節約生活をつづけていても欲しい物はいくらでも浮かんできます。
スマホが勝手に電源落ちていたら新しいスマホに買い替えようかと思うし、スマートウォッチの充電をするたびに充電の不要な腕時計にしようかと考えます。
そんな時に私が行う方法は、
3つ以上の不要な理由を考えて、寝て起きても欲しいと思えるか?
という事を基準に考えます、寝て起きてから考えてみると、
今の物でも支障はないからいいか・・
というように最初の情熱は冷める場合がほとんどです。
思い立ったら不要な理由をいくつか考えて、寝てしまいましょう、そのうち熱は冷めます。
欲しい物を調べるのは楽しい
欲しい物ができたときは、その物について調べるのが楽しいものです。
例えば車が欲しいとしたならば、いろんな車のサイトやスペックを見比べたりして比較検討するのは楽しいものです。
ディーラーに行って現物を見て、試乗をしたりしたならば、そりゃあそのまま買ってしまいたくなるものです。
調べれば調べるほど、関われば関わるほど、自分自身に買う為の理由を付けて買う方向へ自分の考えを誘導するのが人間の心理というものです。
そこまでして欲しくなった物をあきらめる方法なんてあるんでしょうか。
今ある現状に目を向ける
いろんな欲しい物について考えてみましょう。
車が欲しい場合
車が欲しい場合は、車が無かったらどうかという事について考えてみましょう。
・単なる興味や憧れの場合は、今は車が無くても問題なく生きている現状に目を向けてみましょう、別に要らない事に気づくはずです。
・就職などで車で通勤する必要がある場合などは、車でしか通勤できない会社を選ばなければ車は必要ありません。
・何よりも、今ある貯蓄を使って車を買おうとしているならば、買わなければ貯めたお金が減らないという現実に目を向けてみましょう。
欲しい物が不要な理由や、現状でも特に生活に問題がない事を確認していくと、だんだん必要がない事に気が付いていきます。
引っ越しがしたい場合
もっと良い部屋(家賃の高い部屋)等に引っ越したい、などというときもいろいろ反論してみます。
・今の部屋でも問題なく生活できているんだから問題はない
・引っ越しをするには荷物を整理したりするのがものすごく手間だから大変
・引っ越し費用(敷金や礼金、引っ越し業者への費用)が膨大にかかる
といった、引っ越しをする事に対するデメリットを考えていくとだんだん引っ越しをしたい熱が下がってきて、
まあ、今のところでも問題ないからいいや
という気分になってきます。
ただし、私のようにミニマリストの場合は引っ越しは容易ですけどね・・・
ブランド品が欲しい場合
高い腕時計や高いブランドバッグなども同様です。
・時計?スマホで時間わかるし、チープカシオでも時間わかるわ
・バッグ?無印の3000円で問題ないや
・ブランド物で見た目だけ変えても、自分自身は変わってないんだから意味がない、中身を変えるのが先決
ブランド品というのは身に着ける事で気分が変わる場合もありますが、それは自信のない自分を外見を装うことで無理やり気分をあげているだけです。
外見を整えるのであれば別にブランド品である必要はありません、外見を気にするのは周りを気にしているということですから、普通の恰好をしていれば気にならなくなります。
・・・
なんにしろ、考えれば考えるほど、実は現状で物は足りている、という事がわかってくるわけです。
寝て起きて欲しくなければ不要ということ
欲しい物に対するいくつもの反論を考えた後は、さっさと寝てしまいましょう。
寝てる間も脳みそは記憶の整理をするために動き続けています、無意識化で起きている間の情報などを整理して脳みその中である程度の結論を出すために活動しているわけです。
欲しい物をあきらめたいのであれば、要らない理由を沢山挙げて寝て、脳みそに判断をゆだねてみましょう。
寝て起きた結果、
今あるもので問題ないか
と思えるのであれば、自分が納得したと判断しましょう。
一方で、まだ欲しい気持ちがあるのであれば、もう一度不要な理由を考えて寝る・・
というのを続けましょう、3日も続ければ欲しくなくなるでしょうし、それでもほしい物というのは必要な物なのでしょう。
考えれば考えるほど不要になる
新たな体験をするときにはあまり考えずにとりあえず始めてみる方が良いです。
考えれば考えるほど不安は増えていくので、新しい事に挑戦するときはさっさとやってみる事が大事です。
欲しい物をあきらめたいのであれば、その物を必要な理由ではなく、不要な理由を考え続ければ要らない事に気づきます。
逆に言えば必要な理由を考え続ければ、どうやって手に入れるかを考えていくものです。
諦めたいのか、それとも諦めたくないのか、結局それがほんとに欲しい物かどうかを決めるのは自分、というところに戻ってはくるのですが、、まあ、たいていの物はすでにそろっていて必要なかったりするのでよく考えてみる事です。
コメント