激安中古車の車検を通すかどうか問題は厳しい判断になる

私は24万円で買ったボロい激安中古車に乗っているのですが、そろそろ車検の時期になりました。

音もおかしいし、、怪しいとは思っていたのですが、いつもお世話になっている車屋さんに持って行ったところ。

「正直、車検通すのやめた方がいいね」

と死亡宣告を受けました・・

車検付きの激安中古車は魅力的ですが、2年後の車検を超えるハードルはかなり険しいということです。

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車検費用は15万円~

私のボロパジェロミニを車屋さんに持って行って、話をした瞬間でした、車屋さんが、

「マフラーいってるから直すの高いよ~」

開口一番これでした、見るまでもなく、音だけでアカンということが分かったそうです。

そのあと、車のしたを覗いてダメ押し、

「まだ乗る?辞めといたほうがいいよ~」

とのことでした。

というのも、マフラーの根本付近がやられているそうで、ごっそり交換するのに10万ほどかかること、

他にも交換する部品が多数ありそうで、車検費用は通常の軽自動車車検代5万程度+マフラーはじめ様々な交換部品で、合計15万円~、という事態となるそうでした。

無念です、車検が通ればまだ乗る気だったのですが・・せっかくETC付けたのに・・・

この車は車体価格24万円でしたから、車検に20万もかけるという選択肢はありません、残念ながらさよならです。。

中途半端な雪国は下回りの錆びに注意

私は北陸在住ですので、冬はそれなりに雪が降ります。

雪が降るというと事は、道路が凍結するということです。

道路が凍結するということは、凍結防止剤がまかれるということなのです。

この凍結防止剤というのが厄介なものなので、成分は塩化ナトリウムです、まあちょっとした塩みたいなもんですね。

塩なんで、当然鉄を錆びさせる要素になるわけです。

てなわけで、北陸育ちの車は冬になると道路に大量にまかれた凍結防止剤の餌食になるのです。

私の購入したパジェロミニも北陸で10年以上成長したもので、、そういえばボディにも錆を隠すためにテープが貼られてましたわ(笑)

ということで、凍結防止剤の餌食になり続けたパジェロミニは15年目の車検を簡単に通過する事ができない体になってしまったわけです。

ということは、北陸育ちの車は長期間の使用に耐えない可能性がある!ということですね。

激安中古車を買うときの注意点が追加された

以上により、北陸やその他雪の降る地域で育った車は下回りが凍結防止剤でやられている可能性が高いです。

そういえば、昔買った17年物のロードスターは大阪育ちだったので、特にトラブルなく乗る事ができました。

一方で、今乗っている北陸育ちの16年物のロードスターは、、何やらいろいろと怪しいところが満載です。

現車を見れない場合は、できるだけ雪の降らない地域の物件を購入する事が重要です。

遠隔で購入する場合でも、出品者に写真等を要求すれば送ってくれると思いますので、よくわかる人は下回りのチェックをされるべきです。

私はよくわかりませんので、、、できるだけ太平洋側の地域の物件を狙う事にしようと思います。

2年乗って終わりとなると、やはり20万円程度でねらうしかない

死亡宣告を受けたパジェロミニは車体価格24万円で購入しました、2年乗れば月1万円で償却したことになります。

やはり、車は最低でも月1万くらいで償却するのが限界なのかもしれません。

アルトやフィットのような楽しくないどうでもよい車であれば、月1万円の償却費は切ってくるでしょうが、、それなりにこだわりのある車だと月1万の壁は高そうです。

新車で考えてみても、

車体価格240万の車であれば、12か月×20=240か月ですから、月1万円で償却しようとおもうと、20年も乗らなければなりません。

同じ車に20年乗るのは、、さすがに特殊な車じゃない限り無理でしょう。

となると車検付きの激安中古車の場合は、車体価格24万円程度が限度であるといえます。

24万となると、、ある程度のこだわりは捨てないといけません。

車屋さんは言っていました。

「数万の車を買って、直していく、という方法もあるよ」

ということを、5万で買って、20万かけてなおせば25万で買ったことになります。

こういう方法もあるのですが、それにしてもこだわりのある車はなかなか数万円では買えないのが現状です。

激安中古車、良い選択肢だと信じていたのですが、やっぱり車検は超えられないということで、もう少し戦略を考えなければいけませんね。

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