職場で若者の取り扱いに困るおっさんが増えていまして
中身のない1on1に冷める若者の心理 「仕事で本音を言う必要あるのか」:日経ビジネス電子版
私も勤め先では若者と一緒に仕事をするおっさんなわけですが、、困っているかというと
別に・・
という感じなわけです
私の印象では、もはや若者の方が仕事自体は優秀です
だって、おじさんおばさんの優位事項は経験のみで、
PCやスマホ、生成AIなどの新しい技術への対応力は圧倒的に若者の方が優秀だし
若いってことは物覚えもよい
ということで、初めての仕事を始めるとしたなら
年寄りよりも若者の方が優秀
なんてのはよくあるお話になっています
さてさて、こんな状況であるにも関わらず、おじさんやおばさんが若者の扱いで何で困るのかというと
自分たちの時と違うから
これにつきます
あとは、ある意味、
自分たちよりもすでに若者の方が優秀だということを認められない
という余計なプライドが邪魔するのと、最大の過ちは
仕事に対する考え方の違いを理解できていない
ということにあるでしょう
さてさて、若者と働くおじさんとして、若者の扱い、というか、若いからといって特別扱いする必要のない、サラリーマンというものについて、考えてみましょう
若い人にないのは経験のみ
勤め先で若い人達に接していると感じるのは、
若い人に足りないのは”経験”のみです
というのも、おじおばと比べて若い人の方が
物覚えはよいし
vs ジジババは記憶力ゼロ
PCやスマホは普通に使えるし
vs PC触れないジジババ多し
なにより素直だし
vs 当然ジジババは頑固
手先も器用で目もよく見えるし
vs ジジババは体動かんし目も見えん
ってことで、ジジババに比べたら、同じ仕事を始めたやらせたならば、
確実に若者の方が上
という事を実感できます
おじおばの優位は、類似する仕事経験の有無
だけです
私の勤める製造業においては、ルーチン作業が多々ありますから、
これらのルーチン作業は、教えれば、すぐに若者はできるようになります
しかも、そのルーチン作業は、大して難しいものではなかったりします
設計業務などは、それなりの経験が必要となるのでアレですが
物を組み立てるだけ、とか、ルール化された作業をやるだけ、であれば、若者の方が良いわけです
なぜか、このことに気づいていない人が多いんですね・・
年長者はえらいという謎の信仰
宗教の影響もあるでしょうが、
年長者の方が偉い
という考えは、確実にここ数十年の日本社会に刻まれていた謎の信仰です
給料の年功序列などもその一部ですよね
なんにもできなくても年取っているだけで給料が上がるなんて、今の時代には合わないですよね
・・・といいつつ、私もなにもしないおっさんの一部ですが、、、これは後述
歳をとっていても、何も学んでいなければ、有益な知識などは身についていないものです
最近の若者は、、以下でも書いた通り
奨学金というなの莫大な借金をして大学に通っておりますので、
なんも考えずに勉強まったくしてなかった我々世代と違って
真剣に勉強している人が多い
んですね、学校の勉強に意味はない、なんていう人もいますが、
当然、意味がないわけがなくて
勉強の仕方を知ってたり
ある分野での知識が豊富だったり
大学院生であれば、問題解決方法を学んでいたり
するわけで、
大学で勉強せず、社会人になってからも勉強していないおっさんなどよりも、
もはや、勉強している若者の方が賢い
なんてのは、当然の話です
これらの事実から目を背けて
年長だからえらい
なんてのは、まさにマヌケそのものですねぇ
このような観点で若者に接したならば、特に混乱することなく仕事ができるんですが、
もしも、オレはえらい、みたいな勘違いをしながら接すると、若者はサーっと引いていくわけですね
ま、私もよく過ちを犯しますので、何とも言えませんが・・
仕事に対する思いの違い
そして、最大の勘違いが
仕事に対する考え方の違い
を理解していないおじさんおばさんが一番困っているのですが、このことから
オレの時はこうだった
とかいうわけのわからない武勇伝を語りだしちゃうわけですが、これを聞いた瞬間
知らんがな
となるわけです、なぜか?
・別に仕事に多くを求めてない
ということを理解する必要があります
ちょっと昔であれば、
プライベートなどは無視して仕事に打ち込むのが普通
みたいな時代がありましたが、今の若者はこんな感性は当然なくて
仕事は仕事
と割り切っています
どうせ同じ仕事するなら、コスパのいい方
どうせ仕事してもしなくても給料一緒なら、さぼった方が楽
どうせ一生懸命仕事しても、管理職枠は限られてるからやるだけ無駄
という感じで、達観しているわけです
このことを理解できるかできないかで、若者への接し方が変わります
上記のような仕事観であるなら、職場での暑苦しい関係性も求めるわけがないので・・
うっとおしい飲み会やら、社内行事
なんてのも、どーでもいいわけです
これらの事を理解したならば、どうやって若者に仕事を振るかというと
仕事はしょせん仕事
として、冷めた目線を仕事を振る側も持つ必要があるわけです
冷めてるのは若者だけじゃない
最近の若者は冷めてる
なんてよく聞きますけども、実はこれはちょっと違う気がします、というのも
年寄りでも冷めてる人なんて大量にいる
からです
毎日同じ作業だけして別に何も考えない
そんなおっさんやおばさんなんて会社にはたくさんいます
これらのオジオバの存在を置いといて
若者は冷めてる
だの
若者の静かな退職が流行っとる
だの、、、
いやいや、オジオバも仕事に対して冷めとるし、ほぼほぼ静かな退職しとるがな
というお話なんですね
むしろ、頭が固くなって、新しい発想なんて湧き出ようのないオジオバの方が問題だったりします
なんか議論の仕方がおかしいんですよね、、若者が・・じゃなくて、そもそも問題として
何も考えずに仕事する人が多すぎる
問題なわけで、これって日本国全体のお話だったりするので、私が思うに
若者を悪者にすんなよ・・
というお話なのでした
だって、私にしたって、静かな退職しとるわけですからねぇ・・・
生産性を上げる方法は、、、人を減らしなさい
日本国の生産性が低いのはなぜか?
余計な仕事が多いのと、
余計な人員が多い
からですね
余計な仕事ってのは、無駄な会議だったり無駄な資料作りだったり、重箱の隅をつつく細かいどうでもいい仕事だったりするわけです
これらの仕事をなくせば、生産性は上がるんですが、なぜなくせないかというと
なくすと仕事がなくなる人がいるから
なわけで、、、余計な人員を抱えとるから余計な仕事をなくせないんですね
サービス業などはそもそも人が足りないので、レジが自動化されたり、注文が自動化されたりしとるわけです
これと同じで、
人が足りなかったら、効率化するしかない
のが現実で、実は、順番が逆なのかもしれません
効率化を上げるには、まず人を減らせ
という話ですね
人が減れば、今まで通りの仕事量はこなせませんから、真剣に
この仕事いるんか?
という思考になるし
この仕事もっと効率化できんか?
という事にも自然になっていくわけです
というわけでね、仕事に情熱なんかいらんから、本当に必要な仕事を選別することからはじめればいいんです
んで、若者がどうのこうのなんてのも話が違っていて
そもそも若者だけじゃなくてオジオバもやる気ない人ばかりなんだからどうしようもないだけである
ということは
解雇規制の緩和
が必要だという結論に達するわけですね
まあ、、解雇規制緩和したら、さらに可処分所得減って、、、景気わるくなるかもしれんけどね
だけど、そこを超えない限りは、何か変えようっていう議論にもならないでしょうから
まずは変えたら
って感じなんでしょうね、知らんけど
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