住宅ローンを借りる時に気を付ける事

節約

住宅そのものを買う事自体があまりお勧めではないのですが、、

どうしても住宅ローンを借りる場合に気を付けるべき事を羅列しておきます。

一番大事なポイントは

・本当の月額支払い料金がいくらか?

・勤め人の場合はリストラされても払える金額か?

が大事です。

住宅ローンを借りる時に確認すること

広告などでよく見る、月々○○円台からといううたい文句はほぼ嘘ですので、実際の月々の支払金額をしっかり把握しましょう。

金利は固定か変動か

住宅ローンは金利の数値で最終的な支払い金額が変わります。

3000万円、35年、金利1%で借りると返済総額は約3557万円です。

3000万円、35年、金利2%で借りると返済総額は約4174万円です。

金利が1%違うと数百万円返済総額が変わる、ということがあり得るのです。

ですので、変動金利を選んで2年間0.5%、そのあとはいくらになるかわからない、や、

10年間優遇金利1%、10年後からは3%になる、というような金利の変動は必ず把握するようにしましょう。

ボーナス払いはやめておく

ローンの支払い時にはボーナス時に追加で支払うかを聞かれます。

この回答は、

・ボーナス払いはしません

の一択です、というのも、ボーナスは出るか出ないかわかったものではないからです。

会社はつぶれていないし、リストラされていないかもしれませんが、ボーナスに関しては簡単に出なくなります。

昨今であればコロナ渦の影響を受けている人もいるでしょう。

ボーナス払いはしない、一択です。

おうちの固定資産税がいくらかを把握しておく

物件を所有すると固定資産税という税金がかかります。

3000万ほどの家を建てたとしたら、確実に年間10万円以上の固定資産税がかかります。

毎月で割ると1万円を超える場合がほとんどです。

ですので、毎月のローンの支払い額に固定資産税も足して、合計として考えておきましょう。

マンションの場合は共益費や修繕積立費がいくらかを把握

マンションの場合は共益費や修繕積立費が毎月何万円とかかります。

ローン+固定資産税+共益費・修繕積立費

ともなるとかなりの金額が上乗せになるのでしっかりと確認しておきましょう。

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このようにまずは毎月の支払額がいくらなのか?というのをしっかりと把握しておかないとあとでハマります。

その毎月の支払金額、バイトで払えますか??

毎月の支払金額が把握できたならば、その金額が今の会社をリストラされても払い続ける事ができるかどうかを考えましょう。

会社をリストラされたからローンが支払えなくなって住宅を売却するはめになった、、、しかも、売却してもローンが残る・・・な~んてことが良く起こります、マジです。

こんなことにならない為にも、アルバイトでも払える金額かどうかを考えておきましょう。

月10万円以上 → 無理

月10万円以上の住宅ローン(+固定資産税等)がある場合はアルバイトではほぼ無理だと考えてください。

10万円以上稼ぐには、時給1000円だったとしても、100時間かかります。

人間月に200時間も働くとしんどいですから、アルバイトでは稼げても20万くらいです。

その20万のうち、10万をローンで払ったら残りは10万です、さて、生活できますか?

というお話です。

月6,7万くらいまでが現実的

上記の月20万バイトで稼げたならば、月7万の支払いであれば残りは13万です、これならなんとかなるでしょう。

せっかく買ったおうちを追い出されなくてもすむでしょう。

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このように、もしもの時を考えておかないと、、本当にローンが払えなくなって、売っても借金が残るっていう最悪の事態になりますので、月々の支払がアルバイトでも支払っていけるかどうかというのは結構大事です。

月6,7万のローンは総額どのくらい借りられるか

月7万くらいで抑えようとすると、固定資産税を考えると実質はローン自体は5~6万円程度です。

上記に計算した、

3000万、35年、1%の月々の支払額は、約85000円です。

固定資産税を入れると10万を超えるコースだからアウトです。

ではどのくらいが妥当かというと、

2000万、35年、1%の場合だと、約56000円です。

おうちの場合は固定資産税をいれて約7万円くらいだから問題ないでしょう、ただし、

マンションの場合は固定資産税+共益費・修繕積立費でおそらくは9万円ちかくになるか超えるくらいでしょう。

というように、借りられるからといって3000万も借金をすると後で苦労をするので、規模を小さくするか、頭金を素直に貯めるかをしっかり考える必要があります。

業者のいう事をうのみにせずに自分で調べましょう

自分の支払い能力がどの程度か、本当に月々かかる費用がどのくらいかは自分で決めましょう。

業者は言います、

「このくらいはみんな払ってますよ」

と、業者は売った後は知ったこっちゃないですから、その後離婚したりリストラにあって大変な事になったとしてもどうでもいいんです。

自分の身は自分で守る為にも、自分の基準は自分で決める、ということを肝に銘じて住宅ローンを借りましょう。

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