お金が人生かという書籍を読んで、ウォールチャートなるものを作ってみて気づくのは、
給料ってそんなにあがってないなぁ、ということです。
私は以下記事で個人的な勤め人給与の成長率を計算してみました。。
結果としては、年成長率約1.5%という数値がでてきたのですが、、終わってますよね。
しかし、書籍:お金か人生かの中では、どうせ勤め人やるならば給料の最大化を目指せ、とあります。
え?成長率1.5%ですけど、、、どうやってこれ以上あげるの??
と思いますが、まあ、日本のサラリーマンの場合はとにかく、
・上司にゴマする事
これしかないでしょうね。
平均給料は上がらないのは税金と非正規(働く人)の増加
日本人の平均可処分所得は30年くらい横ばいなのですが、これは、
・非正規社員の増加(というよりも女性の働く割合が増えた)
というのと
・社会保険税率や消費税率などの税金割合の増加
が要因です。
平均値で考えたときには、非正規の方が増えれば平均値は下がりますし、税率が上がれば可処分所得(手取り)は減ります。
ただし、ずっと正社員でいられた人ならば、私のように年間1.5%であってもちょっとづつ年収は増えているかもしれません。
平均値は平均値で、自分自身がどうか?というのはまた別問題ですね。
ちなみに、私は転職したので、転職で減少した分を取り戻すのに10年以上かかりましたけどね。。
年功序列文化で多少なりとも総支給額は増えている
ずっと正社員でいる人というのはじつは沢山います。
何かの記事で正社員の人数は変わらないけれど、女性が働きだしたため非正規社員の割合が増えた、というのが実態です。
ということは、なんだかんだで正社員で勤めている人はそれなりに居るってことです。
じゃあ、正社員がどうやって給料を上げるかというと、、
・年功序列で勝手に上がっていく
というのが日本企業の慣習ですから、、まあ、私のように年1.5%みたいなのが年功序列で上がっていく事に相当するのでしょう。
では、年功序列よりも大きな割合で給料を上げていくにはどうすればいいんでしょう。
さらに給料を上げるには評価されるしかないが、評価するのは一体誰か
勤め人で仕事で評価されるって一体どういう事でしょうか。
サラリーマンの場合は、評価する人っていうのは、
・上司および役員
だったりします。
営業の方であれば売上というわかりやすい指標がありますが、みんながみんな営業ではないですから、大多数の人が明確な評価指数がない、という事になります。(例えば事務員とかね)
さて、これらの明確な良い悪い指標がない場合は、上司や役員などの個人があなたを評価する、という事になるわけです。
評価されるには、評価者の意に沿う行動が一番大事
明確な指標がない場合は人間が人間を評価する事になるわけで、、この状態になんやかんやと無理やり数値をあてはめたりしようとはしてみますが、、結局一番良いのは、
・評価する人に気に入られる
という事以上に大事な事はありません。
自分に置き換えてみればわかると思いますが、自分のいう事を聞く、自分の意に沿う、自分の痒いところに手の届く人というのは、ものすご~く評価できるでしょう。
人が人を評価するというのはこういう事です。
簡単に言ってしまえば、
・とにかく評価する立場の人にすり寄って、その人の思い通りに動く
というのが一番評価される近道であるわけです。
自分の意見なんかは二の次、余計な感情は消し去るべし
相手の立場にたって、相手の意図を読む。
というのはある意味、自分の意見などは置いといてただひたすら上司の要望に応える事でもあります。
・・・となると、自分の意志などはどうでもいいわけです。
私は、、なんだかんだで頑固で我儘なところがあるから、今の上司とは反りは合いませんから、まあ、、評価は期待できないです、そりゃあそうです、だって、評価する人の意に反しているんですから。(だから成長率1.5%なんでしょうね・・)
ちなみに、評価者にゴマをする、というのは日本だけのお話ではなくて、全世界共通の出世の方法だそうです。。
努力の方向性を調整しましょう
中小企業の場合は、何か問題が起きない限りは役員などはなかなか変わらないですから、評価者がコロコロ変わる事はありません。
ということは、とにかく”役員”と”自分を評価する上司”に向いて、その人達の意に沿うような仕事をする事が一番評価される近道です。
どれだけ自分が成果を出している、と思っていても、評価者の思っている成果と方向性が違っていたら意味がありません。
自分を慕ってくれる人を無下にする人はいません、自分自身で考えれば、自分をおだててくれる人を無下にはしないでしょ?
給料を上げる、という目標についての努力の方向性を間違えないようにしましょう。
私は思いっきり間違っていますから、まあ、今の評価者が消えない限りは成長率1.5%が劇的に変わる事はないでしょう。
だから節約に舵を切っているんですけどね、、まあ、節約と同時に給料も上げられるのが理想なので、うまい事立ち回れるといいですね。
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