最近は漫画の数が異様に増えてしまって選択肢が多様になってしまった。
私の地域のツタヤなどは、異世界物という括りで棚を一つ占領してしまっている。
私は異世界物に興味がないのでこの棚の占領はなんとも残念であると同時に、最近の流行りの漫画を読む気力が無くなっている自分に気づく。
例えば鬼滅の刃
この漫画は今の私にとってはあまり面白い物ではなかった、がしかし、おそらく何十年も前の自分ならば大変面白く読んだに違いない、だって、昔あったBLEACHという漫画をたいそう面白く読んでいたのだから…
今はいわゆる単純なジャンプ漫画と呼ばれる物が楽しめなくなってきた傾向がある、学生の頃から読み続けているワンピースやはじめの一歩などはもう惰性で読み続けられるし面白く感じるが、今新しく読み始めるにはジャンプ漫画はちょっと気力が必要だ。
では今はどんな漫画が好きかというと、
九条の大罪
の様な社会風刺をした漫画がお好みになってしまった。
あとは、Amazonプライムで読めるバンチコミックスなどもお好みだ。
こんな感じのちょっとリアルなお話が好みで、ジャンプ漫画の様なファンタジーがお腹いっぱいになってしまったのだろう、ましてや異世界物などは論外だ。
ということで、最近はリアルな漫画が好きなんだ〜なんて相方に言ってみたら返ってきた言葉は、
「私はそういう漫画は読まない、だって現実離れしすぎだから」
とのこと、この言葉を聞いた直後は、ふーん、くらいだったが、寝て起きてみた時にはこの言葉は自分をあらわす重要な言葉であること気づいた。
というのも、九条の大罪では、半グレやら悪い人達が出てきて不幸な思いをする人が登場するわけだが、私は幸いにも九条の大罪に出てくるような思いはした事がないし、周りにそういう人がいるわけでもない。
だからこそ、相方も現実離れしている、と言うのもわかる。
そして、私がこれらの漫画を好きなのは、自分が安全な場所から大変な思いをしている人たちをバーチャルにみて安心しているのではないか?というとんでもない即面があるのではないかと考えついた。
相方は私が思いつかない事をよく考えている、言葉の中に暗に紛れ込ませて私の間違いを気づかせようとしたのだろうか?等と考えるのは私の考え過ぎではなかろうか。
これからは言い方を変えなければいけない、社会風刺漫画が好き、ではなくて、自分がもし落ちた時に気づける様に、大変な目にあったとしても立ち直る方法を学ぶために、というような気持ちで社会風刺漫画に向き合おうと思う。
…そんな私の相方が借りていた本は、
極主夫道
結婚アフロ田中
だった笑
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