田舎であれば時給1000円で生きていけるはずだが・・

節約

世の中には将来に希望が持てなくて絶望している人達が溢れているらしい、私はたまたま正社員という身分になれたからのほほんと生きているけれど、苦しい暮らしをしている人の実情はというと、

・月総額15万で25日稼働、生きていくのにカツカツで将来に希望が持てません・・・

という人がいるそうだ、ん??総額15万で25日稼働??一日の就業時間が分かりませんが、仮に8時間で時給を計算してみましょう。

150000円÷25日÷8時間=750円/時給

となります、これはおかしな話です、私の住んでいるちょー田舎でも最低賃金は850円くらいです。

どういうことなのでしょうか、総額と手取りを間違えていないとするならば、上記の人はいわゆる、ブラック企業に勤めている、という事になるでしょう。

仕事内容も、就業時間も、総額か手取りか、賞与の有無も何もかも不明ですが、言える事はただ一つです。

・コンビニや牛丼屋でバイトしたほうが儲かるで

というお話です。。

冒頭の人の職業は不明ですが、月に25日も働いているのですから体は健康なはずです、仕事内容は不明ですが、コンビニはちょっと高度かもしれませんから牛丼屋で考えてみます。

牛丼屋の深夜の時給は今や1200円以上が普通ですから、もし月25日稼働で1日8時間勤務したとしたらどうなるかというと、

1200円×25日×8時間=24万円

です、総額24万ですから社会保障費を引くとおおよその手取りは19万くらいになります。

この時点で冒頭の人は仕事にこだわりがないなら、さっさと牛丼屋に転職した方がよい、ということになります。

そうじゃないんだ、将来が不安なんだ、ということであるならば、日本社会の現実を直視する必要があります。

もし非正規で冒頭の処遇ならば、さっさとやめてバイトした方がいいのは間違いありませんが、もし正社員だったとしたならば、それは日本企業の構造を理解する必要があります。

日本の会社はなんだかんだ言っても年功序列終身雇用がベースで、若い時は給料が安くて、歳をとらない限り給料は上がりません。

若いときは安い給料でただひたすら耐え、リストラされないようにただひたすら会社の奴隷として働き続けられれば、そのうち給料が上がっていく、というのが残念な現状です。

正社員としてならば上記の現実を素直に受け入れるしかありません。

非正規ならば、上記の事実をわかった上で正社員への就職活動をするしかありません、それができないなら、バイトで頑張れば手取り20万はいきます。

となったときに、正社員として奴隷制度に我慢するか、それなりに働いて手取り20万で頑張るか?という”選択”になります。

手取り20万じゃあ結婚も家も子供も育てられないよ

という不安はもちろんあるでしょうが、、、これに関しては、

・諦める

という戦略がまずあります、あきらめるのが嫌であれば、

・働いてくれるパートナーを根性で探す

という方法もあります、もし働いてくれるパートナーが見つかったならば、二人で40万の手取りです、かなりの金額ですよね。

子供に関してはちょっと考える必要はあるかもしれませんが、3人の子供を持つシングルマザーがパートで家族を養っている場合もありますから、やりようによっては何とかなるでしょう。

てなわけで、若いうちは正社員よりもバイトの方が優位性があったりします。

バイトや非正規で働き続けるのは安定性が無い、、という考え方はありますが、正社員であっても40歳になっても手取り20万だったり、50歳になっても手取り20万なんて最近はザラにあります、てゆうか私の今勤める会社もそんな人沢山います。

となれば、、定年でいきなり社会に放り出されるより、いろんなバイトを経験してどこでも働ける人間の方が、一つの会社で一つの仕事をしていた人よりよっぽど使い物になる、という考え方もあります。

バイトであれば定年はないですし、今後は少子高齢化で働き手が減りますからね、田舎には沢山バイトの募集が溢れています。

さらに、田舎の優位性は家賃が安い事です、上記の時給1250円というのは田舎でも同じです、一方で家賃はというと、ボロい部屋であれば1kで17000円!なんて部屋も存在します。

総額月15万だとしたら、手取りは12万程度でしょう、家賃が2万円以下なら、確実に生きていけます。

ということで、中途半場な都会で家賃に苦しんでいる人は、田舎に行けばある程度解決します、という戦略が見えてきます。

都会に住むから沢山お金が必要になるのであって、田舎であれば月12万もあれば生活自体は可能で、そもそも、深夜のバイトをしたなら手取り20万も可能です。

手取り20万もあれば貯金も可能です、今いる環境しかない、と思うと様々な制約があって絶望感に打ちひしがれるかもしれませんが、見方を変えれば、いろいろな選択肢があるってことが分かってきます。

都会で苦しんでいるなら、ちょっとした田舎へ行くのがおすすめですね。

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