コミュニケーションスキルの研修とは、、結局は経験値がモノを言う

勤め人

勤め先で県の機関主催の安い研修があるからといって行かされる事があるわけだが、これらの研修で思うことは一つ。

・一体私に何を望んでいると言うのか。。

というどうしようもない思いだけ。

今回の研修は、

部下のメンタルヘルスと部下をやる気にさせる言葉選び

と言った内容。。

この研修に、何の相談もなく申し込まれて行かされるとは、、、部下の精神がやられているというのか・・

まあそれはいいとして、研修の内容としては、大枠は

・人の考え方や捉え方は様々だから、その人にあったストレスマネジメントと語彙を使いましょう

という物だった。

人はそれぞれ、、そんなことは分かりきっているけれど、問題となるのはそれぞれの人がどのような人間なのか?を知らなければ、その後の対処は始まらない。

どうやってその人を知るか?ということは研修では伝えないわけだが、、、まあ、よく話を聞きなさい、ということなわけで・・・それができてたら苦労はせんわ!という感じだ。

人の感性や使っている言葉をよく見極める

これは人の和を尊ぶ人ならばよく周りを観察し、どのような人なのかを見極める事ができる、というのは、特に仲間内の関係性を重視する女性ならば当然の事として行っていることのようだ。

一方で男というのは、そんな緻密なことは普段何も考えていない、飲み会で話したことなどは次の日には忘れている、だって、内容なんぞ何もないからだ。

私も周りの人間の挙動をいちいち気にするタイプではないので、今回の研修を受けて思ったことは、

・このコミュニケーションスキルを自然に使いこなすには、一体何年かかるのよ・・

という絶望だった。

他にも腑に落ちないこともある。

そもそも、研修に申し込んだのは私ではなく上司だ、しかも何の相談もなしに、

金をかけて受ける研修には当然ながら成果が求められる、一体私に何を望んでいるというのか、

私は勤め人の仕事に全くやる気はない、そのことを直接申し込んだ上司には言っていないが、その上の上司には伝えている、そんな私に部下のメンタルマネジメントや言葉の使い方を気をつけろとはどういうことか。

思うに、こういう事となる

・お前がやる気がないのは勝手だが、部下や周りを不快にするのは困る

という事なのだ、、、金をかけてまでも周りを不快にするな、余計なことはするなということにつながるわけだ。

何という遠回しで陰気臭い仕打ちだろうか、まあ、私の考えすぎかもしれないが、捉えようによっては上記のようななかなか陰鬱な感想になってしまう。

とまあ、こんな感じで研修ひとつ行かせるについても、しっかり説明をする必要があるということだ、自分から望んで申し込むのならばほっとけばいいが、上司が部下に研修を進める場合は間違いなく、

・なぜこの研修を受けてきてほしいのか

ということを説明する必要があるということだ。

そして、コミュニケーションスキルというのは、、、一長一短では身につかないから、それを身につけるモチベーションが必要だ。。

今回の私の深読みによると、周りを不快にさせるな、ということだから、今回の難解なコミュニケーションスキルを身につける動機は、、

・和を尊べ

という事となる、それができたらもうやっている、という話で、いかに大人しく生きるか、いかに自分を殺すか、ということが重要になってくる。

そして、この大人しく従順に、黙っていう事を聞く、ということこそが、

・勤め人を安穏と過ごす最強のスキル

であるということだ、何ともつまらないスキルだが、これが勤め人という事なだけだ、そんなことはわかっているじゃないか・・・

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