私が所有するボロ区分マンションの1室を知人が見る機会がありました。
知人は部屋に入るなり、あれやこれやと注文を付けてくるのです。
その指摘は非常に的を得ていて、正しい指摘ばかりでした。。
私もわかってはいたことをズバズバと指摘されて、困ったな、と思っていたのですが、ふと思いました。
”指摘されたけど、指摘されたことを私は直すのだろうか?”
ということを。
言われた事はごもっともで直した方がよい事ばかりでした(カーテンが布はあかんやろ、とかね)。
要するにわかってはいたけど直す気がなかったわけで、直す気がない事を指摘されても困ってしまったのです。
この性質を、頑固というのか、人の言う事を聞かない、というのか、、私には素直さが足りないのです。
相談をするとは素直に人の意見を聞き入れる準備ができている事?
私は相談をすることがあまりありません、というのも、相談をするということは、改善点を指摘してもらって直す、ということが前提にあると思っているからです。
ですから、最初っからいう事を聞く気がないときには相談をしないのです、だって、相談された側もアドバイスをしたけど、相手が何も変える気がないとつまらないと思うからです。
そのあたりはボロマンションの気になる点を指摘しまくった知人も私の事がよくわかっていて、、
「どうせなんもしないんでしょ」
的なスタンスでダメ出しをしていました、そんな知人もあまり人に相談をしなくて、人の言う事を聞かないので、相談をしてもムダ、と考えているタイプの人間です。
お互いに相談しない自分たちの事を思うときに気づきました。
気軽に相談できる人って羨ましいな、ということに。
気軽に相談できる人は素直
周りにいないでしょうか、なんでも気軽に相談できるタイプの人が、気軽に相談できる人は、なにかアドバイスをすると、素直にアドバイスを実践してよりよ~くなっていきます。
そうなのです、なんでも相談する人って素直で人の意見を聞き入れる事ができる柔軟な人なのです。
人の意見をよく聞ける人は、とある事で私に経験があって教える事があったとしても、あっという間に私の事など追い抜いていきます。
そんな姿を見ながら、羨ましいな~と思うのですが、その裏には、単純な自分の欠点があるだけな事に気づくんです。
私が頑固で、頭の固い人間だということですね。
頭が固いのは高齢者だけじゃない
老人になると、柔軟性がなくて頭が固いおっさんやじいちゃんが増える、なんて話はよく聞きます。
私はアラフォーなので、頭の固いおっさんの部類に入るので、まあ、そういう事か、、とも思うのですが、ふと思い返してみると、
私は昔から相談をあまりしないし、人の言う事を聞かないタイプでした。
ということは、、歳をとったから頭が固くなるんじゃなくて、もともとそういう柔軟性のない人もいる、というのが真実のようです。
普段私は、柔軟な振りをしていただけで、実は頭の固いおっさんであり、昔から頑固だったわけです。
どうやって直せばいいのか?まずは素直に言う事を聞いてみよう
では、どうやって柔軟な脳みそを手に入れればいいのかは、正直私にはわかりません。
できる事といえば、ボロ区分マンションで指摘されまくったことをまずは一つ一つ改善していこうかと思います。
カーテンを変えたり、傾いている戸棚を直したり、、改善していくことで結果が伴えば、人の言う事を聞くといいことがある、などということが実感できるかもしれません。
大人になると、なかなか細かい事を指摘してくれる人はいなくなります、だって、叱ったり、不満点を伝えるのは非常に疲れる事だからです。
やはり人間素直さが一番大事です、知人からのいたって正当な指摘を、素直に聞き入れる事から始めてみます。
アラフォーでも変われるはずです、素直になりましょ。
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