久しぶりにサラリーマンの仕事を真面目にやってみるキャンペーンを実施してみている。
結果としてわかった事は、
1.帰宅後のビールがうまい
2.金曜日には気力体力が尽きている
3.会社の効率の悪さにイライラする
ということである。
1と2はまあいいとして、3についてはちょっと思うところがある。
会社の効率の悪さにイライラする原因は
冒頭に書いた
3.会社の効率の悪さにイライラする
と言うことについてだが、なぜこれを思ったかと言うと、
・なんでこんなムダな事をやらなきゃいけないのか?
と言うことが多々あるからである。
私が昔会社にブチ切れた仕事の一つに、
・穴を掘って、その穴をまた埋める
ような仕事があった事がある、具体的にいうと、私の勤め先は製造業なので、
作った物をまた分解して作り直し、そのモノをまた分解して作り直し・・
ということを4回ほど繰り返した事がある。
この時に私はブチ切れたわけだが、、まあ、それなりに理由があって4回も繰り返してはいるものの、もっと効率のいいやり方があるだろう?
というのが会社というものの現実だ。
テキトーに仕事をしていると効率の悪さは気にならない
会社というのは効率の悪い部分が多々ある、だけど、テキトーに仕事をしていると別にその効率の悪さは気にならない、なぜなら、
・テキトーにやっても給料には何も影響しないから
だ、効率が悪かろうが、テキトーにやって、休憩してても別に何のお咎めもないわけだ。
これを、真面目に仕事をしてみると、まったく見方が変わってくる。
・なんでこんなムダな事をやらなきゃいかんのか
・これはこっちの部署でやった方が効率がいいじゃないか
・全体最適でみたら一番大事なのはこういう事ではないだろう
ということが、山のように出てくる、というのも、仕事ってのは探せばなんぼでも出てくるが、なんぼでもできる仕事の中にももっと効率よくする方法ってのも、なんぼでもあるからだ。
そして、その非効率な仕事にイライラする、なぜなら、こちとら真面目に仕事をしているからだ。
イライラするのは真面目に仕事をしているから
サラリーマンをしながらイライラするのはなぜか、その原因の一つが、
・報われない事
にある、私としては報われない事はわかってはいるからいいのだが、報われないなりにも、ムダな事はやりたくないわけだ。
となると、ムダな事をやめようという思いがふつふつを湧き上がってくる、その結果どうなるかというと、
・めんどくさい事を言い出す
と言う状態になる、いろんな会社にもいるでしょう、こうやったらいい、ああやるべきだ、という事を声を大にしていう人が、あの人は、なぜあんなことを言うかと言うと、
・効率の悪さに辟易としているから
と言う側面がある。
声をあげないのはイライラしないから=真面目にしていないから?
いろいろと声をあげる人は、効率の悪さにイラ立ち、改善をしようとしている人だとしたならば、
だまって、言われた事だけをしている人達というのは、もしかしたら、真面目に仕事をしていない人達なのではないかと言える。
もちろん私もその一人で、テキトーにサボっている時は、会社には何の意見もない。
だけど、真面目に仕事をしてみたら思う、
・なんでこんな効率悪い事やってんねん、なんとかしようや
ということを。
さて、顧みるに会社の人達を眺めたとき、声を大にしてわめきちらす人というのはどのくらいいるだろうか?
多分2割くらいのもんでしょう、この2割の人達が、
・真面目に仕事をしている2:8理論の2の人達
というわけなのですね。
サボリーマン戦略としては、やはりやってるふりが一番
サボリーマン歴2,3年の私が久々に真面目に仕事をしてみて出した結論はやはり、
・サボリーマンとして生きていくには、やっているフリの演技力を磨くのが一番大事
ということですね。
会社なんてものは非効率の塊なんですから、真面目にやってもイライラするだけで健康に悪いだけ。
どうせ効率が良くなる事なんてないわけですから(上が変わらない限り会社なんぞは変わらん)
健やかに生きていくためには、サボリーマンとして、適度に仕事をするのが一番よいわけです。
都会の会社やブラック企業ならわかりませんが、田舎の中小企業であれば、ちょっと真面目に仕事をすればすぐ仕事をやってる風になれます。
だって、み~んなだま~って言われた事をやってるだけなんだから、真面目に仕事してないんですよ。
人生は健康が第一ですからね、うまい事生きていきましょう。
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