激安中古車ユーザーが中古JB64ジムニーXCを170万かけて買った理由、修復歴アリも納得できればお得

私は30万で買ったJB23ジムニーに乗っておりますが、ついにJB64ジムニーを170万もかけて買ってしまいました。

激安中古車をやたらと勧める私がなぜ大金をかけて車を買ったのかというと、理由は複雑(?)に絡み合っています。

・ジムニーMTにアイドリングストップが追加された

・新車でセーフティサポート無しが選択できない

・現在の車は全てオートライトがついている

これらの事案を考えると、新車を購入する意欲が萎えてしまった、というのが中古車に大金をかけてしまった理由です。

大金を投入するには、自分を納得させる為に無理やり理由が必要です。。

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2022年7月のジムニーマイナーチェンジは個人的には改悪

2022年7月にジムニーはマイナーチェンジしました、変更点はざっくり言うと、

・MT車にアイドリングストップ追加(これによりカタログ燃費が若干上昇)

・全グレードにセーフティサポート追加(これによりXGモデルが約5万円上昇)

という内容です。

MT乗りならアイドリングストップは改悪のはずだ

スズキ車全体的な燃費向上のためか何だか知りませんが、、MTにアイドリングストップなんて追加された日にゃぁ、、これだけで新車を買わない理由としては十分です。

そもそも、アイドリングストップ自体が懐疑的な方も多いと思います。

止まる度にエンジンが止まるのはまあいいとして、そのあとの始動で何回セル回す気ですか?と思います。

自動車メーカーの事ですから、膨大な試験を繰り返してアイドリングストップ機構程度では寿命には影響しない事を確認しているはずですが、、、欧州などではアイドリングストップ機構を廃止しているモノもあるとか、、

燃費0.xxkm/Lの為に車の寿命に影響を与えそうな機構なんていらない。

MT乗りならなおさらでしょう、今回のマイナーチェンジはMTのジムニーを納車待ちしている人達に衝撃を与えたことでしょう。。

セーフティサポートは便利だけど、ジムニーには素が欲しい

自動ブレーキや斜線逸脱機能などは確かに安全には寄与するでしょうが、ずっと古い車に乗っていた人間には不要です。

しかし、これらの機能は法律という規制により全車に搭載されるようになってしまいました。

セーフティサポート搭載によりジムニーXGグレードは死にました。

日本車のグレードというのは変は制度で、車の動力性能はまったく変わらないのに、妙な付属品をいろいろとつける事で値段を上げていくという訳の分からない制度です。

そんな中、マイナーチェンジ前のXGグレードは、な~んにも付いてなくて男気のあるグレードでした。

ジムニーのMTが車体価格148万で買える、こんなお得な事は無かったのですが、残念ながらもう買えません。。

法律のおかげで、、ジムニーのMT、特にXGグレードは死んだわけです。

ちなみに、現在売られている新車は全てオートライト付きです、これも法律のおかげです、ライトくらい自分で点けるか点けないか決めたいですよね。。

XGグレードを中古で探すと、、新車より高いってどういうこっちゃ

新車でのジムニー購入は終わったということは、中古で探すしかありません、がしかし、検索してみると分かりますが、現在(2022年7月)のジムニーの中古車価格はおかしな事になっています。

ジムニーXG新車価格:155万

ジムニーXG中古価格:修復アリ170万(または180万などもある)

というような事態になっています、新車よりも中古車の方が高いんですよね。

これは、新車の納車遅延(1年半待ち)という状況で需要が高まった結果、中古車の価格が高騰しているわけです。

普段30万の車に乗る吝嗇家が、、新車よりも高い中古車を買うという選択肢は絶対にありません。

ということで中古でXGグレードを買うのは諦めました。

訳アリ掘り出しジムニー発見!!

私は元々今乗っているボロいJB23ジムニーを車検通して、次の2年間のうちに新車のジムニー、な~んにも付いていないXGグレードを納車待ちする予定でした。。

それが叶わなくなり、中古車はいつまでたっても高い、という状況では半分諦めていたのですが、マイナーチェンジの報道がされたその日、あまりの落胆から思わずGoo-netでジムニーを検索すると、、

掘り出しものが発見されました。

見た目はやたら青くて変な外観(グリルとバンパーは本来は黒い)ですが、走行距離0.3万km、年式は2021年というほぼ新車の状態にもかかわらず値段は、

・車体159万、総額169万(市場価格はXCグレードの場合は200万がザラ)

という値付けだったのです。

これは今の中古車市場価格からすると明らかにおかしい値付けです、ポイントは

・修復歴:アリ

ですね、さっそく電話すると、

「Aピラーを修復したようですね、バンパーなども傷付いたから全部塗装したんでしょう」

「どっかに落ちたんじゃないですかねぇ・・・」

というお話でした、、さて、これを聞いて170万だして車を買う気になれるでしょうか?

・・・私は上記の話を聞いた後10分ほど考えて、折り返し電話して買っちゃいました笑

修復歴アリというのは掘り出しモノを見つける可能性がある

修復歴はAピラーの修理、ということでしたが、これがジムニーにおいてどういう意味を持つかというと、たぶん、さほど影響はないのじゃないか、と私は判断しました。

というのも、ジムニーはラダーフレームという骨格の上に車体が乗っています、Aピラーの修理ということは、上の車体を直しただけにすぎません。

ラダーフレームが無傷なら、走行性能には影響ないだろう、というのがワタシの素人判断です。

実際に車を受け取って200kmほど高速道路含めて走行してみましたが、、特に異常は感じられませんでした(なんたって普段30万の車に乗っていろんな場所行ってる身なので・・)

修理歴と変な塗装で市場価格よりも30円以上安くなっているというのはかなりお買い得です。

もしかしたら、修復歴アリという車も、、激安中古車と同じでコスパが良いのじゃなかろうか、と感じます。

昔後ろからおかまを掘られて、バンパーを交換した事があります、見る人が見れば修復済みなのはちょっと歪んでいるからわかるそうですが、、走行性能にはまったく影響ありませんでした。

車は部品を変えるとよみがえる、

というのは実感としてありますが、大規模な修復でないのなら、修復歴アリは購入検討の余地ありだと感じました。

MTジムニー難民の皆さん、待つか、それとも中古を探すかはあなた次第

MTジムニーを納車待ちしている皆さんは、アイドリングストップ追加でキャンセルするのか、それとも我慢して乗るのかの選択に迫られていると思います。

私はアイドリングストップは絶対無しなので、新車は無しです、ついでに、オートライトも嫌いなので複合要因で新車はありえなくなりました。

じゃあ中古を探すか、となったときに今の暴騰した値段で買うのはさすがに厳しいですよね。

何か自分のなかで線を引くしかありません、その線が

・泣く泣くアイドリングストップを受け入れる

・新車価格よりも安ければ買う(そんなものは今はないですが)

・修復歴アリも視野に入れる

等々、自分がどこで納得できるかだと思います、あと何年経てば中古の値段が落ち着いてくるかわかりません、落ち着いてきた頃にはガソリン車がなくなった、、なんてことになったらもっと中古車の値段が上がるかもしれません、悩みは尽きないです。

170万を月1万で償却するには15年乗る必要がある

170万もかけて車を買うのは、まさに清水の舞台から飛び降りる心境ですが、、そんな中でも原点に戻って考えてみます。

私は月1万円で車代を償却したいと考えていますので、170万ということは、

170万÷12か月÷15年=0.94万/月

という計算になりますので、、今回のJB64ジムニーは15年乗る必要がある事になりました。

15年たったら2037年ですか、、その頃にはかなりガソリン車は減っている事でしょう、何時までガソリン車を作り続けてくれるかはわかりませんが、メーカーには変なマイナーチェンジで改悪せずに、ぜひとも楽しい車を作り続けてほしいものです。

なにか問題が出れば随時報告します

修復歴アリの車、、、本当に問題がないのかは、随時報告していきます。

なにかが壊れていた、何かの寿命がやたら短い、そもそも車検が・・・

なんて話があったら忘備録的にこのブログで報告していきます。。

とりあえず、JB23とJB64の比較はしてみました。

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コメント

  1. chieeeeemi より:

    現行ジムニー購入されたんですね!!
    長く使えそうですし、我が家のやリスクロスに比べてお買い得に見えるので羨ましいお買い物ですね。
    今後のジムニーライフのレビューも楽しみです!!

    • minimalistsawa minimalistsawa より:

      コメントありがとうございます!
      ヤリスクロスいいですね!最近のトヨタ車のカクカクデザインではなくて柔らかいフォルムでカッコイイですよね。

      私の購入したジムニーは謎の修復歴アリですから、今後何か問題がでれば都度記事にしていきます(結果お買い得じゃなかったりして・・・汗)
      直近は元々付いていたカーナビが古くBluetoothで音楽再生ができないので、それをどう解決するかを模索中です!