副業のために簿記を勉強するなら、書籍:200万人のための簿記、がよい

不動産

やよいの白色申告オンラインの使い勝手の良さに驚いたついでに、、

将来的に青色申告を目指すために複式簿記を勉強しているわけですが、

簿記の本を検索すると、

簿記3級絶対合格!だかなんだか、資格のための書籍がたくさん出てきます。

私は簿記の試験は受ける気は全くないので、、、色々と物色してますと、いい本を見つけました。

・おもしろいほどわかる! 200万人のための簿記 令和版

中身の文字が潰れていて一部読めないのですが、、、全体的には非常にわかりやすい本で、

自分で副業の収支をつけてみたらどうなるか?

という事を一番イメージしやすい本でした。

ただし、この本で学んだ結果導き出した答えは、

・青色申告は会計ソフトを使わずにやるのは無理

という結論でした、青色申告が必要な人は、、、素直にお金を払って会計ソフトを使いましょう(それでも税制優遇分お得ですからね)

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青色申告のための複式簿記の学び方を探して彷徨う

青色申告をすると何がお得かというと、

最大65万円の所得控除

という事です、ざっくり言うと年間100万の利益が出たとすると

白色なら100万✖️税率

に対して

青色なら(100万ー最大65万)✖️税率

となるので、支払う税金が少なくなるからお得、と言うことであります。

将来的に沢山利益が出たら青色申告したい、と思っていたので今から勉強しようと思って、色々と模索したのですが、

何を勉強すれば良いのやらさっぱりわかりません。

税務署の資料を読んでみたけど、、さっぱりわからん

一番正しいのは税務署の資料だ!(これは本当の話)

と言うことで、税務署の資料

青色申告者のための貸借対照表作成の手引き

と言うものを国税庁が用意しております。

これを見てみると、、、

こんな感じで書いてあるんですが、、もう、、わけわかりません。

貸借対照表と損益計算書は聞いたことあるけど、

仕訳??総勘定元帳??試算表??って何?

となって終わります、他の方法も書かれていますが、上記の仕訳→総勘定元帳→試算表の流れがわからないと理解するのは不可能です。

素直に簿記の勉強から始めるが何から読めばいいか

いきなり税務署の資料を見ても訳がわからないので、素人向けの資料を探します。

一番わかりやすかったのがこれ

一番優しいと言うだけあって、確かに優しいです。

KindleUnlimitedで読めると言うのも良いところです。

この本では仕訳とはなんぞや?と言うことがなんとなくわかってきます、が、上記の

この関係性の理解にまでは至りません(私の能力不足の可能性も大)

まだ勉強が足りんと言うことで、他の書籍を物色した結果、良い書籍を見つけました。

おもしろいほどわかる! 200万人のための簿記 令和版

おもしろいほどわかる! 200万人のための簿記 令和版

この本は、子供の小遣い帳から話が発展して親から複式簿記について教わる、と言う形式をとっています。

複式簿記舶来のエピソードやら、お小遣い帳と複式簿記の違いやら、簿記検定の例題までフォローします。

何も知らない子供に親が順を追って説明する方式なので、何も知らない私でも体系的に簿記が学べます。

ただ、、、ちょっと難しい内容になっても、子供たちは

「なるほど、わかったよ!」

とか言ってすぐに理解する天才っこだと言うことは気にはなりますが。。。

実際の取引事例から資料を作成していくので流れがわかる

書籍内では実際の取引事例などを用いて

取引→仕訳→各種元帳→試算表→損益計算書と貸借対照表作成

と言う流れを網羅しますから、それぞれがどう繋がっているかがよくわかります。

これらの流れをある程度理解した上で、自分が副業をしているなら自分の取引を仕訳して、各種元帳に記載してみると、、

「これ手動でやるの無理じゃね?」

と言うことに気づけます。

仕訳自体はスプレッドシート上で行うことは可能ですが、それぞれの科目と借方、貸方を区分けして元帳に転記していくには、、、

自動でやるには複雑なマクロが必要で、自分でやろうとすると手動になります。。。

手動ってことはスプレッドシート上でやる意味がないので、、結果的に、

・青色申告は会計ソフトでやらないと無理(必ず間違える)

と言うことを理解するに至るのです。

いきなり会計ソフトを使ってもわからないからある程度学習必要

いきなり会計ソフトを使って青色申告などを行うこともおそらくは可能でしょう。

ただ、最初っからソフトを使うと、以下の流れが全く理解できないと思います。

簿記3級を取得した人なら理解しているはずですが、試験問題と実際の業務ではまた雰囲気が違って理解できない部分もあるでしょう。

その点を

おもしろいほどわかる! 200万人のための簿記 令和版

は埋めてくれます。

文字が潰れているのだけが残念ですが、青色申告の勉強をするなら、いきなり税務署の資料を読むのではなくて、段階を踏んで勉強すると、、回り道をしなくて済むはずです。

複式簿記、すごく大事な考え方だと思うけど、、なぜ普通科の学校だと教えないんでしょうねぇ・・・

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