2023年4月より、とんでもない割合で電気代が上がります。
私の地域は40%くらい上がるってことで、まあ、しゃあないですねって、、、言ってる場合じゃあないですね。
電気代上がるから電気代を節約しなきゃ!
ってなった時に、なにをしたらいいかわからない場合があるでしょう?
それはなぜかって言うと、
・何に電気代がかかっているかがよくわかってない
からですね。
電気代ってのは、消費電力×時間×単価で導きだされます。
さて、何に一番電気代がかかっているか?を把握すれば、何から手を付ければいいかが明確になるのですっきりするはずです。
まずは電力消費量ワースト3を確認してみてください、それから対策検討です。
電気料金は消費電力×時間×単価
電気料金ってのはどうやって導きだすのでしょうか?単純計算すると
消費電力×時間×単価
です、消費電力ってのは電化製品に書いてある○○Wってやつ、
時間というのは、その電化製品をどのくらいの時間使ったか、
単価ってのは電力会社のサイトを見ると載ってます。
こんな感じの表ですね、いろいろ書いてあってよくわからんでしょうが、とりあえず一番高い単価で見とけばいいでしょうってことで
300kWhをこえる分の1kWh=36.75円(2023年4月~)ですね。
簡単に電気料金を計算してみましょう
ということで単価が分かったら簡単に電気料金を計算してみましょう。
例えば1000Wのドライヤーを1時間使ったとしたら(こんなことせんでしょうが、、例えばね・・・)
1000W×1時間=1000Wh(hというのはhourなので時間です)
1000=1Kなので(kってのは×1000の単位ですね)
1000Wh=1kWh になります
なので1kWh×36.75円(1kWhの単価ね)ということで、1000Wのドライヤーを1時間つかったとしたら電気代は37円くらいになるってことです。
ってな感じで、まあ、計算すれば電気代ってのは出てくるわけです。
一番電気代がかかっているモノを計算して納得してみよう
さて、上記の計算で電気代が出るってことは、なぜひと月の電気代がこんなにかかるの?
という疑問を解消できます。
私の1月度の電気代は13000円くらいでした、いつもは1万円を超える事がなかったので、何も知らないとなんでこんな高いねん!ってなるとこですが、、
冷静に計算してみるとこのからくりが分かります。
1月度は寒いのでエアコンを24時間ず~っとつけっぱなしにしました(観葉植物が枯れたら嫌だし、24時間稼働した方が効率が良いという説を信じてみた)
計算してみましょう
10畳用のエアコンの暖房の平均消費電力が600Wだとすると、、
600W×24時間×30日÷1000=432kWh
432kWh×約31円(2023年3月までの単価)=13392円
になりますね、ずっと600Wで稼働しているわけではないので実際はもうちょい安いわけですが、計算すると1万円は楽勝で超える事がよくわかります。
というように計算してみると今月1万円を超えた理由が納得できるわけです。
熱を発する家電は電気代が高い
消費電力というのは基本的に熱を発する場合に高くなります。
エアコンの場合は冷房よりも暖房の方が消費電力は高いです。
私の持っている家電で最も消費電力が高いのはもちろんエアコンですが(最大1000Wくらい)
地味に電力を使うのが、衣類乾燥機です(速乾モードで500W)
速乾モードの500Wで8時間、しかも2台同時に使ったら、
500W×2台×8時間=8kWh×約30円=240円
これを月に10回つかったら2400円です、、、我が家の場合はエアコン以外では衣類乾燥に2400円くらいかかっている可能性があるわけですね。
ってなわけで、一体何に電気代がかかっているのか?というのを把握するのが電気代を節約する為のファーストステップです。
というのも、製造業などで不具合の改善をするときには、一番不良率の高いモノから手を付ける、って手法があります、割合の大きいモノから手を付けるってやつです。
なので、大きく電気代を使っているモノ(家電)から手を付けるってのが有効なわけです。
私が過去に行っていた暖房節約方法(参考)
むかしむかし、私は猫とうさぎを飼っておりまして、この時期は仕事に行っている時でも暖房を付けて置く必要がありました。
エアコンは高い、、じゃあどうする?
うさぎには電気毛布を小屋にかけて保温をし、猫にはこたつを弱で稼働し続ける(ずっとこたつの中に入っているから・・・)
という方法で、エアコンを稼働させない方法をとっていました。
こんな感じで、最も電気代のかかるエアコンの消費量をいかに減らすか?というのが電気代を減らすためには必要です。
ちなみに、当時の住まいはオール電化ではなくガスだったので、給湯に関しては知識がないので何とも言えません。
がしかし、熱を発生させるには電力を多く使いますから、給湯やIHにかかる電気代というのは膨大だろうというのは想像に難いですね。。。
まずは電力消費ワースト3を把握、そのあと対策案検討
家計の節約も仕事と同じです。
まずは家庭で最も使っている家電製品、及び電力量のワースト3を把握して、
そのあとワースト3の家電の消費量を減らす方法がないか?
を検討するしかありません。
まったくもって家計の節約も、普段会社で行っている仕事の改善活動と同じです。
まずは現状把握、これなくして対策は考えられませぬ・・・
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