JB64ジムニーにロードバイク2台乗っけてフェリーとキャンプで北海道旅行

旅行

謎の修理履歴ありJB64ジムニーにロードバイク2台とキャンプ道具を乗っけて、、

北陸の片田舎から新潟~小樽の1泊フェリーに乗り、洞爺湖で2泊、函館~大間のフェリーに乗り、八戸の謎のシティホテルで1泊、その後根性で北陸まで運転して帰りました。

4泊5日、2人でかかった総額は約17万円、安いのか高いのかよくわかりませんが、とにかく今回の旅行で感じたのが、

・北海道は涼しい。。

・新しい車は快適だ。。

という事、

北海道の夏は昼こそ暑いですが夜は20℃程度なので快適に過ごせます。

車での移動はロードバイク2台乗っけるのもコツさえつかめば車内でガタガタ動かずに固定できるし、テントや食器を載せるスペースも確保できる。

夏の北海道サイコー、JB64ジムニー素晴らしい車です。

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JB64ジムニーにロードバイク2台乗っけて小樽まで移動

JB23ジムニーにロードバイク2台乗せられる事は確認済みでしたが、

今回は前回の失敗(ロードバイクがガチャガチャ動く・・)を教訓にして、輪行バッグなるものを導入しました。

バッグにロードバイクを載せて、2台をジムニーに乗せると、、

こんな感じでものすごく収まりよく乗っかります、キャンプ道具(テント、椅子、机、マット、寝袋)などを載せてもまだ余裕あり、輪行バックないにタイヤが収納できるのがかなり良好です。

ロードバイクガチャガチャ問題が解消できたところで、北陸の片田舎を出発です。

ちなみに、出航時間は12時ですが、90分前に来いとのことで、、、余裕をもって朝5時に出発です。。

新潟~小樽の新日本海フェリーはお盆は争奪戦

今回北海道へ行く方法は、北陸~新潟まで車で移動し、新潟港~小樽港へのフェリーに乗る(車も乗せる)方法をとりました。

なぜ新潟~小樽?かというと、

北陸の敦賀からもフェリーが出ているのですが、北海道(苫小牧)到着が20時などの夜になるため、使い勝手が悪いです。

一方で新潟~小樽だと到着が4:30なので、朝市などで朝食が食べられるしそのままどこかへ移動できるので最適です。

ということで、お盆にチケットを取ろうと、予約開始3か月前の当日に予約をしたら、、

・一番安いチケットはすでに売り切れ

という事態でした。

お盆のチケットはかなり争奪戦になるようです、、が、予約開始当日の朝であれば、2番目に安いチケットは問題なくとれるようです。

ちなみに、お盆は一番高い料金体系で、2番目に安いチケット(軽自動車1台、2人)で、

・約5万円

という料金でした、、この時点で飛行機の方が安い、、という現実があります、北海道に車を持っていくのはお金がかかります。。

出航時間の90分前に来てくださいは余裕見過ぎ

フェリーに乗る際にチケットにはお盆などの繁忙期は出航時間の90分前にチェックインを完了せよ、と記載があります。

が、これは余裕見過ぎです、海外などだと、時間過ぎたからダメ―って言われる可能性があるでしょうが、、30分前くらいに来ても問題なさそうな雰囲気満載でした。

ちなみに、車で乗る場合は、運転手だけが車にのり、同乗者は別でフェリーに乗り込みます。

さらに、スマホで乗船チケットのQRコードを表示できるのですが、、読取にくいとのことで、窓口でチケットを印刷してもらう事になるので事前に印刷して持っていくと手間が一つ解消できます。

90分前にやってきて、車でず~っと待って、フェリーに乗り込んで出発です。

フェリー内は意外と狭いが、寝る場所はカプセルホテルより快適

フェリー内は食事場所と温泉施設とちょっとした休憩スペース意外は全て宿泊スペースで、さほど広くはありません。

寝る場所はカプセルホテルよりちょっと広いくらいの場所で、私にとっては非常に快適な空間でした。

(明らかに富士山の山小屋よりかはマシです・・)

食事も食べられますが、さほど値段が高くないと思ったら、、

量が少ないんですね。。長距離フェリーに乗るときのコツは、

・事前に飲み物と食べ物を買いこんでいく

というのが大事なようです、実際に慣れていそうな人達は、カップめんやビールなどのお酒を大量に買い込んで場所を占領して宴会をしておりました。。

今回のフェリーには風呂がついていて、サウナもあります(残念ながら水風呂はない)、サウナから外が見えるのですが、、海を見ながらサウナに入れるのはなかなか感動的でした。。

フェリーというと揺れの心配をされる方も多いと思いますが、今回はさほど揺れませんでした。

相方がサウナで一緒になったベテランの方の情報によると、こんなに揺れないのは珍しいとのこと、冬などは立ってられない(冬の日本海はとんでもなく荒れる)ほどだとのことで、、冬は辞めた方がよさそうです。。

朝4時に起きて、、サウナ入ってビールのんだら眠気に襲われて8時頃に就寝、、、周りで子供が騒いでいましたが、5時間ほど運転もしていたので疲れ切って爆睡です。

小樽は朝4:30だろうが朝市は動いている

小樽港へは4:30に着くのですが、、、港は朝から動いています。

朝市は4:00から動いているので、、、食堂で海鮮丼を食う事ができます、私が行った時点で4組くらい待っていましたが、これでも空いているそうでした。。

小樽丼とやらでたしか2300円、ウニといくらですからうまいに決まっています。。

ということで、新潟~小樽のフェリーは時間帯が非常によいので、チケットは争奪戦になるようです。

洞爺湖周辺で遊ぶ

朝飯を食ったら今回の目的地である洞爺湖へ向かいます。

今回の目的は、

・洞爺湖でカヤックに乗る

・洞爺湖周辺をロードバイクで一周する

という事を目的としていますので、使命を遂行します。

洞爺湖でカヤック一人6000円

予約サイトなどは不明ですが、一人6000円でクリアカヌーというモノに乗れます。

クリアカヌーというのは透明のカヌーなので、湖の中が見れるというなかなか乙なアクティビティです。

当日は曇っていたのですが、カヌーにスマホをくっつけて写真を撮ると湖の中がきれいに映ります。

温かければ湖の中に飛び込めるのですが、、、ちょっと寒かったので私は辞めときました。

一緒にツアーに同行していた子供は飛び込んでましたが、、、レンタカーでずぶぬれになるとは、流石子供、自由です。

小さい魚などを網で取ったり、沖縄で体験したマングローブカヤックとは一味違った感じで楽しいひと時です。

宿泊は月の光キャンプ場、洞爺湖が一望できて最高のロケーション

カヤックを楽しんだ後は宿泊予定のキャンプ場に向かいます。

月の光キャンプ場という場所ですが、2人で1張2泊で6200円、安いですし、上記のように洞爺湖が一望できます。

他にもキャンプ場はいろいろあるのですが、洞爺湖が目の前に見えるのはこのキャンプ場くらいのものじゃないでしょうか、あまりサイト数も多くないので穴場かもしれません。

トイレはウォッシュレット付きですし、、快適です。

レイクヒルファーム~洞爺湖一周

カヤックインストラクターのお兄さんのおすすめでレイクヒルファームでジェラートを食います。

たしかにジェラートはうまいし羊蹄山は一望できるので最高なのですが、、レイク”ヒル”というだけあって、キャンプ場から200m以上登るので、、素人チャリにはつらい場所でした。。

ちなみに、あまりにも羊蹄山がカッコイイので、次の日は羊蹄山に登る事を決定です。

牧場への道はアップダウンがありますが、洞爺湖周りはさほど高低差がなくて快適に走れます。

それなりに映えそうな写真を撮って、、キャンプ場に帰って風呂に向かいます。

ちなみに、当日は28℃くらいありましたので、汗だくです。。

お盆は店がやっていない??のでマニアックな店へ突撃

洞爺湖温泉という場所があるので、温泉に入った後、カヤックお兄さんのおすすめのラーメン屋に向かうも休み、、、しょうがないのでその辺をブラブラすると営業しているお店を発見。

グーグルマップで調べても店が出てこないのですが、、、ジンギスカン定食ととんかつ定食を注文、、、こういうとこの食事というのは異常に上手かったりするから不思議です。

店の名前が思い出せない、、、

飯を食ったらキャンプ場に戻って爆睡、、いつもの通り家族連れの皆様が盛り上がっていて騒がしかったですが、疲れ切っていたので爆睡です。。

羊蹄山は登山素人にはかなりキツイ、ニセコは予約でいっぱい

洞爺湖に向かう途中にみた羊蹄山のかっこよさに惚れて、思い立って登る事に、サイトなどで調べると、

・登り5~6時間、下り4~5時間かかります

とあるが、、本土で上記のような記載がある場合は盛りすぎな場合が多いので、楽勝だろうと思って登り始めたらとんでもない目に合いました。。

登山道は人が一人通れるような場所が多数、特に整備されていない人の歩いた道をただひたすら登っていくストイックな方式です。

本土の100名山でこのようなストイックな場所に出会うのは稀なので、なかなか大変でした。

結局頂上までかかった時間は5時間、サイトの情報と同じ時間がかかったのは初めてです、、

一人だけコンバースのオールスターを履いて登っている人がいましたが、、基本的に我々よりも健脚な人達ばかりで、本州との違いを感じました。

北海道まできて山に登る、、相当な登山好きしか存在しない場所のようです。

ニセコでお盆にディナーするのは一苦労

羊蹄山からボロボロになりながら下山し、飯を食おうとニセコへ向かうも。。

・ディナーは予約でいっぱい

私はニセコという場所がどういう場所かわかっていなかったようです、、オシャレなイタリアンを片っ端から電話しましたが(5,6軒以上)、全て予約で満席、ディナー難民の誕生です。

しょうがないので、ニセコから離れて具知安(読み方不明・・)という場所まで移動してやっと飯にありつきました。

ニセコの街を走っていて思ったのが、、やたらと道路が広い事と駐車場が適当(線は消えてるし砂利が多い)ってことです。

これは冬は雪が積もってしまうから線引いたり舗装するのがムダだからでしょう、という事に気づかされます。

飯食った後はまたまた温泉に入ってスーパーで朝飯を買ってキャンプ場に戻って爆睡です。

今日は騒がしい若者がいましたが、羊蹄山登山で体がボロボロだったので何もきにならずに眠れました。。

洞爺湖~函館~大間~八戸への移動

やっと今回の旅行でゆっくりとキャンプ場で食事です、北海道の米を買って炊いて食ってボケーっとしていたらチェックアウトに向けて準備です。

ロードバイクをまた車に積み込んで、テントを撤収するときにはナメクジとダンゴムシの大群と格闘し、、洞爺湖の絶景からさよならです。

フェリーは函館~大間ですので函館へ移動しますが、、ここで素晴らしいお店を発見、

・ハッピーピエロ

というやたらと行列ができている店があるのですが、、これがまためちゃくちゃコスパが良いお店です。

肝心の飯の写真を撮るのをすっかり忘れましたが、函館へ行ったら必ず寄りたいお店です。

津軽海峡フェリーはスマホQRでもOK

北海道から本州への移動は津軽海峡フェリーの函館~大間を選択、2人で軽自動車1台でなんと

・10800円

という破格の値段でした、これはお得です。

check inは自動改札でスマホのQRをかざして完了、あとは車待機場所へ移動です、同乗者も車に乗ってフェリーに乗りこめるので楽ですね。

大間ではお盆の祭りをしていましたが、営業している寿司屋に行っていわゆる大間のマグロを食いました、これまた写真撮るの忘れましたが、なかなか美味です。

今回の旅行では4泊目の場所を何も考えていなかったので、大間に着いたのが夜ということもあり八戸まで移動してシティホテル(いわゆるラブホ)に泊まってみました。

たいして綺麗でもない場所でしたが、、宿泊で11550円、高いですね、これなら函館~青森の良い時間帯のフェリーしてキャンプした方がよさそうです。

最終日は根性で自宅まで帰る

さて、最終日は八戸から自宅までの約900kmを移動です。

モーニングは盛岡のナガハマコーヒーを食って、、昼飯は先代のよっちゃんラーメン(仮)で青いラーメンを食いました、、見た目はアレですが味はいけます。

さて、朝から夕方にかけて900kmを車で移動したわけですが、、今回はオンボロJB23ジムニーではなくて、比較的新しいJB64ジムニーでの移動です。

JB23ジムニーに比べてJB64ジムニーの快適なところ、、

今回の旅行での総走行距離は1900km、長距離を一人で運転したことでJB64ジムニーの良さが分かってきました。

短い距離ではたいして変わらん、、なんて思っていたのですが、とんでもありません。

JB64ジムニーはかなり快適でした。。

高速であまり揺れない

JB23では高速の段差でかなり左右に揺らされたのですが、JB64ではさほど揺れが目立ちませんでした、時速120km出しても怖くない、素晴らしい車です。

慣れるとオートクルーズ機能がめちゃくちゃ便利

JB64のXCグレードにはオートクルーズ機能が付いているのですが、、これが実はかなり楽です。

何が楽かというと、例えば100kmに設定したとすると、

・坂道で原則しない(車が勝手に加速して100kmを維持する)

・パトカーが突然現れても焦らない(100kmくらいだとつかまらないから)

というメリットがあります。

前の車を検知してブレーキを踏む、という機能は無いのですが、オートクルーズをオフにして再度ONにする、というような操作をすると上手くやればアクセル操作不要で手元のONOFFで速度を調整できます。

これが長距離になると疲れ具合に効いてきます、アクセル操作がなくなる事で疲れにくくなるのです。

オートクルーズ機能、、長距離移動される方はつけた方がよいですね。。

車内は静かだし隙間風もない・・

JB23はボロすぎて高速走るとうるさいですし、、足元には隙間風がふくので寒かったりします。

当然ながら2年落ちのJB23では上記のような不具合はないので快適です。。

助手席の相方も満足だったようです。。

てな感じで約900kmを一人で運転できるほどJB64ジムニーは快適な車に仕上がっております、ついでに、修理歴アリのワタクシの車も1900km走った結果まったく問題ありませんでした、お得な買い物だったようです。。

2人4泊5日、フェリーで車を持っていく北海道旅行の旅費は

てな感じで快適に旅行を楽しんだわけですが、節約家の私としては一体いくらかかったのかが気になるところです。

今回はお盆の旅行なので、ETCの割引が無かったり、フェリーやホテルはお盆料金ですからお高くなっています、ざっくりとした金額は。

・フェリー代(新潟~小樽、函館~大間、軽自動車1台2人乗船):約6万円

・高速/ガソリン代(自宅~新潟、北海道移動、大間~自宅):約5万円

・宿泊費(キャンプ場2泊と謎のシティホテル1泊):約2万円

・食事代その他:約4万円

ということで総額は約17万円となりました。

4泊5日の北海道旅行としては、まあこんなもんじゃないでしょうか、自分の車を持っていこうとするとフェリー代と移動費がほとんどの金額を占めるのはしょうがない事ですね。

さほど貧乏旅行とはなっていないですが、車で北海道に行きたい方はとにかく予約はお早めに、という感じですね。

次は屋久島にでも車に行きたいですが、、、これまた大変そうなので、、要検討です。。

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ミドフォーミニマリストの独り言

コメント

  1. chieeeeemi より:

    北海道いらっしゃいませ!!
    約半年ほど日々拝読しているブログで地元近郊がでてきてテンションあがってます。
    (倶知安はくっちゃんと読みます。)
    ちなみに羊蹄山を見て育ったはずなのに登山はしたことないです…。
    周りの町村によって山の見え方が違うので見比べるのもおすすめです!!

    • minimalistsawa minimalistsawa より:

      北海道最高でした~!今度は冬に行きたいです~(フェリーはかなり揺れるらしいので無理ですが・・)
      北海道の地名は難しい呼び方が多いので、、、羊蹄山も最初は何と呼ぶかわかりませんでした笑
      羊蹄山への登山は、事前にそれなりに鍛えないといけないので簡単にはおすすめできないですね。。
      小樽から洞爺湖へ向かう時の羊蹄山と、洞爺湖の南から見る姿でも様子が違ってかっこよかったです、
      元々予定していなかったですが、思いつきでも登れてよかったです!