テレビがいるかいらないか問題に関して、言えることがあるとするなら、
・節約したいならテレビは捨てるべき
という考え方があります。
なぜかというと、テレビという機械は、
・商品をオススメする広告をたれ流す機械
と言えるからです、NHKはともかくとして、民放のテレビ局はスポンサーからの広告費で成り立っています。
スポンサー(広告主)の意向に沿ったこと、つまりは、スポンサーの商品を売るための障害になることは民法のテレビ局は流すことができません。
節約をするということは、余計なモノを買わない、ということです。
様々な新商品を宣伝してくるテレビを見るというのは、余計なものを買わない、ということの妨げになるわけですね。
テレビ局の収入源の一つはCMなどの広告費
NHKの収入源は受信料ですが、民法のテレビ局はテレビ番組の合間に流れるCMの枠を企業に売ったお金が主な収入源です。
例えば、パチンコの番組がテレビでやっているとしたら、CMはパチンコのCMばかりだと思います。
これは番組のCM枠をパチンコの企業が買い取って自社の商品を宣伝しているわけです。
他の番組のCMも同じようにそれぞれの企業が枠を買い取って宣伝をしているのです。
このように番組のCM枠を買い取っている企業のことをスポンサー企業と言います。
スポンサー企業の不利になることは言えない
スポンサー企業は当然ながらテレビ局にお金を払っているわけですから、番組の中でスポンサー企業の不利になることは言えません。
バラエティ番組などでペットボトルのラベルがぼかして消されているのを見たことがあると思います。
あれはスポンサー企業ではない会社のペットボトルが映っていたから消しているのです。
タレントさんが飲んでいる飲み物はファンにとっては真似したくなるものですから、飲み物ですら、広告の一つ、宣伝の一つとみなされているのです。
ドラマは宣伝だらけ
先ほどタレントさんの飲み物ですら宣伝の一つになると言いましたが、これはタレントさんのファンがたくさんいるから成り立ちます。
ドラマなどは、タレントさんの普段の生活を擬似的に流しているようなものです。
例えば、キムタクがドラマで着ていた服が一時期流行りましたが、これはドラマの中でキムタクというファンが多いタレントを使って、服を宣伝した、ということになります。
ドラマを見ているとなぜかiPhoneではなくAndroidスマホを使っていることを見かけます。
日本人なんてみんなiPhoneを使っているのになんで??と思うかもしれませんが、これもたとえばSONYが番組のスポンサーになっていたならば、SONYのスマホを使わないといけないからです。
このようにして、ドラマなどは、主人公が住む部屋のセットから身につけるものまで、ほぼ全てが広告であり、宣伝であると言えます。
その気はなくても影響されてしまう
テレビを見てしまうと、好きなタレントさんが使っているモノなら別に欲しくないと思っていても多少なりとも影響は受けてしまうのです。
だから、車のCMなどは色々なタレントさんが出てくるのです。
明らかに軽自動車のCMに出てくるタレントさんが普段軽自動車に乗っているわけがありません。
だけど、映像としてかっこよく・かわいく流されると、さもそのタレントさんが普段乗っている車のように見えてくるから不思議です。
このようにして、無駄な、新車というお高い車を買わせようというのが車のCMです。
テレビを見ているだけで、なんとなく流しているだけで、さまざまな宣伝の影響を知らない間に受けてしまうのです。
宣伝の影響を受けないようにするには、テレビを見なければ良い
では、様々な企業による宣伝の影響を受けない為にするにはどうすればいいかというと、
・テレビを見なければ良い
というわけです。
仕事が終わって家に帰ったらとりあえずテレビをつける、という習慣の人もいるでしょう。
この習慣は言い換えるなら、わざわざ必要のないものを欲しくなるように自分自身を洗脳する行為と同じです。
節約したいなら余計なものは買わない=余計なものを欲しくなるテレビを見ない
というのが正解です。
テレビのない生活が可能なのか
毎日テレビを見ている人にとってはテレビのない生活は考えられないでしょう。
ただ、人生において1度や2度はテレビのない生活をしたことがある人ならばわかるはずです。
あの時、テレビ見てなくても全く問題なかったな・・
ということを。
私の場合は、大学生の頃はテレビを全く見ない環境でしたが、なにも問題ありませんでした。
しかも、スマホがない時代で、ガラケーが出始めた頃の時です。
テレビがなくても、仲間と話したり、麻雀したり、ゲームをしたりして問題なく過ごしていました。
一度テレビを見ない生活をしてみるとわかります、別にテレビが必要ないことに。
テレビを手放して余計な物欲から解放されよう
テレビ番組というのはスポンサー企業の意向を取り入れますから、どうやっても商品の広告塔になります。
新しい商品の情報を浴びるから、好きなタレントさんの使っているものを見るから、新たな物欲が湧いてくるのです。
テレビを見ることをやめれば、無駄な宣伝・広告にさらされることがなくなります。
余計な物欲がなくなれば、余計な出費が減って、自然と節約につながります。
節約したいなら、まずテレビを手放す
これが大事です。
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