気持ちを上げるための「行動ファースト」

わかってるんですよ、自分の負けは全部自分のせい。誰のせいでもない。自分の修行不足、勉強不足、練習不足。それがわかってるからこそ、やるせない気持ちで落ち込むんですよね。

でも、この状態からどうやって這い上がるか?ここが大事なんです。

私は、一度落ちるところまで落ちて、その「どん底にいる自分」を観察して味わいたいという変な性癖があるんですが、それだとパートナーに迷惑をかけまくるので、いざ「さあ、上がるぞ」となった時にやることが決まっています。

それは、**「とにかく動く」**こと。

「思考が先か、行動が先か」という話がありますよね。「やる気が出たから行動する」のか、「行動したからやる気が出る」のか、というやつ。

落ち込んだ気持ちから早く脱したい時は、後者、つまり**「行動ファースト」**が断然大事なんです。気持ちが上がるのを待つのではなく、体を無理やり動かす。

私が実践している具体的な行動はこれです。

  1. 早起きとゴミ捨て: 寝れないんだけど、とりあえず早く目覚める(勝手に目覚める)。そして、地域のステーションまでゴミを捨てに行く。小さな行動ですが、「やった」という事実が重要。
  2. 不動産の営業活動: 不動産も不調なので、営業の連絡をしてみたり、パソコンで地元のサイトに募集をかけてみたり、色々なサイトを見て情報収集したり。ポケーっとするのではなく、何かをする。
  3. 家事やジム: ジムに行くのもいいですね。行ってしまえば、気分が上がらなくても多少は動ける。あとは、洗濯物を畳んだり、散らかった食器を片付けたり。

とにかく、気持ち(感情)というのは、行動に引きずられて後からついてくるんです。無理やりでも体を動かすことで、冬眠状態の細胞を叩き起こしてやる気がなくても動かざるを得ない状況に持っていくわけです。


負けをバネにする人と、逃げの準備をする私

もう一つ、落ち込んだ時のメリットとして挙げられるとすれば、それは**「悔しさをバネにできる」**ことでしょう。

私の場合で言えば、株で負けるじゃないですか。でも、「もうやめよう」とはならない。

**「いや、自分の勉強が足りなかった。修行が足りないんだ」**という悔しさが、さらにちゃんと勉強しようという意欲に転換できる場合があるんです。全部自分のせいだと分かっているからこそ、そこで逃げずに、もっと努力しなきゃという方向に振れる。

これは一つのメリットなんだろうと思います。

ただ、正直なところ、私は同時に**「もう自分には向いてないんじゃないか」**という判断も頭の片隅で常に考えてます。ある程度やったら、結局、向いてないということを「明らかにする(諦める)」ことも大事。

今は「諦めたくない」という気持ちが勝っているから勉強するしかないんですが、この落ち込みの底で、「これは撤退戦の準備だ」と、自分の能力不足を冷静に嘆く時間を持てるのも、ある種のメリットかもしれません。


忘れっぽさとヘビメタ爆音という現実逃避

もちろん、結局は**「時間が解決する」**というのも事実です。人間は忘れられるようにできていますから。

ただ、忘れたくても、私の場合は自分で**「忘れられない仕組み」**を作ってしまってるんですよね。

株のマイナスだけでなく、不動産の空室がいくつかあるわけですが、入ってくる家賃から管理費や修繕積立金が引かれて、最終的な収支を付けているんです。やればやるほど、その収支が数字になって出てくる。

「今月のキャッシュフローはなんぼですよ」みたいな数字を見てしまうと、「やべぇ…空室が効いてるぞ…」と、逃げられない現実が目の前に突きつけられるわけです。

見えないようにすれば一番いいのに、見えるようにしちゃってる自分のせい。

こういう時は、もう趣味とかで現実逃避するしかないですよね。

最近やったのは、夜中に家族が寝静まった和室で一人、真っ暗な部屋で寝っ転がって、イヤホンでヘビーメタルを爆音で聴きまくること。

スポティファイの広告が入ると超イライラするんですけど、まぁ、それでも数時間、ひたすら爆音に身を委ねる。安上がりな趣味を持っておくことって、こういう時に大事だなと思います。

何が言いたかったかっていうと、今、落ちてるんですけど、まぁ落ちてることも含めて全部ひっくるめて、どうにか前向きに捉えていくしかないってことなんです。

パートナーには本当に申し訳ないけれど、今年は詐欺に遭ったり、株で負けたり、良いことばかりじゃなかった。

でも、**「そんな時もあるよな」**と開き直りつつ、必ず事態が好転する日が来ると信じて、今は「行動ファースト」で生きていくしかない。

また次回、元気になった報告ができればいいなと思っています。

それでは、また。

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