書籍を読んで感動する事があります、以前なんとなく手に取った(というかKindleUnlimitedで読んだ)この本
腐る経済
タイトルはそれなりに釣りっぽいですが、中身はというと、真剣にパン作りに取り組み自然と対峙する職人さんのお話でした。
ざっくり言うと、めちゃくちゃこだわったパンを作っていて、激務と言われるパン職人だけどうまい事やればブラックじゃなくできるんじゃないか、というような事を腐った世の中と酵母菌(まあいいかえれば腐る菌ね)を使ったパン作りと上手い事掛け合わせている。
みたいな感じです。
とにかくこだわりの詰まったパンをいつかは食べたいなぁ、と思っていたのですが、ついにその機会がやってきました。
期待に胸を膨らませて食べたパンは、、、
「ああ、期待通り過ぎて素晴らしすぎる」
という結果でした。
書籍で作りてのストーリーを知った上で食べる食品は、モノを食べる事にさらなる感動を付加してくれますね・・・
腐る経済の著者が作るパンは、、、鳥取県にある
腐る経済の著者のパン屋さんは、書籍内に書いてあります。
タルマーリー智頭店
になります、書籍内ではちょっと違う場所だったのですが、今はタルマーリー那岐店はパンの製造だけを行っている、らしいです。
場所は鳥取県の山の中ですから、、、、行くとしたら、
・鳥取砂丘を見に行くついで
か
・大山に登るついで
となる事でしょう。
私は大山に登るついでに訪れました。
オシャレな店舗でおいしいパンが食べられる
店内の写真撮るの忘れたのですが、まあ、GoogleMapなどを見れば雰囲気はわかるでしょう。
古民家を改装したオシャレな店内で、おいしいパン食べながらコーヒーやらクラフトビールが飲めるわけです。
さて、念願のパンですが、メニューをみると、
・パンの盛り合わせ(たしか680円)
というのがあります(最初見逃したのですが、他のお客さんがほぼ注文するので見逃しても大丈夫です)

さて味はというと、
・・・となりにいたGWに帰省したと思われる良くしゃべる若い女性が
「もちもちふわふわ~」
って言ってたので、私は・・
(・・・どうせ若い女の大げさな表現か??)
な~んて思っていたのですが、実際に食べてみると
・めっちゃもちもちふわふわやんけ!
というオチでした。。。
特に装飾が無いパン生地はピザにしてもおいしい
上記の写真を見てもらうと、巷にあふれるパン屋のようにとにかく何かを挟んだ総菜パンなどではありません。
あってもちょっとしたナッツが入っているだけ、というストイックなパンたちなのですが、、オリーブオイルを付けなくても、パンだけでも味がそれぞれ異なっていていくらでも食べられます。
(というのも、上記のパンの盛り合わせはメニューにあるのを気づかなかったので、ピザと他のモノを食べたあとに注文したにもかかわらず、小食の私でも軽く間食してしまいました)
パン生地だけでおいしいってことは、、ピザも当然ながら美味です。

生地薄めのピザです、うまいっすわ~(語彙力無し笑)
何かしらのストーリーを知った上で食べるとより感動が増す
私はタルマーリーを書籍を読んで知ったわけですが、
これは、例えばテレビやYouTubeやインスタなどでその存在を知る事もあるでしょう。
私の場合はテレビもYouTubeもインスタも見ないので、、、ほぼほぼ情報源は書籍になるわけで、、
1冊の本を読むってのは最低でも数時間はかかりますから、数時間かけて仕入れた職人さんの考え方はパンを作るためのこだわりをしっかり頭のなかに入れた上で今回のパンを食べたわけです。
すでに書籍で内容を知っているわけですから、ある意味ハードルが上がっているわけですが、それを超える美味でありました。
相方はというと、書籍はまったく知らずに、私の思いつきで連れてこられたわけですが、おいしいと言っていたので、特にストーリーを知らなくてもいいわけです。
GoogleMapのクチコミを見ると余り高くはないですが、まあ、あんまり気にせずに行く機会があるなら(鳥取砂丘観光か大山登山ですね・・)行ってみてくださいな、ほんとにもちもちふわふわなんで笑
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