常日頃から思うことがあります。
農業をしている人達はなぜあんなにも健康なのか?
という事です、ただし、この疑問の答えは明白です、というのも、
・健康には適度は運動が必要
というのは常識ですから。
農業は、適度とは言い難いですが、明らかに運動を伴う作業です、毎日毎日体を動かしている農業従事者が健康なのは当然のことなのです。
ということは、趣味を農業にしたら、、、勝手に運動できて健康になれるってことですね。
身の不調は運動不足が原因の一つ
歳をとってくると若い頃と違って体調が悪くなってくるものですが、これは単純に歳をとったからと思っていませんか、
歳をとったところで健康な人は沢山いるわけですから、実際のところは、
・加齢による運動不足
が体調悪化の原因であることが多いです。
学生の頃は、なんだかんだで体を動かす機会がありますが、社会人になると会社と家の往復、休みは家でゴロゴロ、移動は車でほとんど歩かない。
という状態になって、全く運動をしない、というか、まともに歩きもしない状況になるわけです。
そうして、知らないうちに体が弱っていくのです。
歳をとっても元気な人達は歩いている
周りの歳をとっても元気な人達を見ると、やたらと歩いていないでしょうか、まあ、健康だから歩いているのかもしれませんが、、
昔、古い喫茶店で横に座った80歳の大先輩が言っておりました。
「毎日10キロ以上は歩いているからタバコ何本吸っても大丈夫や」
という訳の分からない理論をぶちまけて、チェーンスモーキングしながらもめちゃくちゃ元気そうにしていました。
他にも、トライアスロン等で体を鍛えている人達も、年齢の割にやたらと元気だったりもします。
一方でいつも体調悪そうにしている人や、腹が出ている人は普段何をしているかというと、全く運動をせずにゴロゴロしている、というのは非常にわかりやすい事例で、辺りを見渡すとすぐに該当する人がいると思います。
というわけで、健康のためには適度な運動が1番大事なわけです。
私も20代後半でやたらと体調不良になった時期がありました、その後、ランニングやウォーキングを始めたら、すっかり健康になってしまいました。
こんな単純なことなのかと驚いたものです。
農業で一石二鳥を狙う
運動が必要な事はわかりますが、ひたすらランニングをする事や、ひたすら歩き続ける事は人によってはつまらなくて続かない場合があります。
ならば、何かのメリットと掛け合わせればいいわけです、その方法が、
・農業をする
ということです、農業はまさに全身運動です。
畑や田んぼを歩き回るし、立ったり座ったりを繰り返すので足腰の運動にもなるし、作物や農機具を運ぶのは筋トレにもなります。
私の親などはいまだに農業をしていますが、どう考えても私よりもパワーありますし、亡くなったじいちゃんもチャリンコに乗りながらでかい丸太を運んでました。。。
パワーだけでなくバランス感覚も研ぎ澄まされていたわけです。
そして、野菜や米を育てるということは育った作物は食べる事ができますので、節約にもなるし、農作物を育てることは地球環境にも優しいですから、運動効果と合わせると、
一石三鳥
になるわけですね、素晴らしいですね。
都会の人はどうする
農業が素晴らしいとはいえ、都会の人は農業をする広大な土地は持っていないですね。
その場合はどうすればいいのでしょうか、、、ずっと都会にいたいのであれば、トレーニングジムなどに通うしかないですが、、
可能ならば、リタイヤする前あたりから移住の計画を検討するというのもアリでしょう。
田舎であれば広大な土地、ボロ家屋付きで500万くらいで売っている場所がたくさんありますし、住む場所も余っていますので安い家賃で住むことも可能です。
さらに山奥に行けば、高齢化により農業を続けられなくなった人達の田んぼや畑がかなり余っています。
それらの土地を借りて農作業をする事も可能です。
まあ、完全なる移住はハードルが高いかもしれませんが、元々田舎出身の人ならばイメージはしやすいでしょう。
農業は地球に優しい
とある映画によると、人間1人が摂取する量として肉と農作物を比べた場合、肉の方が圧倒的に大量の水や土地を必要とすることがわかっています。
肉を摂取するには、家畜を育てる広大な土地と、家畜に食べさせる大量の穀物と水、そして家畜が排出するメタンガスは地球温暖化の原因にもなります。
一方で農業では人間1人が生きていくには肉の何分の1という面積で賄えるし、当然ながらメタンガスは発生しません。
自分が食べる分を自給自足できたら、節約にもなるし地球にも優しい人間の出来上がりです。
ハードルは高いが、思わないことには何もならない
健康と節約、地球の為に農業をする。
今全く農業をしていない人からすれば夢物語でしょう、私にとっても同じです。
だけど思わないことには何も実現しません、ただ、思ったならば実現に近づいていくはずです。
田舎の土地付きの家を調べたり、実際に田舎へ遊びに行ってみたり、イメージが先です。
将来にわたってずっと同じ場所に住み続けるのか、それとも田舎の空気の良い自然に囲まれた場所で暮らすのか、先のイメージを考えて見るのも良いものです。
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